酒と着物と息子と映画

予定通り　午後から船場の居内商店さんへ。
今日のお天気は　単で出かけるにはぴったりでした。＜着姿は下の方

実は　今週より土曜のみ実店舗営業だったそうですが、
無理言って　最初に問い合わせたとおり今日伺わせてもらえました。

気になっていた　へちま襟のコートを羽織らせてもらい＜軽かったし、可愛かったです！
６オンスのデニム着物と、綿麻デニムの黒も触らせてもらって

お願いしていた千鳥格子のウール着物を数種類見せてもらって。
通年通してよく出る柄らしく　私のサイズは格子のサイズ中か極小のみ。
こげ茶の格子大を見たけれど、中が一番良い感じだったのかも。
持っていった作り帯いくつかとも相性が良かったのは黒のほう。
ウールの千鳥格子中を分けていただきました
あとは　ハロウィン用にコウモリ刺繍の半襟と。

お店の雰囲気は・・・・・事務所って感じ
売るためのディスプレイは　棚卸のため雑多になってて、
でも、その間から見える　かわいい半幅帯や足袋、爪革に目を奪われつつ
スタッフの方もとても感じよくて、また遊びに行かせて貰おうと思いました。

途中　風呂敷包みもった男性が来られて、スタッフより反物を預かって出て行って。
あぁ～　オーダー商品の御仕立てなんだろうな・・・なんて思って、
船場が繊維の街で　問屋街だと実感しました。

その後　スタッフの方に教えていただいた　面白い柄の生地を扱うお店を目指し
７号館から５号館に向かうのですが、途中　呉服屋さんも何軒もあって。

ん？セール？？？なになに・・・？
カラー半襟刺繍付き　２００円。
正絹帯締め　５００円。
ウールの着尺　３５０円。
結城紬着尺　７５０円。
着ていった木綿着物と同じ柄の草履　１２００円。
安い！もちろんお買い上げ～
３５０円の反物だったら　まさしく和裁デビューにぴったりじゃん

来月　お得意様セールがあるそうな。案内を見ると激安。
良いものがあれば　買って帰ってフリマに出品するかも。

若旦那かな？肌が綺麗だとか　着物がステキだとか　店の自慢やらなんやかや。
嫌いなタイプだったので(なんじゃそりゃ)　邪険に扱う。
それでも白いものを見せようと言い出す若旦那。(偉い！)
なんでも　人間国宝を断った作家さんの琉球紅型の着物。上代￥９４０，０００ー
わたし＞で、いくらになるの？
若旦那＞お安くしますよ～(電卓を叩いた後、見せてくれる)　￥２３０，０００ー
わたし＞安いって人それぞれやけど、ゼロ一個多いわ！
若旦那＞月々一万円から　ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
わたし＞ローンはきらい！息子のお迎えあるし　また来ます～


その先の呉服屋さんでは　オープンセール。
正絹のプレタ小紋や紬が１９８００円～。
紬の帯で　六通で切りばめになった物が54000円だったのは素敵だったなー。
ステキな縞の紬があったけど、今は洗えるのが一番！とやんわりお断り。
応対してくださった　着付け教室の先生されてるお姉さん(十分年配の方です)が
すごくステキに着物を着てらして、お襦袢もこっそり可愛い鈴の柄で
お話していてもすごく楽しかったので　また覗きに行くつもり。

今日は師匠に言われるカワイイを意識したコーディネート。
何処のお店でも　子供がいるというとびっくりされた。
若作り過ぎ？　それとも　商売トークか？





皆お揃いのＨＬ木綿着物に　丸に兎の西陣帯。
帯締め帯揚げは　お月見意識してお月様色にしてみました。
近くで見ないとよくわからないけど　
いっちょこまえにウサギさんのお目目が赤くてキュート


その後　ようやく目的の生地屋さんに到着して、帯用の生地を3枚購入。
浅草きもの市さんのハロウィン柄の帯と同じ生地もあった・・・
でも、まぁいいや！私のもイケてるって！

大きなお寿司の柄の生地も気になったけど、さすがにやめといた(笑)
だって　その横に　トロ　とか　ウニ　とかって書いてるんだもん。
浅草きもの市さんの帯と同柄の足袋を居内さんでも扱っているようですよ！

息子が好きな着物姿だけど　さすがに今日はそそくさと着替えてお迎えに。
夕食後　群ようこ女子の「きものが欲しい！」を読んでいると
息子が横から　「このお着物　僕好きー」と言う
適当かと思っていたが、他の写真でも的確に私のツボを押さえている。
ポップな感じの結城紬と　可愛い格子の紬。
ためしに　「きものであそぼ　vol.2」に掲載されていた素敵な江戸紅型の
超可愛いハーフの女の子を見せてみるが　さっきの本を見たがる。

たまに帯選びで悩んだときは　息子に選んでもらっているが・・・

子供のファッションセンスは母親が作る　と以前から考えているが
既に私のセンスが息子に継承されたのか･･･？
高校生くらいになって　だっさい汚い男にはなって欲しくないものだが。。。

今後もたまに試してみることにしよう