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ミミとアタマと魂と(スピリット)

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hakusan2008

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Dec 14, 2013
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カテゴリ:ADHD
  1.3.生活ツール
    1.3.1.生活ツールの活用で忘れ物を防げ!
      ADHD/ADD当事者はワーキングメモリが人より少ないのが原因とも言われていますが、それでも他の補助機能的な道具で補うことは可能です。
        (1)メモをとることは恥じゃない
        (2)無地帳、付箋紙のチカラ
        (3)カレンダーにおおざっぱな予定を書く
        (4)スケジュール帳は日記帳として使え
        (5)携帯電話のスケジュール機能で予定の忘れ事防止
        (6) 【学生向け】 プリント類はパンチャーとバインダーを活用、書類はフォルダーに
        (7) 【社会人向け】 書類整理棚で書類を目的別に分ける
        (8)不要な書類はシュレッダーに
        (9)忘れないための3つのふりかえり
        (10)究極の忘れ物防止対策は物を減らす!

      
    1.3.2.
      例によって箇条書きの解説をします。伝え聞いた予定・内容の忘れ、書類の紛失は大幅に防げるでしょう
        (1)社会人はメモをとることが大事です。状況場合にもよりますが、メモをとることを推奨している職場すらあります。新人には仕事を覚えてもらう以上先輩からの説明もあります。そのときは覚えていても数日経つと忘れてしまうことが多々あります。そうなると上司や先輩から「何を聞いていたんだ!」って怒られ気を悪くされ、教え甲斐のない後輩と烙印を押されることも多々あります。何回も聞いて恥を晒すよりは1回で済ませられる方法をとる事の方が、周囲も仕事を覚えようと努力してると納得してもらえる部分もあります。ADHD/ADD当事者の人にありがちですが書きっ放しにしないことです。
        (2)メモをとるときは胸ポケットにしまえるサイズをお勧めします。そしてできるだけなら無地のメモ帳がいいです。胸ポケットからペンとメモ帳を即座に取り出せるなら、会話中でもメモをとることができるからです。メモ帳は無地をお勧めします。掛線があると几帳面な人はその行に丁寧に書こうとし、ストレスを感じるばかりか、書くスピードも無意識のうちに落としてしまいます。自分の作業机がいつも確保されているならコルクボードと押しピンを用意するのもありです。ポケットサイズのメモ帳を剥がせるなら、言伝したい人に渡せますし、メモ内容を机に立てかけたコルクボードと押しピンで目につく位置に止めておいたほうが予定を忘れにくいでしょう。
        (3)カレンダーに書くのは大雑把な予定のほうがいいです。例えば主婦ならゴミ出し、主婦どうしの集会の場所でも充分です。大事なのはカレンダーはパッと見て予定を思い出すためのツールであるべきことです。
        (4)年末年始に発売されている日記タイプのスケジュール帳ですが、使い方によってはこれはこれで使えるツールでもあります。これはどちらかというよりも「今日は△△をした」「今日は○○円の□□を買った」「××は◎◎の店で取り扱っている。営業は21時まで、休店は木曜日」「○○は△△の部屋の□□の棚の中にあった」など過去の知識を活用するという感じです。
 これは、あの予定はいつしてたのかもう済ませてあったのか、お金をいくら使ったのかなど思い出したくても思い出せない記憶、せっかく店に行ったのに店がしまってたなど残念な思いを解消することにあります。
 よく私はしまい場所を忘れてしまう、探しても探し物がなかなか出ないのが悩みでしたが、母はどういうわけかしまい場所をきちんと知っているのです(さすがに高齢になると弱くなってしまいましたが)。
        (5)意外と盲点なのか携帯電話やスマートフォンのスケジュール機能です。落としたりすると他人に中身を見られるので予定を書きたくない気持ちも分かりますが、予定を忘れてしまうADHDな人にとっては切実な問題でもあります。しかたがないので詳細は書かずに大雑把な予定だけでも書きましょう。時間が来たらアラームでお知らせしてくれるバイブ機能を有効活用することが大事です。そしてポケットに入れておきましょう。落としてしまうのは服の素材にも大きく影響しています。Gパンをはくと経験上携帯財布は落としにくいです。逆につるつるのナイロン素地ややわらかい素地の服は落としやすいです
        (6)これは私の経験なのですが、ADHD/ADDの特徴に書類をなくしやすいのがあります。あるいは持ってくるのを忘れて隣のクラスメートに見せてもらっていた。学生の時こんな経験はありませんか?授業時に配布される資料プリントを穴を開けても先生に咎められるものでなければ、プリント類は26穴式パンチャーに穴を開けて、26穴バインダーにルーズリーフと一緒に管理するのもありです。26式パンチャーはルーズリーフの穴と共通なので授業時に忘れてしまう心配はありません。安くても2000円ぐらいしますが、家に置ける大きさですし、忘れ物を防げると思えばADHD当事者にとっては安い買い物です。書類は100円ショップで売っているフォルダーを用意して入れてしまいましょう。私の場合、大学時代はこれで管理してADHD当事者なのに授業における忘れ物はほぼ0になりました。これだけは自慢できます。
        (7)書類整理棚はこれですね。ADHD当事者が机仕事をしていたらまず必要でしょう。数日中に必要な書類ならここにしまいます。用途別、重要度別、自分でルールを決めて書類を分けます。ADHD当事者で一番やってはいけないのは机の引き出しに緊急度も目的別も整理せずいっしょくたにしてしまうことです。後で必要になってどこにしまったかわからなくなり、慌てることになります。現在家でも領収書や保証書の区別に使っています。領収書でもときに必要な事があり、探せばたいていここから出てきてくれます。書類整理棚の使うメリットは探す作業を最小にすませることが大事です。書類は机に積み重ねないことが大事ですね。すぐに必要でない書類は収納BOXに入れましょう。よくテレビドラマでてくる書類押収で出てくる収納BOXです。
        (8)ADHD/ADD当事者の困った特性として、「物が捨てられない」ということが挙げられます。いつか使うかもしれない、という気持ちも理解できますが、期限を決めて使った実績がない書類はチェックの上で思い切って捨てましょう。だいたい3年ぐらい一度も使ったことのないあまり重要でない書類はチェックの上捨ててもいいと思いますよ(ただし契約書・保証書はその限りではありません)。一番安いシュレッダーで2,500円なので、1台だけあればこれも安い買い物です。ADHD/ADD当事者にとって整理するだけでなく、必要なければ捨てることもまた大事なのです。
        (9)さて作業部屋での物なくしは大幅に軽減できますが、今度は移動中の忘れ物です。傘は晴れると意識しなくなっちゃいますのでよくあるのですが、傘は買えば済めますが、財布・携帯電話をなくすと住所録やクレジットカードなど大事なものが一緒に入ってたりするので精神的に落ち込みます。さらに重要な書類の入ったカバンを電車の網棚に置き忘れると始末書だけでは済みません。最悪クビになり人生を棒に振ることもありえます。そこでは防ぐためを当たり前ですが3つの秘策を教えます。
            1.席を立つときは後ろを振り返る
            2.部屋から出るときはふりかえる
            3.交通手段を使って移動中の時は駅と降りるときに振り返る

これをやらない間はADHD/ADD当事者はおそらく忘れ物で失敗するでしょう。部屋から出るときは店の人が預かってくれる場合もありますが、最悪置引きの被害にも遭う可能性があります。3.は本人にとっては重大インシデントの部類に入っちゃいます。鉄道はその路線の主要駅で管理してくれる場合もありますが、バス地下鉄は1ヶ所でしか管理してない場合も多く、営業所まで忘れ物をとりにいく労力も大きいです。混んでいるときの網棚に置くのが楽かもしれませんが、ADHD/ADD当事者が疲れているときは脳の働きが低下しているので持ち物のチェックの意識が働きません。忘れ物の元です。ADHD/ADD当事者は必ず手元に持ちましょう。
            4.移動中の持ち物は最小限に
 意外な盲点として移動中の持ち物を最小限にする努力が必要です。とくにバス、電車での移動は体力の消耗を伴いますので、大きい物、重たいものを持っていると体力を消耗し、脳が疲れて小さい持ち物に注意がいかなくなります。傘、財布、携帯電話などはその例でしょうね。買い物以外の持ち物はできるだけ最小限にしましょう。
        (10)さて色々言って来ましたが、これも最終章の予定です。持ち物を整理するのも良いのですが、自室に物を溜め込んでいくとそれでも物がどこにしまわれているかわからなくなります。これが私の今の悩みです。原因はおそらく物を使った後に脳が疲れてしまってその場にほったらかすか、しまうことを意識できずにしまってしまうことが原因かと思われます。なので
            1.道具のしまい場所を決めてしまうこと
が大事です。1回決めてしまえばしまい場所の失念はある程度防げるでしょう。
そしてもっと根本的な原因があります。それは
            2.持ち物をたくさん作らないこと
生身の人間ができることにも限りはあります。それが体力であり記憶力です。ここでは記憶力での話になります。AS(アスペルガー症候群)含むADHD/ADD当事者は何かを極めようとすると特定の物でいっぱいになります。それが本であり、調理道具であり、あるいは特定の電気製品かもしれません。それが部屋でいっぱいになります。そういう類の物は大事にする傾向があるので自分で整理されている方もいらっしゃると思いますが、それ以外の物は無関心になりがちなのであまり整理されないのです。
 また人間でも持ち物がどこにあるか記憶するのに限界があります。こういう場合収納部屋を用意すればいいのでしょうか?仕事ができてお金に余裕がある人にはそれが可能かもしれませんが、金に余裕がない人、若い人だとそうはいきません。せいぜい自分の部屋が精一杯でしょう。そういう場合、収納棚または収納箱を用意して区別するといいでしょう。でも一番大事なのは
            3.持ち物をたくさん作らないこと
大事なので二度言いました。シリーズものは揃えてしまう部分がありますが、物にあふれて何がどこにあるのかわからなくて探す労力が発生してしまうくらいなら、必要なものでない物だけ捨ててしまう勇気が必要です。(9)の4.はそれが端的に反映される例です。





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Last updated  Dec 14, 2013 08:01:18 PM


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