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テーマ:プリザーブドフラワー(651)
カテゴリ:プリザーブドフラワー
ブログを初めて以来、 「プリザーブドフラワーってなに?」 というご質問をたまに受けます。 「プリザーブドフラワー」は、私が初めてその存在を知った、 約10年前に比べますと、だいぶ認知もされておりますし、進化もしていますが、 まだ、ご存じない方、「名前だけはなんとなく・・・・」という方も多いかと思います。 本日はプリザーブドフラワーについて、 私なりのご説明をさせていただきたいと思います。 ☆その前に・・・ポチッと応援よろしくお願いします☆ ![]() にほんブログ村 【プリザーブドフラワー】とは? 生花に特殊加工した、長期間楽しめるお花です。 生花のような風合いと、生花には存在しない色や、鮮やかさが魅力。 とてもデリケートなお花です。 日々のお手入れ、水やりは不要です。 寿命としては、数ヶ月~数年もちます。 【プリザーブドフラワー】利点 水をあげる必要がなく、お手入れも簡単。 生花の持ち込み禁止のお見舞いや、お花が保たない時期のお花贈りにもオススメできます。 また、お手入れが困難な方へのお花贈りにもお勧めです。 長持ちしますので、自分でブーケを作りたい花嫁様にも、都合に合わせてご準備いただけます。 生花に比べ、軽いので、挙式当日、ブーケを持つ手に負担になりません。 また、生花と違い、花粉アレルギーの心配もないのが魅力の一つです。 【プリザーブドフラワー】欠点 生花に比べると、高価な花です。そのため、アレンジのボリュームは生花には劣ります。 お花の種類は、やはり生花に比べると少ないです。 【プリザーブドフラワー】注意点 非常にデリケートなお花です。少し手荒く扱いますと、花びらが欠けたり、ひび割れたりします。 直射日光・ほこりは、痛み、色あせの原因になります。 布などに長時間接したままにしておくと、色移りすることがあります。 【プリザーブドフラワー】その歴史 フランスのヴェルモント社が、大学との10年にわたる研究の末、1991年に発表。 ヨーロッパの花業界に広まりました。 日本では、2000年頃から、徐々に広まってきました。 余談ですが、私もその頃、プリザーブドフラワーを知り、ちょうど兄の結婚式があったので、 その時にブーケをプリザで制作しましたが、 当時のプリザーブドは、色も少なく、かなり粗悪なもので、 「これは使えるシロモノじゃない・・・・・ ![]() ![]() と、思ったのを覚えています。 その数年後、婚礼専門の花屋に勤め、再びプリザーブドと巡り逢ったとき、 その、格段の質の向上に驚かされました。 プリザーブドフラワーは、現在も驚異的なスピードで、進化し続けています。 できれば、価格は向上せずに、お手頃価格になってもらえるとうれしいのですが・・・・・(/_;) 【プリザーブドフラワー】誰もが気になる日持ちについて プリザーブドフラワーの寿命に関してはかなりの誤解があります。 驚いた話しがあるのですが、当店にでアレンジをお買い上げいただいたお客様が、 ご自分のご結婚式で、7~8万円もする高価なプリザのブーケをオーダーしたそうですが、 その理由が、オーダー先のお花屋さんに 「プリザーブドは、一生持ちますよ ![]() と、云われたので、思い切ってオーダーしたんだそうです。 それを聞いてびっくり ![]() プロのお花屋さんが、そんなことを云うなんて・・・。知っててか、本当に知らなかったのか・・・ ![]() プリザーブドフラワーには、寿命があります。 その寿命は、数ヶ月から、10年以上。 保存状態によって、かなりの違いがでてきます。 日本は湿度が高いので、10年以上持たせるのは、かなりの好条件が必要となります。 長く持たせる為には、湿度の低い場所に飾る。 ケースに入れる。 エアコンの風などを直接当てない。 直射日光を避ける。 などの注意が必要になります。(そんなに面倒に考えることはないんですが・・・・) それと、もう一つ。これは私の考えですが、 プリザーブドを制作しているメーカーによっても、 寿命の違いがでてくると思います。 いまや、プリザーブドを制作しているメーカーもかなりの数に上りますし、安価なものも出てきていますが、 どうしても、その金額の違いは、質にも出て来るかな・・・・と思っています。 私が好んで仕入れをしている、フロールエバー社のプリザーブドは、質も一級ですが、 価格も負けていないので、涙がでます ![]() 最近では、国産のプリザーブドの質も、すごく向上してきました。 そちらも、多く仕入れをしています。 また、最近は自分で作れるプリザーブドフラワー液が普及しはじめています。 製品は主に薔薇のプリザーブドフラワーが主体ですが、 作製液があればオリジナルの花が作れる上に好きな色が染められます。 私も、数年前に作ってみましたが、技術的には製品のレベルにはまだまだ達しません。 こちらも、研究がすすめば、おもしろいかもしれませんね。 脱線しましたが、寿命について、私が思うこと・・・・それは、 「花は、寿命があるからこそ美しい」 あくまで、私の考えなんですけど・・・・。 本当に寿命の短い生花も、美しいと思います。 ただ、生花の寿命は短すぎる為に、科学の発達で、花弁の鮮やかさは生きた花と比べても遜色のない プリザーブドが生れました。 それでも、お花にはいつか必ず寿命が来る・・・・・。 だからこそ・・・・花には宝石のような価値が生れるのではないかと思います・・・・m(_ _)m ![]() プリザーブドブーケのオーダーも【花処 花の庵】で ![]() たくさんのお客様に喜んでいただいております ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 4, 2010 11:33:34 PM
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