日本人補習学校での書道は無事終了、その足でAさんと蚤の市(loppmarknad(ロップマルクナッド))へと向かいました
。ここスウェーデンでは週末になると、あちこちで蚤の市が開かれています。
本日の目的は、Royal Copenhagenのイヤープレート。目的物を探しているときに、ふとRörstland(ロシュトランド)社のイヤープレートが目に留まりました。私の大好きな画家Carl Larsson(カール・ラーション)が描いたプレートです
。しかも私の生まれ年のがあったのです。Rörstlandはスウェーデンで古くから続く陶器会社です。私は陶器もガラスも好きですが、メーカーや作品にはさっぱり疎いです。この素敵な出会いにすっかり感激し、そのお店にあったRörstlandのイヤープレート3点全てと、Royal Copenhagenのイヤープレート2点を、なんと計140SEK(≒2250円)で購入
。
続いてヨーテボリの古い町並みハーガ地区へと足を伸ばしました。ここハーガはノスタルジーを感じる古さと新しさが融合した、大好きな場所です。ここで、Aさんが1年越しで探してきたRoyal Copenhagenのイヤープレート1978年を発見
。私は義姉の生まれ年を50SEK(≒800円)で購入しました。
とてもいい買い物ができたね
、と喜びもつかの間、突然「ガチャーン
」と聞きたくない音が・・・。なんと、紙袋の底が破れてしまったのです。確かに紙袋は古かったのですが、私が油断していました。教会で買った文庫本を思わず入れてしまったことも反省要因として考えられます。あっという間に3点(私の生まれ年を含む)と別れることになりました。もう一度探す楽しみが増えた、と思いなさい、と自分を励ましましたが、それにしても悲しい
。
Aさんと別れてから、気を取り直して6年前の同僚3人との待ち合わせ場所へと向かいました。3人とももう以前とは違う場所に住んでおり、違う学校で働いています。うち2人は現在育児休暇中。一番仲良くしていたNは当時はまだよき出会いを探していましたが、今や結婚して2児の母です
。もうすぐ10ヶ月になるかわいい女の子を連れてきてくれました
。そして予定日を過ぎた、大きなお腹を抱えた彼女の妹も一緒に来てくれました。久々の再会で、それぞれの環境の変化に時の流れを感じるものの、とても懐かしく楽しいひと時を過ごしました。おかげで大事なプレートを割った傷もだいぶ癒されました
今日はジェットコースターのように山あり谷ありの一日でした。今日の教訓は、割れ物は抱えて歩く、もしくは袋を持参する、です
。
幸いにも生き残った3点はこんな感じです
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