やっと暗闇から帰還しました
思い起こせば昨年の3月下旬。コロナウィルスの影響で原油の需要がどんどん減って、原油先物の価格がなんと20ドル近くまで下がって行きました。ここまで下がったのなら原油先物ETFを購入し、目標とする利益が出そうなタイミングで売却しようと軽い気持ちで原油先物ETFを購入してしまいました。約2週間で良いカンジで原油先物価格は上がって行き、僕の購入したETFもこのタイミングで売却すれば30万円以上の利益が出る状態になっていました。ここで売却すれば良かったのですがつい欲張ってしまい、もう少し上がるまで売却を待つことにしました。そこから原油先物価格はゆっくり20ドル近くまで下がって行きました。そして期近限月の先物価格があろうことかマイナスに...当然僕の購入したETFの価格は滝のように落ちて行きました。購入価格の4割程度になってしまいました。ETF側もロールオーバー時(期近を売って期先を買う買い替え時)に期近より期先の価格が高い場合の価格差(コンタンゴ)がかなり大きくなってしまい運用資産を減らすことになりました。そんなETFの価格が上がるはずも無く、自分の欲深さを反省していました。最悪はETFの上場廃止・償還ってことになるので、運用ルールも変更され毎日開示されるETFの総資産額に注意するようにしていました。塩漬け生活が続きましたが原油先物価格もゆっくり上昇、ETF価格はその勢いに追随することはありませんでしたが更にゆっくり上昇していきました。原油先物価格も60ドルを超えるところまで来たので、欲張らずに本日塩漬けにしていたETFをすべて売却しました。若干ですがプラスになりました。暗闇からやっと生還出来て良かったです。投資はギャンブルではないと思っていますが、良く分からないものを買う場合はしっかり学習してからにしようと改めて思うのでした。