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俳優、妻夫木聡と女優の深津絵里が7月4日スタートのフジテレビ系“月9”ドラマ「スローダンス(仮題)」(月後9:00)に主演する。 数々の主演ドラマをヒットさせてきた2人だが、意外にも“月9”は初主演。 「東京ラブストーリー」「ロングバケーション」で知られる永山耕三氏の演出が、2人の夏の恋を盛り上げる。 昨年は、韓国ドラマ「冬のソナタ」や映画「世界の中心で、愛をさけぶ」など“純愛ブーム”が席巻したが、今度の月9は“楽しい恋”がコンセプト。 「今、ラブストーリーにおいて、恋愛は苦しいものになってしまった。障害、貧富の差、国籍の違いなど苦しいことばかり」という同局の高井一郎プロデューサーは、演出の永山氏と企画を練る中で「“恋って楽しいものなんだ”ということを気負うことなくシンプルに描き、どこにでもいそうな2人のリアルな、でもキラキラした新しいラブストーリーを楽しんでもらえたら」と、夏らしい爽やかさと心地よさをもったドラマの制作を決めたという。 「スローダンス」の主人公は、等身大で親近感がわくキャラクター設定。 まず、妻夫木が演じる芹沢理一(りいち)は、映画監督を目指していたが普通に就職してしまった青年、夢を捨てきれず迷っている。 一方の深津はアパレルメーカーの路面店店長・牧野衣咲、曲がったことが大嫌いで、仕事はできるが恋はからきしダメという女性。 登場人物が不幸な境遇だったり、運命に翻弄されるというパターンが主流のドラマ界で、新鮮な印象をふりまきそう。 妻夫木は、これまで“月9”枠では「オーバータイム」「できちゃった結婚」「ランチの女王」などに出演。 一方の深津は、同局で「カバチタレ」「踊る大捜査線」などヒットドラマに出演してきた。 だが、2人とも“恋愛ドラマの王道”を行く月9では、これが初の主演となる。 5月下旬予定のクランクインを前に妻夫木は「ごくあたり前の日常の中にいる、ごくあたり前の男性の視点を通じて、恋するって素敵じゃないか、ということを、シンプルにストレートに演じてみたい」とやる気に燃え、深津も「楽しい夏のドラマになるよう頑張りたい」とコメントを寄せた。 ★ ストーリー 芹沢理一(妻夫木聡)はいつも通うコーヒーショップで飲み物を注文するが、口をつけると中身が違う。 クレームをつけにレジに行くと、長蛇の列から「ちゃんと並びなさいよ!」と女の声が。 それが牧野衣咲(深津絵里)との出会いだった。 2人は理一が勤務する自動車教習所で教官と教習生として再会。 脚本は、大塚愛主演のDVD映画「東京フレンズ」などを手がけた衛藤凛氏。 (サンケイスポーツ 記事参考) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.19 23:03:58
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