[小児科・皮膚科での治療暦]の記事一覧 | 何もしないアトピー治療　脱ステロイド、脱保湿　　　　　　　　　　　　　　～息子の幼児湿疹～

脱保湿64日目　Ａ皮膚科

夏のことなんですが、どうしてもアゴの周りの湿疹が治らなかったのでＡ皮膚科に連れて行ったときのお話です。その頃食べないながらも離乳食をあげ始めていた頃で、アゴの広範囲が湿疹でガサガサでした。少し引いたり、またひどくなったりの繰り返し。Ａ皮膚科ではこのように指導されました。1　お肌に優しい服をきさせてあげてください。2　よだれはまめにぬぐってあげてください。3　ご飯食べる前などワセリンを塗ってよだれから保護してあげてください。　それからワセリンで拭くという感じで使ってください。4　これから夏なので、荒れている場所も石鹸できちんと洗ってあげてください。　そうしないと飛び火になります。5　お風呂から上がったら乾燥している場所にはワセリンを塗ってあげてください。　でも、べたつくので全身にはそれ程塗らなくていいです。6　キンダベートは弱い薬なので副作用心配しなくて大丈夫です。この先生一人の患者さんに丁寧で結構話を聞いてくれたので当時はなかなかよい先生と思ったのですが、荒れている場所も石鹸でってどうなのかなぁ？当時はそう言われて頑張って石鹸つかっていたのですが、息子の症状は変わらず。そして、たまに「一番弱いから大丈夫」って言われたキンダベートを２，３日塗って少ししたらやめてを繰り返してました。ワセリンも保湿、肌の保護のために常に携帯し、よだれがでたらガーゼでぬぐいぬぐったらワセリンを塗るの繰り返し。キンダベートを塗ったら一時期はマシになるけど、やめたらひどくなる。それでＫ皮膚科に行くことにしたのですが、そこはまたひどかった。今まで使用していた薬を書く欄があったので「キンダベート」と書いたらそれが効かなかったから病院を変えたのかと思われたのか、それより強いランクのステロイドを含め３種類のステロイドをだされました。今考えたらあの時のお肌の荒れの原因は*離乳食を身体が受けつけなかった。まだ息子には時期がはやかった。*ワセリンがあわなかった。というのが、大きな原因のような気がする。よだれかぶれという面もあったかとは思うが、それなら”ワセリンで保護”してまめによだれをぬぐっていたらよくなったはず。当時はワセリンになんの疑いも持っていなかったからそんなこと考えもしなかったですけど・・・。でも、このＡ皮膚科は私の中ではまだマシなお医者さんなのです。理由は、*キンダベート持ってますって言ったら余分なステロイドを出さなかった。*一人の患者さんにとる時間が長い。こっちの話も結構聞き入れてくれた。です。*息子の症状を見てもアトピーと診断しなかった。です。今度ここに行って「ステロイドもワセリンも使わない治療をしてください」って言ったらしてくれるかな？基本はステロイドを第一選択薬にしていて、それいがいの方法は不勉強な感じでしたが押し付けがましくはありませんでした。勉強して希望の治療をしてくれたら近くていいのですが。ためしてみたいお医者さんです。どうせ期待は裏切られるような気はしますが・・・

脱保湿２１日目　ステロイド使用の適量

今日は息子のお肌かなり調子いいです！！今の状態だったら誰もアトピーなんて言わないんじゃないかなぁ？お腹は引っ掻いたりした跡がまだあったり、背中も汗疹とかできててちょっとごわごわだけど。でも、今でもアトピーって診断されるかしら？？ステロイドやワセリンをせっせと塗った場所に限ってつるつるに戻るのが遅い。頬の一部は腫れがひどかった部分があって、その部分だけステロイド使ったんだけど、その部分だけまだちょっと赤みが残ってたり。それもだんだん消えてきてるけど。本当早く気がついてよかった・・・。不信になった小児科では範囲が広いからってキンダベート三本も一週間の間に処方されたもんなぁ・・・。しかもこれ診察の時は２本って言ってたのに、いざ薬局でもらうときに３本に増えてたという代物。「え？？？お医者さんは２本って言ってましたけど」びっくりして思わず薬剤師さんにいっちゃいました。確認とってもらったらやっぱり３本にしたってこと。そのときは結局医者の指示通り悪い範囲（その当時からだの広範囲が赤くなってた）全部にせっせと塗って一週間で１．５本使用。一週間後の診察でそう告げると。「うん、妥当な線ですね」だって。本当？これが適切な治療？？？赤ん坊の小さな身体に弱い方のステロイドとは言え、一週間で１．５本も使うって適切な量なの？先日にも書いたステロイド薬禍の原告江崎ひろこさんは赤ちゃんの頃湿疹を治すためにたった一週間使われたステロイドが１９歳になってまた悪さしたとか書いてた。そんなことがあるの？本当だとしたらどうしよう。息子に２週間ほどせっせとステロイド塗った後で読んだんで、この本読んだその日はなかなか寝付けなかった。そこまでステロイドを全面否定するつもりはないけど、こういうこと読むとすごく不安になってくる・・・。どっかで副作用でちゃうのかなぁ・・・大丈夫なのかなぁ・・・？

脱保湿15日目　先生本気で言ってます？

むむむ？？あれ？？？今日はまたお肌カサカサだなぁ。冬の乾燥肌みたいな感じ。太ももにも一円玉くらいの赤い斑点。機嫌いいけど、まだ咳してるから体調あまりよくないのかなぁ？背中の首の付け根辺りは痒いから引っ掻いて、引っ掻き傷がまた痒くてを繰り返して瘡蓋ができてしまってる。そこがまた痒いらしく・・・。こういう場合どうしたらいいんだろう？今日もかかりつけだった小児科さんでのやりとり。その先生ステロイド大好きなのかなぁ？診察のほとんどをステロイドの説得だもん。これが先生の説得の内容。これでも納得はしかねました。*ステロイドの副作用は点滴とか内服役での副作用と外用薬との副作用が混同されている。だからそういう情報はフェアじゃない。といいながら内服薬の副作用と外用薬の副作用の説明してくれたかといえばそうじゃない。確かに今アトピー、ステロイドに関する情報は氾濫していて、どの情報を信じたらいいかわからなくなってしまう。私もアトピービジネスなんていうのは本当辟易してる。でも、先生の情報もまたフェアじゃない。*今はステロイドが世界的にスタンダードな治療で、みんなに効くという治療はこれしかありません。たまに何かが効いたという話がありますが、それは一部の人に効くだけ。息子の脱ステロイド、脱保湿して改善されてきているのもその一部の人なんだろうか？ヨモギ・海水・温泉・炭酸水いろいろな治療法については鼻で笑われました。科学的に証明されていません！って。じゃぁ、ステロイドの科学的に証明されている副作用を無視するのはなぜ？？？私も民間療法って手を出していないけど、西洋医学が全てだとはどうも思えない。東洋医学の”自然治癒”を目指すってのが今見直されつつあり、両方のいいとこをもっと取り入れていけばいいのに。*ワセリンが悪さをしているってことはありません。キンダベートにも使われていてそれが効いてるでしょ？いいえ、ワセリンが悪さしていました。夏でも象のようなガサガサのお肌っておかしい。いくらなんでもそこまで乾燥肌の人はいないんじゃないですか？*まずこの痒みを取ってあげたい。痒みで掻いてるその手をもっとおもちゃへ向けてあげたい。って先生。普段は息子そんなにカイカイ掻いてないですよ・・・。おもちゃがあれば掻くよりおもちゃ。ステロイド塗ってもワセリン塗っても、やめてからも同じ。寝る前に掻くのも同じ。勝手に普段も掻きまくってるって決つけないで。「一日中家で見てるわけじゃないんで」って言ってるくせに。もっとこっちの話を聞いて！！そう心で叫びつつそのときは私自身が勉強不足。「僕を信じてください」ってあそこまで良心に訴えかけられるとそれにそむいちゃいけないんじゃないか。他にめぼしい小児科がないからここ失ったら今後息子をどこにつれていけばいいの？って馬鹿な考えが浮かんでしぶしぶながらその説得に負けて約２週間その医者の言うとおりにしてしまった。これって先生本当に本気で言ってたのかなぁ？今この改善された状況を見せに言って「何にもしていません」って言ったらどういうんだろう？でも、同時にやっぱり治療方針に納得行かず、何冊も本を読んだりして脱軟膏といものにたどり着いたわけだけど。このブログに書きましたっけ？私が一番参考になったというか、私の指針がはっきり決まったきっかけになった本は藤澤先生の「アトピー治療革命」です。F先生っていうのがその藤澤先生です。ちなみにメールではアドバイスいただいてますがまだお会いしたことないので、実際はどういう先生かわかりませんが・・・。

脱保湿14日目　小児科選びその２

同じ県内の方が書き込みしてくださいました。同じくアトピーの子供を持ったお母さん。今は脱ステロイドで頑張ってるとのこと。一緒に頑張って行きたいです。昨日書いたつぶれかけの公立病院の小児科にはアトピーのことで行くつもりはないです。ただ、結局どこいっても同じなら近い早い親切のその病院に緊急の場合利用できるかなってくらいです。風邪、怪我などね。評判のよかったT小児科は本当に嫌になった。そこではアレルギー外来なるものがあって、血液検査後そのアレルギー外来に予約した。というより、病院が予約してくれた。血液検査では卵白アレルギー。「僕でなく医院長がアレルギー専門にしてるのでそのとき詳しく話し聞いてください」って週に一日だけ入っている代理の先生が言った。帰りに看護士さんが「今度のアレルギー外来まで卵白は加工品も含めてあげないで下さい。それまでに質問まとめておいてくださいね」と言ってくれた。そうか、その時いろいろ詳しく聞いたらいいんだ。やっぱアレルギー外来あるところにきてよかったなぁ。しかし当日のアレルギー外来は期待にまったく反するものだった。私はてっきり食事についての指導とか、アレルゲンなどについて詳しく教えてくれると思ってた。でも、その予約時間枠内ほとんどずっとステロイドを使うようにとの説得！「あまり使いたくないです」という私に対してその医師は「ステロイドを使わない治療はここでは無理です。それ以外を望むなら他に行ってください。」と言った。このとき素直にその言葉に従ったらよかった。でも、その後に続いた言葉。「あのね、お母さん、僕はおせっかいだけど自分の子供にしない治療は絶対しません。ここにくる子供は全部自分の子供だと思ってみてます。」ここまで言われたら信用してしまうでしょ？一時期はそれ信じてみようとステロイド使うことにブルーになりながらも自分を説得してしまった。でも、今考えたら本当に自分の子供がアトピーになったら他の方法を探すのではないかと思う。その医師が本当にステロイドを長期に子供に塗り続けて平気ならそれは勉強不足だと思う。で、本当に子供がアトピーになったら親ならステロイド以外の方法をさがすと思う。書き込んでくださったお母さんもいろいろ勉強されたみたいです。親はそれだけ子供を心配して真剣なんです。そのT小児科医も「副作用はないとは言えない」とちゃんと副作用に対して認識していたみたいだし。といって副作用についての詳しい説明はしてくれなかったけど。「今は悔しいけど、これが世界的に通ってる方法でこれしかないんです」って。悔しいならなおさら身に降りかかったら違ってくるだろう。だからってスタンダードでなく方法をさがしてくれって言ってんだ！医者でしょそれを勉強してよ！！！って言いたかったけど、言う隙がなかった。お医者さんにそこまで言ったら失礼かなとも考えてしまった。でも、こんな言い方ではないけど、その意向をやっぱり自分でもちゃんと伝えるべきだったかとも思う。インフォームドコンセントって医師の説明を受けるのもだけど患者自身も自分の要望をちゃんと伝えないといけないんだと今では思う。そうやったら怒る医者も多いみたいだけど。最近思った、多くの医師は「治療しているのではなく処置している」のだと。治すというより、その症状に対処する。それが本当に医者の役目なのかなぁ？患者として私は治療の”治”つまり治して欲しいと願って医者にかかってるんだけど。治療を目的としてくれているお医者さんは本当少ないように思う。多くが”職業としての”お医者さんなんだよね。だから患者自身も賢くならないといけないのかな？息子は今日は体調良くなり、そしたら肌の状態もよくなってきました。私の弟曰く「ざらざらって感じはするけど、がさがさって感じはなくなってきたね」です。脱保湿から二週間全体が硬くてごわごわしてるという感じはなくなりました。最近息子のお肌をなでるのが日課♪