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神月の兵法４　人を戒めるとき

人を戒めるときは自らの身を戒めると思え。厳しさを人に求めるのならば自身にも厳しくあれ。（２００３年11月4日　明鏡止水心詠より抜粋）人への対処法の一つです。通常の生活の中で「これは・・・しちゃいかんでしょ？」とか思うことをする人がいますよね。そんな時「そんなことしてはいけないよ！」「しっかり責任持ちなさい！」とか言っちゃいたくなりませんか？しかし、この言葉。言った後言われた本人がちゃんと聞いてるのかどうかは、言った人の通常の生活態度におおきく影響されてしまいます。他人に対して注意したことを自分がその人と同じ失敗をしてしまったら意味がありません。つまり、確実に自分ができている、失敗はしていない、やればできるもの、そのことに関して何も誰からも非をさされないことが条件です。「人のふり見て我がふり直せ」という言葉がありますが、それがこの「人を戒めるとき」と似ています。ただ時間の感覚が違うだけで、前者は物事が起きてからその後の事。また、第三者の位置づけであること。後者は物事が起きる前からの積み重ねである事。そして、そのことの関係者の真っ只中にいるという事です。まあ、実際、「自分ができてないのに人の事ばかり言うなよ」って思いますよね。ちゃんと自分ができていないとものすごい攻撃を受けてしまう結果になるのです。「厳しさを人に求めれば」ですが、これは規律正しさや責任感などに繋がります。厳しさはただ怖いとかそういった意味合いのものでなく、時間厳守や規律厳守、法律厳守など武道的な厳しさをここでは指します。「ちゃんと責任持ってよ！」と、言われても言った本人が時間にルーズであれば「貴方こそいつもの自分を見直したら？」といわれてしまうのです。しかし、現代そんな面と向かって言う人は少ないですよね。実際には「いいよいいよ。どうせあのひとだって責任感のかけらさえないんだから」と影で行動されてしまいます。しかも、状態はさらに悪化する傾向になるでしょう。そして、「自分にも厳しさを」とありますが、厳しすぎてもダメなのです。「人を戒めるとき」で紹介したとおり日ごろの自分の生活から厳しさを持って生活しなければなりませんし、何よりも無理な厳しさを相手に求める事は人間的によくない事です。そして、生活している環境にもよりますが、現代の若者たちにこの厳しさを昔の道場レベルで当てると効果が皆無です。つまり、生活環境に合わせた厳しさを設定し、場合によって柔軟に対処していかなければいけないのです。厳しさは、下手をすると未来への芽を踏みにじってしまいます。もし、それがまっすぐ育つ芽であったならば傷ついた双葉で必死に生き抜いても曲がったり、花がくずれたりしてしまうのです。いわゆる「不良」ができてしまうのです（不良の人たちは根はまっすぐ素直な方々です）まあ、ずっと温室育ちってのもどうかとは思いますが温室でも窓を明ける事はありますし、夏場は40度以上になりますからね・・・（意味無し）とにかく、それにあった厳しさを選び取って当たってくださいという事です。選び取れる能力がある人は必然的に相当な人物になってしまいますがね・・・今からでも遅くないです、ゆっくり目指してみませんか？・・・なんだか今日の解説はまとまりが無くて読みにくいきがします・・・（汗）私もまだまだこの分野は勉強中であります（結構いろんな分野で意味合いが違ってたりするので・・・しかも社会問題にもなってますからね）生き生きした人生を送るには自分に厳しくあれ！！

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