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都会的恋愛小説家「浜本龍蔵」が徒然なるままに・・・
恋愛は悩むからハッピーエンドが素敵に思えるんです。 でも悩むと苦しい。 「男は何を考えているのか?」 それは女性の永遠テーマです。 その難しい質問に恋愛小説家が、小説家の切り口でお答えします。 「火曜日に落ちる雨たちへ」浜本龍蔵著(東洋出版)絶賛発売中!!!
テーマ:恋愛について
カテゴリ:カテゴリ未分類
今回は恋愛小説家らしく、ちょっとロマンチックに。
その人と初めてキスする瞬間というのは、ホント「トキメキ」ますね。それは恐らく何歳になっても変わらないと思います。初めてキスするときの場所とかシチュエーションも大切なキーワードかも。 でも若い時は全然余裕がなかったですね。キスよりもただただエッチがしたかった時期がありました。女性にはわかりづらいと思うのですが、20歳前後の男というのは、恐ろしいくらいに性欲に満ち溢れていて、恐ろしいくらい節操がないです。 でも歳を取れば取るほど、男と女のちょっとした妙技のようなものが少しずつわかるようになってくる。つまり「キス」とは一回してしまえば、後は同じということ。 最初にキスする瞬間までのときめきは、キスした瞬間に終わってしまうということ。 なぜにこのようなことを感じたかというと、昨日のお話です。実は友達に連れられてミナミのロシアンパブに行って来ました。「エリザベス・ハーレー」という女優さんをご存知でしょうか。僕はひそかに世界で一番美しい女だと崇拝している女優さんです。(ちなみに「悪いことしましょ」という映画の彼女が最高です) なんと昨夜、そのエリザベス・ハーレーにそっくりなハバロフスク出身のロシア美女がいるではありませんか。僕はすぐに指名して横に座らせて、年甲斐もなくエリザベス・ハーレーに対する思いを彼女に説明して、君が似ているのだと力説しだした。 店の中は、ショータイムが終わってチークタイムになった。僕は速攻彼女を誘いました。あぁ、まるで夢のようでした。ボーイズトゥメンの甘いバラードに身を寄せ合ってエリザベス・ハーレーとおどるチークダンス。本気でこのまま時間よ止まれと思いました。そして2曲目になった時、彼女は顔を僕に近づけて、「あなたの言うことを信じます」と言いました。彼女は僕の唇の超至近距離まで自分の唇を近づけてきた。 ちょっと首を振るだけで間違いなく触れてしまう距離だ。そしてふたりは黙って見つめ合っていたのである。まるで映画の世界でした。その時僕は思いました。ここで唇を合わしちゃいけない-と。そして「この極限の距離のまま、決して触れないのがいいのである」-と心の中で叫んでいた。 夜中に家に帰り、ベッドの中で余韻に浸っている時、初めてキスする瞬間のときめきを感じたのでした。みなさん、ときめきを大切にしましょう。 ロシアンパブは夢の館。あぁ、また行きたいなぁ。男って本当にバカです、はい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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