テーマ:大河ドラマ『龍馬伝』(491)
カテゴリ:龍馬伝
前回11月14日 福岡の 「龍馬伝 46 ‘土佐の大勝負' 」 の視聴率 20.8%・・ほらぁ、がっつり向き合えばいいんだよ。面白けりゃ見るって。 裏に世界バレーがあったとしてもな。 ちなみにこの週のその他の福岡の気になるドラマ視聴率 鬼渡・・19.2% フリーター・・18.7% 相棒・・15.9% 地方によって人気ドラマにも差があるからね
‘弥太郎伝 47'「わしは龍馬を信じたがや(悔しいけんど)」
大政奉還となれば、もう戦の為の銃など要らない。 小曾根もお慶も海援隊も龍馬を信じ切ってるのが気に喰わないが 龍馬は必ずそれを成し遂げるだろうとやはり内心では信じた弥太郎。 青い月を見据えながら ‘明日の内に全部の銃を売ってしまうぞ’ ‘何が何でも売るじゃが~ええかい全部じゃぞ~’
そして大政奉還が成った後、 龍馬を信じた一方で、 大事を成し遂げた彼に対し ‘負けたぁ負けたぁまた負けじゃぁ~’ 悔し涙が止まらない・・・ そんな弥太郎だからこの一年、愛すべき僻みキャラ?として目が離せなかったわけで。 しかしこの先どんなに勝負を付けたくても、龍馬は別の世界へ行っちまうわけで。 そんな消化不良分を三菱創業への情熱に転換させたってことで・・スピンオフ・・ダメ? 弥太郎とも次回が最後。本当に寂しくなるがや・・・
第47回 「大政奉還」
た、大政奉還を端折ったァァ( ̄□ ̄;)!?
まさかね~まさか‘大政奉還’でここまで盛り下がるとは自分的にはね。 もんの凄いカタルシスを期待してたわけじゃないけれど・・ 龍馬暗殺以外は‘龍馬伝的には’大政奉還でさえ後日談程度のものだったのだろうか? だってさ 弥太郎が大政奉還しちゃったんだぜ(笑) いや、誤解のないように。 つまり、ナレーションで大政奉還を済ましちゃったってことで。 ってことは、弥太郎が大政奉還ってことで・・・違うか?(ジャイアンの方程式?(笑))
前回の象二郎に続き、田中哲司さん演ずる慶喜公の快・怪演を期待していただけに 勿体ない・・の一言に尽きる。 このスタッフって、場面に龍馬が出てなけりゃどんな大事であろうが 超光速ですっ飛ばすんだな? 慶喜公の苦悩と幕府側のオタオタぶりが濃密に描かれるものと思っていたら 屋根に寝転んで星を見上げて呑気にしてる龍馬達の方によっぽど時間割いてないか?
それでも少しは見応えあったのは後藤象二郎と徳川慶喜の対決があったからこそ。 今回も青木さん演じる象二郎の熱演に助けられてる(今回も主役賞進呈) 青木崇高・・これからも要注目、楽しみな役者さんだ。
それに比べ龍馬はと言うと、いつものワンパターンの‘単独乗り込みお目通り’で かっこよくセリフをキメてるって感じだが、そこに命を賭してる必死さ、凄みがない。 石橋蓮司の永井玄蕃頭がいい味出してるのにな~
批判的に龍馬を見るクセがついちゃって、本当はとっても良かったとか言う? だったら陳謝だけど、どうよ?
あ、でも象二郎に宛てたあの書簡の文面だけは良かったな。 もし慶喜公が大政奉還を拒んだら、すぐに海援隊を呼び寄せ ‘‘慶喜公を斬る’’ってな。 後藤様もどうかそのお覚悟っで!って、龍馬の決死の覚悟が唯一伝わって来た場面。 それを読む象二郎の表情がこれまたイイ! だがここだけ。ここの場面でしか龍馬の覚悟が感じとれない。
結果オーライのお気楽龍馬。 幕府終焉のその先を案ずる勝。 確かに龍馬が目指したのは上下の身分のない自由な世の中だったのだろうし 武士だって働きゃいいわけで、言ってしまえば ‘そんなことはどうでもいい’ でも本当に先々まで考えてたのか? 大政奉還終わったら、家族と仲間で世界一周を本気で考えてたろ? 勝の言葉で ‘後が大事じゃ’ って今更何だそれ?? あ~そうか、 こういうキャラとして描いて来たからここで勝先生が必要だったんじゃな。 グダグダで終わらないよう、勝に語らせたわけだ。納得。
揺ぎ無いのはこの点のみ。 主人公=正義=龍馬 ・・・の図式。
龍馬以外は薩摩も、長州も、新撰組も、徳川幕府も、土佐藩も みんなみんな悪者ポジ。 ‘坂本さんを生かしちょったのは間違いでごわした’ by 西郷 大久保利ミッチー、眼光だけで龍馬暗殺しそうじゃが。 あの象二郎だって次回はひょっとして悪者にされるかもよ~?(いやそりゃないよな) 恐るべし龍馬伝・・・
「新しい・・新しい日本の夜明けぜよ~~~!」 お逝きなさい、日本の夜明けと共に・・
注:クドイようですが、自分は坂本龍馬のファンであります
かしわ飯+地味なおかず・・おかずも奮発しようぜぃ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[龍馬伝] カテゴリの最新記事
|
|