また出た!今度は405万円!
昨年夏に札幌開催のレースを対象に先行発売され、秋から全国発売がスタートした3連単で、23日の小倉競馬で、JRA史上最高配当が飛び出した。小倉9R(芝1800メートル、16頭立て)、レースは12番人気の(2)メイショウオオナミが逃げる展開、直線で脚をためていた15番人気の(1)メジロシルエットが馬群を割って抜け出し、同じ位置にいた8番人気の(4)トーワライアンも猛追。結局(1)メジロ→(4)トーワ→(2)メイショウの順でゴール。3連単(1)(4)(2)は405万530円で、昨年11月20日の東京競馬10Rで出た285万7,890円を軽く更新するJRA最高配当となった。 16頭立ての3連単の組み合わせは3,360通りで、今回の組み合わせは2,316番人気、159万1,671票中、的中票数は29票だった。あいにく小倉競馬場では的中者がいなかったが、電話投票でわずかフォーメーション8通りで的中させたのは、福島県在住の男性。 買い目は1着欄に(1)と(9)、2着欄に(4)(3)、3着欄に(10)(2)。一見、何の脈絡もない数字の羅列だが、実は1943年10月20日という男性の生年月日を組み合わせたものだった。最後の(2)は、20がないからという。新聞も見ずに、数字だけで買った馬券が400万円余り「競馬の神様は見捨てなかった」とこの男性はしみじみと話していた。ちなみに、3,360通り、すべてに投票があり、最低人気は3連単(13)→(1)→(15)、(13)→(15)→(1)の2通りで、ともに1票。もしこのどちらかの組み合わせが的中していれば、払い戻しは1億1,746万5,320円だったとか。予想は競馬の大きな楽しみだが、超ド級の配当を狙うなら、自分のラッキーナンバーなどを根気よく買い続けることなのかも。(サンケイスポーツ 記事参考)