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Beauty　Source　キレイの魔法

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自分を生きる・オーラの泉・酒井美紀さん　２

好きなタイプが坂本龍馬。司馬遼太郎さんの「龍馬がゆく」の龍馬像に心惹かれるのだそうで、京都のお墓にお参りしたこともあると。☆　坂本龍馬の墓・・・京都市東山の京都霊山護国神社に中岡慎太郎と共に葬られている。国「僕も行ったことがありますよ。すごいですよね。僕達は生きた坂本龍馬を見たことがないじゃないですか。でも『あなたのことが大好きです』という落書きがいっぱいあるんですよ。みんなが亡くなった方をそれだけ愛せる。すごい人だったんだなって、不思議でしょうがなかったんですけれども・・・。」美「生き様よ。生き様に憧れるの。自分を、私利私欲を、つまり私（わたくし）を捨てて、国を憂える武士の精神に憧れるんですよね。」酒「はい、そうです。」龍馬を好きになる女の子の役をされたこともあり、その時期はブーツを履いた有名な写真のポストカードを持ち歩いたり、楽屋に置いたりしていたそう。　　【坂本龍馬　ポスターフレームセット☆】結婚願望はあるそうですが、江原さんは「結婚は大変だなという思いがあるでしょう？生半可な気持ちではいけないと。」酒「以前はそういうことを思っていたときもありましたね。覚悟を決めてと。」お寺もお好きで、お友達と出掛けてお抹茶をいただいて、のんびりすることも。こういった感覚も、前世からの影響があるようです。あまりにも客観的に自分を見過ぎてしまう傾向があるという酒井さん。朝、温かいものを必ず飲んだり、お風呂に入ることも、自分を取り戻すためとのこと。アジア料理の香辛料を好むのも、刺激によって元気になり、自分に還るため。江「幽体が離れやすく、離魂してしまう。自分じゃない自分がある。自分から離れて、自分をすごく冷ややかに見たり。違うところへ思いを馳せれば、そこへ行っていたりするんです。」こういったことはどなたにもあることのようですが、酒井さんの場合は思いを馳せた場所を散策してしまうほどに、長い間入り込んでしまうそう。また、お仕事を始めた高校生のあたりから、お父さまとの関係がしっくりいかないままなのも、お互いに愛情を抱いているにも関わらず、やや頑なな心を持ち、すべてのことに生真面目に反応し、突き詰めて考えすぎるから。こういった考え過ぎも、離魂を招いてしまうのだそうです。江「理解する、許す。自我というものを見つめて、いい部分は理解して、もう少し自分自身を許すこと。どこか、自分を許せない人。過去のいろいろな人との関わりでも、自分が言った失言などを悔やみ続けて生きている。とても反省モードなんです。」美「自意識の確立。悪い意味ではない自我、自己の確立に励めばいいの。気にし屋さんでね、自分がなくて、まず人ありきで、洞察力があって繊細だから、人の思惑を自分よりも先に考えるのね。そうすると、自分が薄まってしまうの。エネルギーが人のことばかり考える方に行ってしまうから。それよりも、『自分は何を言いたかったのか。自分がこう言ったのだから、向こうがどう思おうと間違いはないのだから。』　まず、自分、自己分析や自意識があって、次に人ありきだったらいいのだけれど、人が先だから、自分がなくなってしまうの。」江「親御さんの思いや期待にも応えられないと、反抗もなくて内へ内へ、自分を攻撃してゆくから・・・。ごめんなさいね。」酒井さん、お二人の言葉に涙をこぼされます。江「『私はこう考えている。良い悪いはわからないけれど、でも自分の本心はこうなんだ。』ということが理解できると・・・。」美「そう。だからまさに自己分析をして、自己を確立して『私はこうなんだ』と、自分がはっきり見えて、自分を確信すると、もう迷いはないのよ。江原さんがおっしゃったお風呂に入ったりすることや、お寺を眺めてスーッとするときも、自分なんですよ。自分を取り戻して、自分がそこにいるという実感があったときは、とても充足感があってほっとするのね。」【美輪明宏　人生ノート】江「要するに、自分から自分を離していた方が、人の意を汲めるじゃないですか。自分があるとそういったことが苦しくなるから、自分から離れるように自分を作ってしまって。自分で家を建てて、人に貸しているみたいなんです。」酒「なるほど、わかりやすいですね。」美「言いえて妙だわ。そうね。」☆　美輪さんも、男性の中では御背が小さめなことや、美しいお顔、歌の才能などご自身を分析し尽して、現代の女形をめざされ、いまの位置を確立していらっしゃいますね。自分を理解し、本当に生きてこそ、周囲にもよきものを贈れるということ。明日に続きます。***これまでのオーラの泉を読んで下さる方は「精神美（オーラの泉など）」へ「細川茂樹さん・仮面の告白」「中井貴一さん・聖なる怪物」「中島啓江さん・紫の波動」「新庄剛志さん・人生のご褒美」「加藤あいさん・夢のメッセージ」「上戸彩さん・感謝とイメージトレーニング」「国分太一くん・強く優しく美しく２」「オダギリ・ジョーさん・サムライの系譜」「上原さくらさん・魂の親」「濱口優さん・恋愛講座１」「奥田瑛ニさん・魔物の倒し方」「三谷幸喜さん・ショービジネスの系譜」「原沙知絵さん・親との関係」「ヒロシさん・運命と宿命」「ベッキーさん・感謝と想念の贈り物」「木村多江さん・振り子の原理」「広末涼子さん・心の王国」「長島一茂さん・球界の申し子」「綾戸智恵さん・真の歌い手」「須藤元気さん・キレイの目的」「釈由美子さん・劣等感の種類」「東野幸治さん・家族の肖像」「船越英一郎さん・魂の縁」「フジコ・ヘミングさん・ジャポニズムの系譜」「的場浩司さん・夫の鑑」「羽田美智子さん・人生の転機」「長谷川理恵さん・心の居所」「研ナオコさん・以心伝心」「佐々木蔵之介さん・土は土に」「相田翔子さん・本と歌」「寺島進さん・エレガンスと礼節」「佐藤弘道さん・念と愛情」************************************************１１月５日、２１時５８分より、満月が始まりますね。メールマガジン第４２号をお届けいたしますので、ご登録いただいている皆さま、よろしくお願いいたします。「『恋でキレイに～源氏物語で恋愛セミナー～』源氏物語を題材にした現代に通じる恋愛セミナーを中心に、ヨガ・心理学・手作り石鹸・自然療法・文化などを交え、楽しくキレイになる方法を。新月と満月の日に、あなたも生まれ変わってみませんか？」毎月、満月と新月の始まる時間に発行予定。ご興味をお持ちいただいた方は、よろしかったらバックナンバーをご覧下さいませ。『恋でキレイに～源氏物語で恋愛セミナー～』

November 4, 2006

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フジコ・ヘミングさん・オーラの泉SP・ジャポニズムの系譜

リストの「愛の夢」の演奏で始まったフジコ・ヘミングさんの回。リストとショパンを弾くために生まれてきたと世界中で絶賛されるピアニスト。フジコさんは、いつも自分の人生を思い返しながらピアノを弾かれるとか。イングリット・フジコ・ヘミングさん・・・ベルリンでスウェーデン人の画家である父と日本人のピアニストである母との間に生まれる。６歳で両親が離婚、小３でラジオでの生演奏をする天才少女、東京芸大を卒業、ドイツに留学。世界デビュー目前で聴覚を失い、長く失意の底に。１９９９年、東京芸大でのコンサートが大絶賛され、ついに本格的デビューを飾る。【フジ子・ヘミング／リスト：ピアノ協奏曲第1番】江原啓之さん・・・江美輪明宏さん・・・美国分太一くん・・・国フジコ・ヘミングさん・・・フ「愛の夢」は美輪さんも大好きな曲。フジコさんは、「ヨイトマケの歌」を思い出しながら、演奏されたのだそう。美「情味がたっぷりおありになるのよね。情のあるピアノを弾く人って今はほとんどいなくなりましたよね、そうじゃありません？」フ「今はそういう風に弾かないなんてね、やきもち妬きの世界的なピアニストに言われたことがあるんですよ。それで私、じゃあかまわないわ、舞台なんか出なくても、一人で猫相手に弾いてますって言ってね。あなたたちは情のないピアノを弾いてお客様集めなさいって思ってね。」美「特に芸術家の世界っていうのはね、一人ひとりがお山の大将でね、自分以外のものは認めたくないと、優れたものは排斥したいというのが渦巻いてるの。特に外国はね。（いつも美輪さんのおっしゃる「右手に薔薇、左手に短剣」、ですね。）その一番欠けてる心の部分で演奏するピアニストがフジコさんで、久しぶりに出ていらしたからみんな、うわーっと飛びついたわけ。」美輪さんの舞台も、いつもこの心意気が溢れていますね。フジコさんの装いは上は着物、下はレースで、モネの絵にあるようなジャポニズム。☆ジャポニズム　・・・１９世紀後半、日本美術の影響を受けて、欧州などで流行した芸術の傾向。映画「オペラ座の怪人」のマダム・ジリーの装いがまさにこれですね☆【フジ子・ヘミングこころの軌跡-CD】美「私たちの大好きなジャポニズム、明治から大正、昭和初期にかけて日本文化が向こうへ行ったときに、ドレスの上に日本の着物を着たり羽織ったりするのが大流行した時期があるのよ。」フ「このあいだ、これでスロベニア・フィルハーモニーでベートーヴェンを弾いたら、指揮者がとても感激して喜んでました。」美「モネやマネやゴーギャン、ロートレックとかね、ゴッホとかあの時代なのよ。だからそれを再現なさってるのね。」５歳でお母さまの指導のもと始めたピアノの道はとても厳しく、毎日２時間の練習を２度３度繰り返すというもの。お母さまはフジコさんを決して褒めず、ののしることもあったそうですが、これもすべて、娘を一流にするため。貧しくとも最高の教育を受けさせてくれたとのこと。【憂愁のノクターン】国「フジコさんにとって、やはりお母さんは大きな存在でしたか？」フ「一番好きなのは、母だと思いますね。１６、７の頃なんて大嫌いで。やはりあまりわけのわからないことで怒鳴ったり、傷つけられたりすると。そういう時代があるじゃない、若い人の。」美「反抗期ね。」フ「そう、反抗期。」国「全然褒められることはなかったんですか？」フ「全然。私の容姿からなにから『お前はやっぱりだめだ』『弟の方はきれいだけどお前はだめだ』『よその子はやっぱり綺麗だ』とかね。劣等感の塊になっちゃうようなね、ことしか言わなかったんですよ。」国「ピアノを弾くときはお母さんの時計を必ずつけてするとか。」フ「これね。うちの母が買ってくれた時計。今、天国でちゃんとみてるだろうと思うから。」【愛の夢～假屋崎省吾クラシック・セレクション】江「いやいや、天国どころか、さっきからピアノの横にいましたよ。ピアノを弾いているときにみんなに自慢してたんです。『この子はピアノを弾くために生まれてきたんだから』と言ってね。それでいてね、フジコさんが時計のこととかを言うと、『馬鹿』って言うんですよ。ごめんなさい、フジコさんだけに言う。周りの人には『聴いてくださいこの子を』って。」美「自慢するのね。」国「フジコさんに対して、いまもそういう言葉を使ったりするんですか？」美「それは愛情の言葉をね、ご存じないのよ、このお母さんは。だからそれが愛情表現のひとつだと思ってるわけ。」国「今はどうなんですか。褒めたりすることはあるんですか、フジコさんのことを。」江「ピアノの横でね、腕組みして立って、ずーっと見ててね、にこにこ笑ってた。」フ「うれしいです。」フジコさん、本当に可愛らしいお顔で微笑まれます。【魂のことば】美「だって、今の演奏、本当に薔薇色だったわよ。」フ「私も本当にうれしかった。リハしててなかなかのってこなくて、これは間違えたら困るな、美輪さんがせっかくあそこで座ってるのに、いい演奏したいな、なんて思ったら。神さまにお願いして『どうぞ神よ、助けたまえ』と言ったら、本当にいい演奏ができましたね。」美「素晴らしかったですよ。聴いててお分かりになったでしょう？」フ「私もわかる。」江「お母さんはね、『私の音色だ』と言ってきかないんです。さっきから。」国「自慢しながら聴きつつも、『これは私の音色なのよ』面白いですね。その関係というのは。」なにしろ、「ヨイトマケの歌」の想念が籠められていたのですものね☆続きは明日に。お母さまとの関係、猫やこれまでの人生の経緯などが、明らかになってゆきます。***オダギリ・ジョーさん、加藤あいさんなど、他のゲストの方の回を読んで下さる方は「精神美（オーラの泉など）」へ

May 3, 2006

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逃げの恋と痛みの関係・オーラの泉・沢村一樹さん　２

粘土に触れるようになられたのは、ストレスが溜まっていた時期で２４歳くらいのとき。沢「何かをやりたい、形になるものを作りたいと思っていて、探していたときに子どもの頃に好きだったことで、ピンと来たのが粘土。日本地図を粘土で作ったことがあって、自分でもなんでこんなに綺麗にできたんだろうって思うくらい上手くできて。次に作ったのがドラえもん。自分はなれないことがはっきりわかったので、小学校六年のときに元旦からドラえもんを作ったら、またよくできたんですよね。その記憶が非常に強く残っていたので、また作ってみようと。すぐ粘土を買ってきて。」沢村さんが大人になってから作ったのは女性の体。筋肉や骨のつながり具合から研究して緻密に作り上げるのだそう。美「レオナルド・ダ・ヴィンチ（1452-1519）と同じじゃないですか。解剖までやって筋肉や体の仕組みを徹底的に調べて図面に残して。だからあの人の絵とか彫刻とかはみんなそう。ダ・ヴィンチだったんじゃないの？☆」国「何かしら作るのがお好きですね。」沢「好きですね。あと、子どもの頃は穴を掘ったり。出身の鹿児島はシラス（白砂　鹿児島県に分布する火山灰の地層）台地なので、それで団子を作って闘う遊びがあるんですよ。水分を飛ばして固くしたものを相手の団子の上に落として、どちらが固いか。そういう遊びが大好きだったんです。」【美輪明宏　愛の話幸福の話】国「僕も村で作業したりすることが多いんですが、土を触ったりすることって本当にいいですね。僕は陶芸家さんに守護していただいているので、粘土の感触とか、土の感触とか、触るだけでたまらないんですよね。」沢「すごくよくわかります。子どもにも同じことをさせたいんですけれど、土を触れる場所がないんですよね。」江「昔は空き地がありましたよね。」美「皆子どもは空き地で遊びましたよね。」国「空き地があっても、『遊んじゃいけません』ってなってますものね。」美「だから子どもの情操教育的には良くないわね。人工的なものばかりだと、電磁波や悪い気はありますけれど、自然の気がないですから。そういういい気に触れた方が、いい人間に育ちますよね。」沢「ただ、僕はいっぱいいいものに触れてきたんですけど、教育的に良かったのかどうかは難しいところかもしれませんね。」国「粘土の感触を、違う感触で探してたんじゃないですか？☆」沢「粘土をやっていたから中和されたのかな。粘土がなかったらもっとひどい道に行っていたかもしれない。」美「沢村さんにはね、向こうから攻撃を仕掛けてくる場合があって。ゲストにいらした細川茂樹さんは、いくら魅力的な女性でもまずいなと思ったらブレーキを引いて近づかないとおっしゃってるの。沢村さんの場合は、そのブレーキが壊れていらっしゃるだけなのよね。」沢「ときどき、ブレーキの効きが悪くなる。あと、気が付いたらぶつかりそうになっていることがありますね。」江「ぶつかってもいますよ☆」沢「すみません、ちょっといい言葉で・・・。ぶつかります☆」沢村さんの女性に対する作法は、関節の痛みにも繋がっていると。ちょうどスタジオについて車から降りたときも膝をひどくぶつけられたそう。江「人の念というのは、そういう形で来るんです。」美「『多情多恨（たじょうたこん）』というのはそういうことなの。情けが多い人は、恨みも多いということ。こちらは『博愛、衆に及ぼす』で赤十字のつもりでナイチンゲールみたいに『皆さんに愛を』と思っているけれど、それが相手によっては恨みになって返ってくるの。」【美輪明宏　霊ナァンテコワクナイヨー】　江「そういう念は関節、すべてではないんですが、下半身の関節に来やすいんです。予兆的に『だめだよ、手を出すな』というときは、手に怪我をしやすいんです。今日は膝かもしれませんが、足や腰にも来るし、しょっちゅうあるはずです。」美「腰に来たときが一番大変なの。『使い果たしてやる』ということだから。」江「要するに『芽から摘んでやる』ということなんです。」沢「いまは大丈夫なんですけど、一時期、腰がやたらに痛いことがあったんです。」江「今までは何となく越えてきてるから。でも、これで気づかれた方がいいから、連れて来られたんじゃないでしょうか。」国「今日、来ていなかったらまた腰が痛くなっていたかもしれないですよ。」江「人の念て怖いものでね、よく言うんですけど『死霊より怖いのは生霊』。亡くなっている霊は、諭せばだいたい理解できるものなんですけど、生きてる人は、やはり生きてる限り思い続けますから。」美「別れ話で、相手も納得して、こっちも納得して。『ああ、これで切れたな。』とこちらが忘れてしまって、向こうも忘れようとするんだけど、あなたみたいな、ルックスだけじゃなくて内容も魅力的な人がいれば、忘れられるんだけど、そういう人が見つからなかった場合はどうしても『戻ろう、戻ろう』とする力が働くから、あなた方へ気が行っちゃうわけですよ。」江「そうですね。ただひとつだけ同情すると、沢村さんは傷つけまいとするあまりに、逃げながら離れてゆく。でも、相手を傷つけないためと思っているかもしれないけれど、仇になることが多い。」美「それがね、『蛇の生殺し』って言うの。」江「だからそうではなくて、面と向かって真剣に『そういう気持ちはない』と言った方が良かったりもする。誤解のないように言いますと、沢村さんが女性なら誰にでも、というわけでは全くなくて、もてるからしょうがないけれども、逃げることが優しさというのは、少し違ったかもしれません。」沢「こちらから別れ話を切り出す場合は、その通りですね・・・。それで結局、上手くいかない・・・。」美「だから『蛇の生殺し』なのよ。とどめを刺さないから。」沢「はっきり言った方がいいといつも思うんですけど・・・。これからそうします。」「はっきり言えない」点は、「心を閉ざしている」理由にも繋がっているとのこと。沢村さんのオーラの色は、紫（情愛）とブルー（冷静）。ユニークなイメージに反して、常に冷静かつ、情にもろい方。江「何故逃げるかということも、要するに、悲しみに触れるのがものすごく嫌なんですよ。人が悲しんでいるのを励ますことは一生懸命するんですが、自分に関わる悲しみは一切見たくないんです。」奥さまやお子さまに対する情愛もとても強く、守ろうという意識も高いとのこと。美「つまり、紫の意味は慈悲。思いやり、慈しみ。それですよ。」【美輪明宏　紫の履歴書】沢「さっき楽屋で、マネージャーやスタッフと一緒に、オーラの色が『紫だったらいいな。』と言っていたんですよね。青が勝っている気がするという話をしていて・・・」美「青ももちろんあって、冷静で。それが芸術家の資質なんですよ。」江「紫だけならいいんですが、ブルーの部分が強いから、芸術家資質かもしれないけれど、実は弱い、辛いものを見たくない。恋愛においても、相手が悲しむのを見たくないから、ひょうきんにして逃げるんですよ。」沢「目の前で泣かれるのが嫌なんですよね。」江「何事もなかったように、煙に巻くってよく言うけれど、でも相手は全然、煙に巻かれていない。本当に煙に巻くことってありえないじゃないですか。」沢「経験上、ないと思います☆」江「経験から出ずる言葉は強いですねえ☆」☆　沢村さんのお話で思い出したのが、小学生のとき、図工の時間に紙粘土で作った「着流しのお侍さん」。動物や花などカラフルな作品が並ぶ中、ひとつ、黒い着物を着て刀を差した像をなんのモデルもなしに黙々と作っておりました☆「何かをやりたい、形になるものを作りたい」という衝動があるときに『子どもの頃に好きだったことで、ピンと来た』ことをやるのは、とてもいいことのようです。「自分が何をしたいかわからない」「何ができるかわからない」ときには、子どもの頃に時間を忘れて夢中になっていたことを思い出し、それに繋がることをやってみる。もしくは、いままで自然に続けていることを、もう一度見直してみる。このワークで「肌が弱かった」ために「手作り化粧品」を学生の頃から作っていたことや「キレイになりたい」と「呼吸法」や「体操」を中学生の頃から自然に続けていることに思い至りました。手作り石鹸やクリームを出品したり、ヨガをご一緒させていただけるようになったのもこういったご縁からと感謝しきりです。☆　土を触ること、とても大切ですね。子どもの頃に土を丸めたお団子作りやままごとはいま、日々の食事を作る際の感覚を養うのにもとても役に立っていますし、土の感触そのものが、心を解き放ってくれるように思います。☆　念のお話は、頭に入れておいてよい智慧ですね。腰痛がよく起きていたときは、確かに人間関係に滞りがあったように思います。昨日も大きなものを手に入れるのに、夫ともども「手が痛くないか」を確認し合いました☆明日に続きます。***これまでのオーラの泉を読んで下さる方は「精神美（オーラの泉など）」へ「佐藤弘道さん・念と愛情」「痛みと感謝・岡崎朋美さん」「試練と思考・宮本亜門さん」「母の涙・千代大海さん」「怪我の功名・細川たかしさん」「人生の転機・山本耕史さん」

November 11, 2006

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オーラの泉・東野幸治さん・家族の肖像.

「金縛りにあったときの正しい対処法は？」との視聴者の方からの質問に「気合です。」と江原さん。負けて怖い怖いと思っていると、類は友を呼ぶ、波長の法則に。やってくるものに取り込まれないようにするのが肝要のようです。他局の番組に出演中にも、「オーラの泉に出たい。」と言っておられたという東野幸治さん。どんなお話がきけるでしょうか。江原啓之さん・・・江美輪明宏さん・・・美国分太一くん・・・国東野幸治さん・・・東【スピリチュアル・チェック】☆　自分の性格を一言で→天邪鬼（あまのじゃく）☆　火事のとき持って逃げるのは→下着二枚☆　最近不安なこと→孤独死するのではないかということ。☆　よく見る夢→二回連続して、部屋のすみにカエルが無数に跳ねていた夢江原さんとは初対面という東野さん。以前ご出演になった山口智充さんからも「誰にも言っていないことを当てられた。」と聞いてとても楽しみにしておられたということ。美輪さんとは、レギュラー番組で共演、復縁された奥様と離婚中にアドバイスを受けられたとか。東「部屋に黒ばかり使っていて、赤やピンクをと言われてやってみたら、復縁できたんです。美輪さんのおかげです。」美「私のおかげじゃなくて、色のパワーよ。グレーだらけだったの。しばらくたって会ったら、ピンクがところどころ置いてあるのが見えて。あ、これなら素直ですぐ受け入れるから大丈夫だなと思ったの。『グレーは運気が止まって、仕事が先細りで来なくなるのよ。それで家庭運、愛情運がまったくなくなるの。』って東野君にアドバイスしたら、奥さんが戻ってきちゃったのよ。」【明日があるさ】カエルが跳ねる夢は、大病の前兆だそう。江「なんでも口にするからいけないんです。靴は脱ぎっぱなしで、奥さんは大変だと思う。」美「矛盾してるのよ。とっても神経質で、埃も気になるかわりに、とんでもない食べ物を見もせずに食べたりするのよ。」江「着てるものも、すぐ洗濯しないと嫌で、何で洗っといてくれなかったとか。同じものを着るのが嫌でそういう神経質さはあるのに、食べるものにはないですね。」火事のときに下着を二枚というのも、同じものを二日間着るのが嫌だということで、神経質さがでているそう。ちょうど、番組に出演される前日、一緒に歩いていたお子さんが下着を二枚はいているのに気づかれたと。東「『何で着てるの？』ときいたら、『火事になったら大変でしょう』って。」偶然は必然が早くも。江「カエルをみるのは病気に注意という傾向が多いんですね。」美「一度、健康診断にいらした方がいい。」東「健康診断はしてます。胆のうにポリープが７つくらいあって。」江「石もね。胆のう、それから腎もね。」カエルが飛び跳ねている夢は、どうやら結石に関係しているようです。（結石は砂や砂利のようにたくさん溜まることもあるので、どっさりカエルをごらんになったのかも。）【私のこだわり人物伝】老後の心配は孤独死。皆に囲まれて死にたいという願望があるようです。東「上の子も親離れするし・・・。」美「お嬢さんはいいところを継いでいらっしゃる方よ。」江「お子さんの方が、肉の年齢は下でも、魂の年齢は上。お守りされてますよ。気持ちよくさせることを言ってくれる、立派なお子さん。」美「だって大人だもの。」江「感謝してるとかね、ほろっとさせてくれることを言うでしょう？」東「育ててくれてありがとうとか。毎年手紙をくれます。」美「やさしいのね。」江「お子さんに育てられているんです。」美「お宅はお母さんが三人いるのよ。そこにガキ大将、やんちゃ坊主がいるの。」国「そういう関係性はいいんですか？」江「ええ。それに東野さんにもそれを受け止めるやさしさがある。それもここ、一、二年あいだにようやく芽生えましたね。そういう気持ちがね。」美「外へ向かっていたのよ。それが初めて、内の方へ向かってきたということ。」江「ここ二年の間に気づいた、自分が支えられてるんだってこと、家族にね。」ご家族が帰ってこられたのも、ここ二年ほどのこと。東「家が楽しいんですよね。苦痛じゃないというか。」奥さまをはじめとして、ご家族で東野さんをよくお諭しになられるようです。江「あのね、口やかましい人が、本当に愛してくれている人ですよね。いいことって誰でも言える。その口やかましいことの愛情が、ようやく理解できるようになったのでは？」東「そのフレーズ、まったく同じことを、嫁に言われました。」江「本当に愛されていて、お幸せですね。」奥様は、神道の家系のご出身。そのため、霊感もお強く、あるとき家族の頭にとぐろをご覧になり、御嶽山までお祓いにいかれたとか。江原さんによると、とぐろはエクトプラズム（人体から発せられる霊的物質）で、マイナスのエネルギーではないかということ。国「お祓いをしたのはよかったんですか？」美「もともとお不動様にご縁があるしね。ご守護があるのよ。それに感謝してないし気づいてもいないの。☆ 不動明王・・・仏教で大日如来が民衆を教え導くために怒りの形相で現れたもの。【スピリチュアルプチお祓いブック】孤独死を心配しているのは、用心深く、人を信用していないため。美「自分自身も信用していないから不安で、孤独に一人で死んでゆくのかなと思うわけよ。」東「基本的にマイナスから入った方が、傷つかなくていいから。最初は嫌なやつと思って接してゆくうちに、ちょっといいところが見えたら１０点プラス、２０点プラス。最初から１００点だとマイナスしてゆくのが嫌なんです。」国「じゃあ、江原さんは今何点ですか？」東「２５点かな。太一くんはまだ５点。」天邪鬼な性格が、このあたりにもでているようですね。明日に続きます。***オダギリ・ジョーさん、加藤あいさんなど、他のゲストの方の回を読んで下さる方は「精神美（オーラの泉など）」へ

April 28, 2006

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オーラの泉・波長の法則・加藤夏希さん

女優・モデルとして活躍される加藤夏希さんの不思議な体験とは。加「ＮＨＫで結構前に、初めてお会いした人で、私はファンの…大塚愛さんが廊下の先にいたんです。私は帰り際で、彼女は楽屋に入るところだったと思うんですけれど、すれ違った時に目が合って、初めてお会いした人なんですけどお互いが同時に手を振り合って…」国「同時にですか？」加「同時に。『久しぶり☆』みたいな感じで手が上がったんですけれど、ふとお互いまた『…いや、会ったことないな』っていう。『ＴＶで観ただけだな』とか。『あ、お疲れさまです』というような、気まずい様な空気が流れたんですけど…何かこれは、運命的なものがあるのかなっていう…」国「まあ、でもよくありますよね。初めて会った気がしない、でも実際、考えたら初めて会ってるんだなっていう…」つ「先ほど、国分さんがそうでした」国「そうなんです。つるのさんとね、僕、何度か会った気がするっていうことは…」つ「…あったんだろうなと思ったんだけれども『あ、初めてでしたよね』っていう…」国「そうなんですよね」つ「はい」美「じゃあ、前世の夫婦だったんじゃない？☆」国「つるのさんは教育番組で、お父さんの立場になってお話をしているのを観ていたりして、何かね、本当に言い方は失礼ですけれども『相当、いまポジションに悩んでいる方だな』☆でも、僕もＴＯＫＩＯのメンバーの中で、どのポジションにいていいか、わからない時でもあったんですよ。それで観たときに『あ、何かすごく話が合うな、この人』という感じがして『俺、会ったことあるのかな？』と思ってしまったんですよ。これは何ですか？やはり運命的な…」江「私、いまね、国分さんの話聞いてね『何て国分さんもスピリチュアルになったんだろう』と思って☆さすがもう、番組ね、やってると的を得るようになりますよね☆素晴らしい☆もう並んでますよ、三人☆」国「何でも聞いて、もう☆」初めて会った人に対して「どこかで会ったような感じ」がする理由とは。江「要するに今、おっしゃったところにあって。加藤さんはね『運命かな』とおっしゃったけれども、そういうことではなく『質』。自分が持っている内容、質が、パーッと合うんですよ。『波長が合う』というやつなんですね。それで『引き合う』、そうすると、もう瞬時に会っただけで『この人とはわかり合える』というのが、わかるんですよ。だから例えば多くの人と出逢った中でもね、すごく急速に友達になれる方もいますよね。そういうものと一緒ですよね」国「ということは、相手もそういう風に思っていてくれている…」江「そういうことです。あの…国分さんがね、立位置のことでおっしゃっていたけれども、それは本当に、ごめんなさい、つるのさんね、そういうことがあったと思うんです。だからさっき守護霊さんもね『ご褒美』っておっしゃって。そういういろんなこと、何もお考えになっていないわけじゃなくて、すごくいろんなことを緻密に考えられて。でも素直なところも一緒じゃないですか、純粋なところ」美「赤ちゃんみたいなね☆」つ「タカちゃん？」美「赤ちゃん☆こういうところが面白いのよね☆だってあなた、見栄を張って自分を良く見せようとか、飾ろうとか、そういう駆け引きとか狡さとか、一切ないじゃありませんか。自然体でしょう？そうするとね『柔和質値者（にゅうわしつじきしゃ）』って仏教の言葉で、柔らかくて、和やかで、質素って真っ直ぐで飾らないでね、真っ直ぐな人、柔和質値者。そういう人っていうのは、万人に好かれるんですよ」江「邪心がないですものね」美「そう」江「加藤さんもね、大塚さん、あちらも好意があると思いますよ。やはりご覧になっていたりしてね『あ、とってもいいな。いい感性だな』とかっていう、ご自身とのね、同じ感性というのを感じていたはずですよ」国「その後、会ったりとかしてるんですか？」加「まだないんですよ」国「ちょっと楽しみですね☆」美「抱き合ってキスするとかね☆」☆　波長の法則･･･江原さんの言葉で、同じ波長を持った人間同士が惹かれ合うこと。注意が必要なのは、怒りや嫉妬など、マイナスの感情を持つ人が自分の周りに集まる時、自分も同じ波長を出していないか、チェックする必要があるとのこと。続きます。「オーラの泉の日記」

June 27, 2008

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願掛けと菩薩行・オーラの泉･友近さん　３.

マイナスのエネルギーを発する原因は、身の回りにおくものからも。江「前世では、ずいぶんと願や呪いを掛けたりしてるんです。だってそういう世界だから。ごめんなさい、その習慣で、変なジンクスやおまじないやお守りを、どこか引き寄せてしまう」美「持ってるの？☆」友「持ってます・・・」江「本当に申し訳ないけれど、ごめんなさい。気持ち悪いエネルギーを放っています。蛇がいっぱい絡み付いているような映像が見えて。実際にそういったものがあるのではなくて、エネルギー。情念とか願いを叶えるというのは、欲得でしょう？本当は、全ては努力じゃないですか。なのに欲得で『こうすれば得をする』『こうすればよくなる』そういうお守りばかり自分の周りに置くのは『楽して得よう』という思いでしょう？願を掛けるのも、努力の上だったらいいんですよ。ただ願だけで何かをしようとすることは、誰かを蹴落とそうということになるからいいことのように見えて、非常にマイナスのエネルギーを引き寄せるんです。努力なくして祈ったり、おまじないをしたりするのは呪いと一緒、呪うつもりがない呪いですよ。いろんな人、霊能者みたいな人に聞いて、これがいいと聞くと試したり、お札を貼ったり呪詛（特定の人に災いがかかるように神仏に祈ること）みたいなことをやったり・・・。ごめんなさい、あんまりやると自分の世界を汚しますよ」国「どうですか？」友「もう、ちょっとドキッとしましたね。いろんな人にみてもらい過ぎですね」江「そう。しかも、その人たちに共通して言えるのは、『現世利益』」美「現世利益は、この世の物質的なご利益ばかりで、心のご利益ではないの」江「あなたの心の幸せへのアドバイスをしていない」美「仕事とかお金とかね」江「『こうすれば得られるよ』『こうすれば出世できる』そういうことしか言わない。『これをやりなさい。家の中でこういう風にすると運が向くのよ』『こうすればお金が入ってくるよ』好きでしょう？」友「はい・・・。」江「ＴＶをご覧の方も多いと思います」美「みんなそうよ」江「そういうものだと思います。だから、蛇、仏さん、ちょっと違う気持ちの悪い弁天さん、いろんなものが周りに見えて、何をそんなに願ったり、もらってきちゃったの？という・・・。龍神の何とか、全然竜神じゃなくて、これは蛇・・・みたいなものとか・・・」国「お家にありますか？」友「あります。はい・・・」江「何人もいらっしゃる。ちょっと霊能があるとか・・・。はっきり申し上げておきます。霊能は当たれば凄いではないんです。当たるとか外れるとかは、実は当てにならないんです。数学の式と同じで、マイナスとマイナスを掛けてもプラスになる。要するに、悪い低級な霊を使っても、力は出て、ちょっとは当たって、何かができてしまう。プラスとプラスを掛けてもプラスになる。けれども、結果は違う。力としては同じ結果のようだけれども、出すエネルギーが違う。プラスとプラスを掛ける人は、本当に生きる希望を与えるんです。そして、どんな自分だとしても、例え、病気になっても、お金を失っても幸せな気持ちにさせてくれる。幸せだと実感させてくれるんですよ。マイナスとマイナスを掛ける力を持つものやアドバイスは、失ったら恨みに入って今度は人を蹴落としてでも取ってやるという気持ちを助長させてどんどん惨めな思いにさせるんです。今度はプラスの、陽の道。マイナス、陰の道は前世で卒業。その方が曇りがとれますよ。『ああ、私ってこれだ』って、裸で生きられる。本当はそれを望んでるはずだから」国「それがすっきりということなんですね」江「本当は悪い人じゃないんです。苦労をいっぱいしてきて、苦労の垢が取りきれていない」【スピリチュアルな人生に目覚めるために】美「『運が良くなるにはどうすればいいんですか？』微笑んでいればいい、優しくすればいい。世の中に優しい人が嫌いな人っていますか。冷たくて、エゴイストで、利己主義な人はみんな嫌いでしょう。でも、思いやりがあって優しい人を嫌いな人って、誰もいないのよ。そうすると、仕事運もよくなる。『あの人が来るとなんだかあったかくなって愉しくなるから呼びましょう』行動範囲も広がる。いつも微笑んで、優しくて、思いやりがある。ただそれだけなのよ。そうすると、どんどん運が開けてくるの。自分で運を呼ぶのよ。そうしたら、お札もなにもいらないのよ」江「美輪さんのおっしゃる通りで、それを私は『波長の法則』と『カルマの法則』と言うんです。波長の法則は『類は友を呼ぶ』。（ネガティブな人の周囲には同じ波長の人が集まる）『私の周りにはどうしてろくな人がいないの？』それはあなたがろくでもない人だからです。自分が引き寄せているということ。カルマの法則は『自ら蒔いた種は自ら刈り取る』。美輪さんがおっしゃったように、実は微笑みもサービスなんですよ。微笑みは相手のため。人を幸せにすると、自分に還ってくるんです。これも努力なんです。『何にもせずに、運だけ欲しい。』＝『依存心、努力もせずにいいものだけ得たいと思う悪い種』が、蒔いた方へ還ってくるんですよ。そうすると、依存心や騙してでもよくなりたいという人間が寄って来てしまうんですよ。結局は、どんなに望んでも、努力以外にはない。棚からぼた餅はないんです。ちゃんと理由があって、いつも太一くんが言っているように・・・」国「・・・！偶然じゃなくて、必然なんです☆」江「理由があって、還ってきているんです。そのことを理解してゆけばいいんです」お二人がこんこんとお諭しになって、納得された友近さんの周囲にようやく観音さまの姿が見えてきたそう。江「前世の人も観音さまの信仰をされていて、素晴らしい清らかな心を持っていたんです。本人が『夜叉になる』と決めてしまったから。でも本心じゃない。白衣観音（びゃくえかんのん　災いを消し、命を延ばす功徳がある）が見えてきて」守護してくださる方は、着物姿で割烹着をつけた料亭の女将さん。江「ようやく雨雲が少し晴れて、太陽の光がでてきた感じなんですよ。友近さんは、いままでにずいぶん友達を助けている。そういうことがいろいろなものを除去していって、いい方へ向けてちゃんと還ってきている元でもあるんですよ。本当に悩んでいる友達にはとことん話を聞いてあげていますね。御礼としてそれが全部還ってきているんです」美「芸もあなたのその優しさが常に溢れていればいいの。この世にいるのは、それぞれいろいろな問題のある人。問題のない人は、この世に生まれてこないのよ。ＴＶを観てくれている人、劇場に来てくれている人、それぞれ、大なり小なり、いろんな悩み、苦しみ、孤独、不平不満が、ない人はいないのよ。素晴らしい人格に近づくために、みんなが苦しみながら勉強しているの。『お互いにご苦労さまですね、菩薩行（ぼさつぎょう　他者に対する慈悲を重視し最高の悟りに到達しようとする修行）と言うのはね』という気持ちで皆さんに接して、それで自分の芸を見せるでしょう？そうすると、それが癒しになって、励ましになって、慰めになるの。本当に自分の役目として、多くの孤独な人たち、不平不満のある人、気の毒な人、そういう人たちを一人でも、この瞬間、短い時間だけでも、慰めましょう、力をお貸ししましょう、エネルギーをあげましょう、という精神で行う芸風は、自分も気持ちがいいし、どんどん伸びてゆくの。不思議ですよ」江「せっかく苦労された魂の経験がいっぱいあるわけだから、もっと裏も出された方がいいんですよね。さきほどの『夢に出たから出演料頂かないとね』と言ったママも、一人で、女手で子供を育てているかもしれない、病気の母がいるかもしれない、お店の家賃も高くて、力のあるパトロンもいないかもしれない。『出演料頂かないとね』というしたたかさも、いろんなところ、人間としての様々な菩薩行がある」友「その人の裏設定、バックボーンみたいなものを・・・」江「それを深く表わせる方のはずなんです。笑いだけじゃなくてほろりとさせるものも、全部、見事にのり移るように表現できる人のはずです」国「きれいな方向へ進んでいって・・・」友「はい。見えてきましたね」☆　友近さんへのスピリチュアルメッセージネガティブな人の周囲には同じ波長の人が集まります。素晴らしい人と出会いたいなら、まず自分自身がポジティブになることです。☆　オーラの言葉運が良くなりたければ微笑んでいれば良い。人に優しくすれば良い。思いやりと優しさで運は開ける。☆　「普通の人は、占いに頼る　幸せに成功している人は、占いを活かす」「春夏秋冬理論」という本でこの考えを知ったとき、心の雲がパッと晴れたような気持ちになりました。占いの結果に一喜一憂していた頃は、何のためにそういったものに向かうのか自分でもよくわかっていないままに、振り回されていたように思います。「出会った本はあなたの軌跡・占い本の真実」どんな状況も、自分を磨くための場所。別れも破壊も、次の出会いのための端緒。出会い、味わい、別れ、　　　創造、維持、破壊　　それを次々繰り返し、人は進化の道を螺旋を上るように辿ってゆく。「素晴らしい人格に近づくために、みんなが苦しみながら勉強しているの」菩薩行（他者に対する慈悲を重視し最高の悟りに到達しようとする修行）須藤元気さんの回にもありましたが、慈悲はただ甘やかすということではなくときに谷底に突き落とすような厳しさ＝慈と血を流しても相手を守る＝悲を伴った、人が成長するための本当の優しさのこと。「慈悲の心・須藤元気さん」何を行うかではなく、どう行うか。螺旋をよりよく辿るために、お二人の言われた菩薩行、全ての方々が、同じ世で努力し互いに慈しみ合いながら進んでいることを心に留めて日々の行ないをしてゆくと、生きる道行きをはっきりと照らしてくれる、本当にどんどんと明るくなった友近さんのお顔を拝見して、感謝しました。読んでいただいてありがとうございました。来週のゲストは伊原剛志さんです。

December 10, 2006

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一瞬で美しくなる法・オーラの泉・古手川祐子さん２.

古手川さんの考え方にはお父さまの念も影響しているそうですが、それはお子さんへ向けられた思いにも通じることだそう。江「人はどうしても、呪縛してしまう思いを向けてしまうことがあって。ごめんなさい、お子さんにたいして、ご自身が憑依霊だと思うでしょう？」古「！・・・いいえ。」美「憑依霊の意味がおわかりになっていないのよ。もうすこし直接的に・・・」江「過干渉だと思いませんか？」古「いいえ。あまり関わっていない方だと思います。」江「そりが合わないから。なぜかと言うと、同じ性質だから。」古「娘とですか？母とではなくて？」古手川さん、思いもかけないことを聞いた、というように顔を少し強張らせます。江「三代続いて一緒ですよ。娘さん、強いでしょう？自分の考えをしっかり持っているでしょう？」古「はい、強いです、持っています。」江「古手川さんもそうでしょう？お母さまもそうでしょう？みんな心の暴走族でしょう？」古「はい・・・。」古手川さん、よくやく納得のお顔になりました。【人生学校　虎の巻】江「だから、お互いに悶々とし合っているわけですよ。『私はそういう考えは違う』娘は娘で『私はお母さんとは違う』古手川さんはお母さんに対して『私は母とは違う。』みんな三代で競り合っているというか。でも何か機会があると集まって、『仲のいい家族だね』と人には言われるけれども中味では『私は違う』。」美「女城主なのよ。それぞれが城主。」江「それぞれが『私がお守りをしてあげてる』という感覚がある。」古「ああ、そうですねえ。」江「それをね、憑依というんです☆精神的な憑依。本当ならお互いが独立して、尊重していればいいでしょう。でも、いつも寄り集まる。いろいろと言い合って『私は違う』と思いながら束縛し合っている。これを憑依と言います。」古「束縛もそうなんですか。」美「だって憑依というのは、その人にとり憑いて束縛するわけだから。」江「とり憑くということを皆さん、オカルト映画のように思っているんですよ。あれは特例のようなものであって、憑依はもっと幅が広いんです。日常の憑依というのは、生きている人も死んでいる人も同じ。死んでも古手川さんは古手川さんのままなんですよ。亡くなっても変わってしまうのではなくて、自分は自分のままなんです。古手川さんがもし亡くなったとすると、娘さんに『私は違うと思う。そんな風に育てた覚えはない』とか言ってしまうと思います。」古「・・・ですね☆」古手川さん、お顔が和らぎ、にっこりされます。【ほほえみの首飾り】亡くなったお父さまにも同じような思いがあり、幸せを願う半面、束縛したいような気持ちもあると。子供の頃、生活にも苦労されていたことを江原さんがご指摘されると、古手川さんは涙ぐまれました。守護してくださる方は武士の奥方で、メッセージは「一番必要なことは、自分で愛情を実感すること。」江「娘さんに対しても『私は一生懸命やってきたはずなのに。』と認められていないような気がする。娘さんは十分に古手川さんのことを愛しているけれども、娘さんなりの個性を持っているから。古手川さんて、本当にいい意味で普通のお母さんなんだなって思う。女性としても、本当に普通の女性なんだなと。当たり前なんですけれどね、芸能のお仕事をして素敵な女優さんをしていても、内面は普通の女性であったりするから。『子供から私は愛されているだろうか』『私のしてきたことをちゃんとわかっているだろうか』『母も私の気持ちをわかるだろうか』。それがときどき『私って一人ぼっち』という気になって、親の心配や憑依を呼んだり。そのあたりをもう少し自己分析して。古手川さんは愛されているし、愛されていることを実感したかったら『愛されたい』と言えばいいだけなのに、そこが変に頑固なんです。意固地強情で『私は寂しくなんかない。娘、いなくってもいい。』」美「弱みを見せるのが何より嫌いでしょう？」古「はい。」江「でも、その防波堤が最近、崩れかけているんですよね。だから時々、自分でも訳がわからなくなって人に絡みついてしまう。酔った人が絡むのと同じように、娘に『あんたおかしいんじゃないの?』とか、お母さんに絡んでみたり。それは甘えたいんです。だったら甘えればいいのに。お酒も勢いを借りているだけ。」古「そうなんですよ。だから嫌われるの。素面じゃできないんですよ。」美「こんなことを言っていいかわからないけれども、前のご主人は甘えさせてくれた人だったのよね。向こうが甘えているように見えて、実はあなたが甘えていたんだと思いますよ。娘さんやお母さまといった親子の愛情とは別なものが、いま、どこにもないから。砂漠に雨を降らせるようなもので、必要なものなんですよ。それがとても孤独感を呼ぶの。自分の年齢的なものとか、容貌的なものとか、いろいろなものが複合的に自分の中にしわ寄せになってきていて、無性に『自分はこのまま雨が降らなくて乾ききったまま朽ち果ててゆくのかな』という焦りがおありでしょう？どうしたらいいかというと、例えば弱みを見せる。見せたって、損にはならないんですよ。自然体でいいの。弱みを見せるのを潔しとしないから。」江「武士の奥さん☆」美「そうなの。」【美輪明宏のおしゃれ大図鑑】江「守護霊さんがおっしゃるんですが、昔から、子供のときから甘え下手なんです。ご自分は面倒を見ていると思っているんですが、それが実は『甘えている』ということなんです。『私が面倒を見なきゃ』というのは、一種の依存。それがあるおかげで生きられる。『私は甘えてなんかいませんよ。面倒を見てるもの。』」古「それは娘に注意されます。『それを言うのはおかしいんじゃない？誰もがわかっているんだから、言うこと自体がおかしい。』ええ？って思って、ひゅーっと引いていっちゃうんですよね。」美「それがすべての原因なのよ。」江「娘さんも小さいときはよかったんですよね、口答えもしないから。それが今では、自分よりもなんだか大人びたことを言うようになって『あたしを小ばかにして。誰が育ててきたと思っているの。』それを認めて尊重してあげないと。この子は今の家族の中で一番強い子なんです。」美「男の人のようなところがあるのよ。言ったりしたりすることは、稚拙で危なっかしいところがあるんだけど、見ているところは大人の部分なのよね。それでぎょっとするでしょう？」古「はい。」江「親としては心配でしょうけれど、素晴らしいことだと思うのは、この子は転ぶことを恐れない。失敗してもいいからやってみよう。逞しいお子さんで、そういうところも尊重してあげるべきところ。」☆　古手川さんが、江原さんの言葉を理解された瞬間、お顔が劇的な変化をされました。最初は自信を失くされたように少し暗いお顔でやってこられて、「美しい古手川さんがいったいどうしたのしら、何か具合が悪いのかしら？」と感じるほどでしたが、ご自分の性格が母娘三代に渡っていることを納得され、笑われると、本来のとても可愛らしい美しい表情に戻り、年齢も一気に１０歳位若返られたように。心が固く強張っているときは、体も固くなる、よく言われていることをＴＶ画面を通して如実に示してくださいました。かなり以前、心を強張らせることが続いていたときに、ふと鏡を見ましたら老け込み、シワも増え、お肌もカサカサになっていてあまりの醜さ☆に自分でも驚いたことがあります。眉根を寄せて、難しい顔をしていたために、それがそのまま、自分の顔になりかけていたんですね。これではいけないと、心を愉しませ、恋をし☆、微笑むようになりましたら幸い、表情が穏やかになったようです。心の状態は、体の表面に浮かび、それが常態になると顔の表情にも刻まれてゆく。また反対に、微笑むようにしていれば、強張っていた心もほぐれて、心身双方、相乗効果で美しくなる。（美輪さんがよい例です☆）大切なことを、改めて伝えてくださった古手川さんに感謝です。☆「三代続いて一緒」、「心の暴走族☆」、これは我が家もそうですので、大いに納得、反省しつつ聞いておりました。強情同士で、共依存なときも長かったのですが、我が家の場合は私がヨガを始めたのとほとんど同時に、母が俳句を始め、互いにほどよき距離を保てるようになったことが幸いしています。大人になりつつある子供とも、徐々によい関係になってゆくでしょう。明日に続きます。***これまでのオーラの泉を読んで下さる方は「精神美（オーラの泉など）」へ************************************************１１月２１日、午前７時１８分より、新月が始まりますね。メールマガジン第４３号をお届けいたしますので、ご登録いただいている皆さま、よろしくお願いいたします。「『恋でキレイに～源氏物語で恋愛セミナー～』源氏物語を題材にした現代に通じる恋愛セミナーを中心に、ヨガ・心理学・手作り石鹸・自然療法・文化などを交え、楽しくキレイになる方法を。新月と満月の日に、あなたも生まれ変わってみませんか？」毎月、満月と新月の始まる時間に発行予定。ご興味をお持ちいただいた方は、よろしかったらバックナンバーをご覧下さいませ。『恋でキレイに～源氏物語で恋愛セミナー～』

November 18, 2006

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想念と幸福・オーラの泉・フジコ・ヘミングさん.

フジコさんが両耳の聴力を失ってしまったのは、世界デビュー直前、貧しく暖房もない中で練習していたため、風邪をこじらてしまったからだそう。人前で演奏する道を絶たれたフジコさんを支えてくれたもうひとつの要素は、飼っていた猫たち。ピアノを教えながら耳の治療を続け、左耳の聴覚は回復するも、１９９３年にお母さまは他界。日本に帰国して開いた、東京芸大旧奏楽堂でのささやかなコンサートで認められ、ピアニストとして本格デビューしたとき、その姿を一番見せたかったお母さまはすでにこの世にはいらっしゃらなかった。【フジ子・ヘミング／ラ・カンパネラ 1973】国「大ヒットするようになってから、生活は変わったんですか？」フ「生活は変わらないですね。いまだにボロボロ、いろんなところもごちゃごちゃだけど、そこから出て、御殿に住みたいとは思わないから。そんなお金があったら貧しい人にあげたいからね。」国「猫という存在は大きいですか、フジコさんにとって。」フ「まさに招き猫ですよ。私、何にもお金なかったですよ。世田谷から渋谷を毎日、自転車で行ってたんだから、電車に乗るお金無くて。それが１９９９年２月１１日に奇跡が起こったからね、それはまさに猫ですよね。」国「人間といるより、猫といる方が楽ですか？」フ「人間は難しいですよね。『口は禍のもと』って頭にきちゃうようなことばっかりですよ、今だってね。」１９９９年以来、フジコ・ブームが起きても、お金目当ての良からぬ方々とは、一線を引いていらっしゃるよう。フ「下心があるから寄ってきてるとわかると、嫌になっちゃうんです。」いまでも猫を２０匹は飼っていて、明日もまた行き場所がない猫が増えるかもしれないとおっしゃるほど、猫たちを助けていらっしゃるよう。フジコさんの周りには、たくさんの猫たちがやってきているそうで、その代表格が大きなトラ猫、足元にごろんと横たわっているとか。【Esprit de Paris】江「特にいま来てる猫ちゃんたちはドイツの頃のです。」フ「私が教えてた大百姓さんの家の母猫が、素晴らしく綺麗なトラ猫だったので、子供ができたら下さいって。それが１９８１年かな。それからすごく幸せになった。猫を毎日かごに入れて歩き回って。教えに行くのもどこに行くのもいつもそれを持って。」江原さんによると動物も恩返しをするそうで、ときには人間よりもその傾向は強いと。フジコさんの飼っていた猫たちはこの世を去った後も味方となってくれているようです。国「ピアノを弾くのに、一番大切なことは何ですか？」フ「やっぱりここ、ハートですね。神さまにいつも『間違えないように、うまく弾けるように』って祈るには、はやり清らかでないと助けてくれない、聞いてくれませんよね。」美「癒しとか、いろんな人たちをなぐさめたり、励ましたりとか、いろんなことの想念で弾いていらっしゃるでしょう？」フジコさん、うなずいて涙ぐまれます。【地球交響曲　ガイアシンフォニー第四番】国「美輪さんも同じ？」美「そうですよ、そりゃあ同じですよ。」フ「いつかもストックホルムで一生懸命練習してたら、外で大工さんが３日くらい仕事をしてて。私がちょっと外へ出たら『ミュージック♪、ミュージック♪、ミュージック♪』って踊っているのよね。彼らには私が何を弾いたか、わからないに決まっているわよ、そんなことはどうでもいいわけじゃない。うれしくて、踊りたくなっちゃうような。ああ、これだって私はやっぱり思ったわね。これが音楽なんだ。何も理屈でね、ああでもない、こうでもない。そんなのは音楽じゃないじゃない？批評家のためにね。」美「音楽という字がそうですよね。音を楽しむと書く。」フ「そうよ。」国「本当ですね。」【紙のピアノの物語】フジコさんの音楽を聴いて踊りだすのは、人間だけではないようで、６ヶ月間飼っていたハトが、コサックダンスのように足を上げて音楽に合わせるということもあったのだとか。美「ハメルンの笛吹きという童話がありますね。」動物も音楽を楽しんでいるのですね。太一くん、お二人を羨ましそうに見て、江原さんは「私が歌うと犬がハウスしちゃいます。」と☆フジコさんの前世はイタリアのジョバンナという名の女性。修道女になるも、恋に落ちて修道院から逃げて信仰を捨て、相手のもとに。関係はうまくいかずに別れ、罪悪感を抱いた流浪との生涯を。故に、信仰を貫いてあがないをするのが今世。信仰があったから、今がある。常に聖母マリアからの救いの手があり、メッセージを受けていたので、堕ちないですんだと。情熱家であり、人を愛するとすべてを捨てて尽くす方。それでも恋愛運がないのは、前世で信仰を捨てたことに対して、魂に歯止めをかけるため。【祝魂歌】補助をしているのはお母さまでピアノの才能を授け、成功を支えているよう。「人を癒す、聴かせるために生まれてきた自分の娘の出番はまだか。」と待ち望み、生きているうちに願いは叶えられませんでしたが、今は別の形で、フジコさんをご覧になり、ご成功をもっとも喜んでいらっしゃるそうです。フジコさんのオーラの色は紫。江原さんと最初にお会いしたときはこだわりのシルバーと英知の金が強かったそうですが、人と接する機会が増え、恐怖がなくなったことにより、情愛も強くなって紫が出てきたのだそう。美「正負の法則、プラスとマイナス、陰と陽。何か悪いことがあればいいことが起きる。いいことが起きれば悪いことが起きる。その繰り返しが正負、地球の法則でね、フジコさんはベートーヴェンと同じでね、耳がだめになる、孤独になる、いろんなことで人々には裏切られる、誰も信じられない、世の中全部、敵に回したっていうところがあって。それが晩年になって正が来たわけじゃないですか。そうすると全部敵だらけだと思っていたのが、今度は正に回ってきて、味方になってきて、栄光があって、それを取り戻して。そうすると、あ、人生まんざらでもないんじゃないかって、いろんなものが許せるようになるんですよね。そうすると、自分も人も世の中もいろんなことを愛せるようになるんじゃない。」フ「『罪を憎んで人を憎まず』、私、本当にそうだと思うわね。」美「だからそれが紫になって出てきたのよ、多分ね。」「紫の履歴書」を著すことができた美輪さんならではのお言葉ですね。【紫の履歴書】守護霊は、琴を弾く十二単の女性と能楽師。フ「私の母方の本家が、岡山の琴の師匠なんです。」お召しになっている着物も、能衣装の亀甲柄で、これも故あってのこと。フジコさんからお母さまのメッセージは「一緒に住むのはごめんだけど、また会いましょうね」とのこと。フ「私は前世、未来、永遠の命を固く信じていますからね。だから皆さんにそういうことを信じて欲しいですね。神さまはいつでも見てるし、この世の、人生は一回じゃないから、うまくやりなさいと言いたいです、変なことをしないで。私なんて５０歳になるまでＴＶがなかったんですよ、本当に。今の人はみな携帯を持たないとすまないじゃない？人間なんて食べるものがちょっとあったら健康で生きてゆけるのよ。神さまはいつも助けてくださるのに、どうして人間は、もっともっとってやるのかな？」【運命の力】美「不平不満ばかり数えて、感謝することの方もいっぱいあるのに、そちらを数えないのよね。」フ「人が持ってたら羨ましがって、自分がそれを持っていないと不幸せだと思い込んでしまうことがとんでもないことでね。」美「自分の中に幸せも同じ量だけあるのにね、そっちは見ようとしないのね。」国「いや、僕、すごい番組をやってるなー。」フジコさん、可愛らしく、お辞儀をされます。栄光までの数十年の間に得られた、深いお話の数々でした。太一くん、たくさんの質問を用意してくださって感謝します☆そして皆さま、読んでいただいてありがとうございました。***オダギリ・ジョーさん、加藤あいさんなど、他のゲストの方の回を読んで下さる方は「精神美（オーラの泉など）」へ

May 4, 2006

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いじめへの対処法・オーラの泉・沢村一樹さん　３

エレファントマンへの興味は舞台となった産業革命当時の工場からの煤煙で霧の様に煙るイギリスの様子が前世と重なるから。象徴的に見えるのは、イギリスの１０歳くらいの男の子。母親のいないまま、暴力的な父親と二人だけで暮らし成人して、俳優や物書き、収集家として一生を独身で通した。江「そのときから、自分自身の想像の世界の中で、愉しんでいこうというのがあって。辛いことを見たくないときに、内面の中で想像して、愉しいことをしていたんですよ。悲しみの中で何かを作ることが、自分に許されていた部分。」もうひとつの前世は日本の行者さん。江「この番組をやるようになってから知ったんですけど、何故役者さんには行者さんが多いんだろうと、不思議なんです。」医療がない昔、加持祈祷（行者が病気を治したり、災いと除くために仏に祈ること）をして人を治していたとのこと。江「アーティスティックなものとは別のところ、治すという点で人の体にとても興味があるんです。今生においても、『俺が治してやる』『俺がいるから大丈夫』と自然に口にしていて。励ましのつもりで言っているつもりなんですけれど。体を怪我した人がいるときも、普通の人は『ああ大変だね。』と言うのに『どれどれ』と診て確認したり。」沢「確認してるかもしれないですね。無意識ですけれど。」美「習慣としてね、無意識のうちに残っているんですよ。」人の哀しみに触れる機会が多く、独り身の人生が続き、今生でようやく結婚お子さんも持つことができた。江「結婚も、奥さまに出会ったおかげで意識できたのかもしれない。」沢「一人になりたいときがよくあるんですよね、別れたいということではなくて。カブトムシを捕りに行った時も、世田谷区の山の中にスポットを見つけて夜中の１２時くらいから２時半くらいまで誰もいない、虫のガサゴソするようなカブトムシが飛んでくる音しか聞こえないような静かなところに一人でいても怖くないんですよね。友達を連れていったですけど『よくこんな気味の悪いところに一人で居るな』って言われたんですが、全然怖くない。」一人でいる方が馴染みが深く、家庭を持つことに慣れていない。江「さきほどヨイトマケの唄のときに、親不孝だとおっしゃったけれども沢村さんはとてもお母さん思いですよ。だた、接し方がわからない。」イギリスの前世では、お酒を飲んで暴れる父親から母親が逃げてしまったことやベルトで叩かれるなどの暴力を受けていた様子が見えるそうで、それさえも「プレイじゃないですよね☆」とユーモアにしてしまわれるほどすべての哀しみを想像力で変えてしまう習性を身に付けているよう。美「そこなのよ。そういうウィットのある会話。それが英国人の独特な洒落、ユーモアなのよ。」沢「知り合いにイギリス人がいるんですけれど、好きですね、あの空気は。」美「お洒落でしょう、会話の皮肉のやり取りがユーモラスで。」沢「ときどき、そういったときにひねくれ者と感じたりするときがあるんです。」江「沢村さんはひねくれ者じゃないですよ。素直な人だから。親思いで優しいけれど、表現できない。甘えるということも。小さいときから独自の行動をとって遊びに行って。接し方がわからないだけではなくて、なるべくお母さんの迷惑、手がかからないように一人遊びをしたんだと思います。ちゃんと自分で感じながらやっている優しさですよ。だから、自分のことをひねくれているというのは誤解、大間違いですね。」沢「自分でそう思わない方がいいですか？」江「そうですね。」美「それにね、一回扉を開けたら、雪崩のように情というものが入ってきてそれを防ぎきれなくて溺れるんじゃないかという気持ちがおありなのね。何故、わたくしに会いたくないかということも、見透かされるからではなくて。よく言われるけれども、わたくしを見ていると愛情の塊、情の塊みたいなものがあるから、それに包まれたいという気持ちはあるんだけど、それが怖いという方も結構いらっしゃるのね。自分は孤独で、ずっと身を守らなければ、自分を守れないんだという風に生きてきた人は、わたくしみたいに情愛で来られると、引いてしまうらしいのね。身を守ろうとして、今までのものが壊れるんじゃないかって。すごく近づきたいし、身につけたいんだけど・・・という手前でガードしてしまうところがあるのよね。」沢「本当に甘えるのが下手だって言われますね。」江「特に母性が苦手なんですよ。」美「わたくしは母性の塊ですから☆奥さんにも？」沢「甘え方が下手だよね。甘えればいいのにって。周りのスタッフに対してもそうですし。」表面的に付き合っているうちはいいものの、一歩内面まで入ってこられようとすると即座にガードしてしまうとのこと。江「甘えるというのは、物質的なことではなくて、自分の心を打ち解けて出すとか、歩み寄るということですよ。」ひとつ気になるのが、のどの痛みや声の不調など。これはイギリス人の前世での最期に影響されているとのこと。美「現実的な血液の循環が悪くなっているということもあるけれど、それだけじゃなくて前世の方の思いが、習性としてストップモーションになっているのよ。時々その記憶が蘇ってくるの。」江「悲惨な生活で、アーティストになられて最期は孤独の中で。生きていることと、仕事をしていること、そういう充実感における感謝が足りなくなると、のどに来ます、沢村さんの場合はね。万人の方に当てはまるわけではないですよ。」美「意識の変え方によって治るんですよ。」江「そのために今回、ここに来ています。やはり来ているのは節目節目の人ばかりで、偶然なく必然。どこかで本当の充実はしていないのに、まあある程度の充足、どうでもいいと考えようかとしてしまうと、のどに来るんです。もっとこの生きている時間に感謝して、今までよりもずっと進化している環境生まれ変わるというのは進化していなくてはいけないんですが前よりはホップ、ステップ、ジャンプで延ばしていかなくてはいけない。前世以上にできるわけですから。」沢「もう少し足を前に出せば、もっと違った景色も見られるとはいつも考えてます。でもどこかで『不自由もないし、そこそこ愉しいからいいかな』と思ったりもしていますけれど・・・。」美「それを江原さんはおっしゃっているわけ。八合目くらいまで来て、『あ、まあここまで来たからいいか。愉しいし、差しさわりもないし、子どももいるし仕事も順調だし』　それで達成したような気持ちがある反面『いや、違う･･･。』というものがどこかにあるのね。それは何かと言うと、グレードアップ、江原さんのおっしゃったホップ、ステップ、ジャンプなの。例えば、目的がローレンス・オリビエ（1907-1989）であったり、アレック・ギネス（1914-2000）であったりとか、イギリスの大俳優がいるでしょう？シェイクスピアでもなんだって演れる、教養、知識、全般に渡ってもの凄くグレードが高いそういうところを目指して努力する、頂上までの距離があるわけですよ。それをどういう風に身につけていって、どういう人たちを身のそばにおいて情報を仕入れて、それを咀嚼して活きていって、その頂上に到達するか。そういう作業が一杯残っているわけじゃないですか。」沢「やはり一人ではできないことですよね。」美「一人でもできますよ。一人で大企業になればいいんですよ。自分が総合商社になればいいの。財宝を増やして。『あれはありますか？』『はい、ございます。』『これはありますか？』『はい、ございます。』『これはどういう品物ですか?』『材質はこうで、こういう場所で織られて、こういう風に仕立ててあるから、このお値段にしてはお安いと思いますよ。』という風に商品知識もあって。そういうことが芸能界にも必要なわけですよ。その作業が、これから始まるんじゃないですか？ということをおっしゃっているのよね。」江「はい。いまは作戦タイムの時期ですよ。」沢「いろいろ興味のあることは勉強して・・・。今日は来てよかったです。」国「最初は帰りたいと言っていましたけれども。」沢「途中、何箇所か帰りたいところはありましたけれど、何とか最後まで。また来週からは国分さんの席で☆」江「国分さんはお役目でやっているので☆」沢「誰でもできるわけじゃないんですね。」国「知らないでしょう？こう見えても、お役目なんですよ☆」☆　沢村一樹さんへのスピリチュアルメッセージ生まれ変わるのは進化するため。今、生きている時間に感謝して、ホップ、ステップ、ジャンプ。☆　オーラの言葉孤独な人ほど愛情が苦手。自分を守ろうとしないで包み込むような愛情に身を任せてみては。☆　「一人でもできますよ。一人で大企業になればいいんですよ。自分が総合商社になればいいの。財宝を増やして。」これこそ、失意の槙原さんを救った美輪さんのお言葉から生まれた名曲・「世界にひとつだけの花」のメッセージだと思います。小学校に通っていた頃、当時は「仲間はずれ」というような表現でしたがいわゆるいじめに、人の常として関わっていました。思い出すのは、グループの中で、昨日まで仲良く話していたのに突然、一人が仲間はずれにされるというもの。誰がいつその対象になるかわからないので、仲がいいときもどこか戦々恐々としている毎日。数日か数週間で入れ替わるゲームのようなターゲットになるときは本当に苦痛でしたが、何回かそれを繰り返したあと、あるときふと「今度、一人になる役はいつくるかな。」と思え、沢村さんのように「何が起こるかわからない」ためシュミレーションを怠りなくして次に標的になったときは「ああ、また来たな。」と感じられるように。頭の中で物語を構築して移り住み、避けられない嵐や、突然やってくる魔物に対して盾をかざしつつ、実際の痛みを和らげるこの対処法は逃避と呼ばれるものにあたるかもしれませんけれどそれほど世の中は、起こったことをそのまま受け止めるには、ときに余りにも残酷過ぎる。救難信号を発してもわかってもらえず、どうしても魔物と対峙しなくてはならない場合せめて心は姫君になり、勇者になり、仙人になり、ときにひとりで果報を待ち、ときに立ち向かい、ときに超然と事態を見つめて、実際の痛みを和らげ、受け止めやすくする。これは、大人になってからも使える手段で映画や演劇や本、あらゆる芸術、娯楽に触れるのもそのひとつ。引き出しが一杯あると、その数だけ、いろいろな対処ができる。小波に怖々浮かんでいたのが、巨大な波をサーフィンで渡れるようになりだんだんと重いバーベルを持ち上げられるようになればしめたもの。そして自分がそういった状況にいることを、常にどこかで意識して俯瞰して自分の中のノート、データベースに残してゆくこと。するとあらゆる自分の体験を、いつでも取り出すことができオリジナルとして、総合商社として、周囲にも活かし広げてゆくことができ本当の「世界にひとつだけの花」を咲かせ、次に種を贈ることができる。丹精こめて育てた花を根こそぎ枯らすことなど、もったいなくて。この季節を越えれば、どれほどたくさんの歓喜が待っていることか。自分に刃を向けたいような時をも渡り、今があります。読んでいただいてありがとうございました。来週のゲストは古手川祐子さんです。

November 12, 2006

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仮面の告白・オーラの泉・細川茂樹さん

先回、先々回は、仮面ライダーさまとオペラ歌手さんが登場。興味深いお話が続きました。【細川茂樹さん】印象深かったのは、クールに見えていたこの方が、非常に思いやり深い方だったということ。人から相談を受けることも多く、すぐ共感してしまうそう。過去の方のことも忘れず、お寺にゆくのも好きだと。「そういう人は、俳優に向いているのよ。」と美輪さま。脚本を読んでも、すぐに共感、同調できてしまう。「ここはちょっとこうしてみようかな。」あまりに簡単にできてしまうために、俳優という職業が向いているのかわからない。達成感がないため、本当はもっと苦労するのが本当ではないのか、と思っていらっしゃるようです。「一人で何でも出来てしまう人。私の好みはお先にどうぞって言ってるうちに世の中に乗り遅れてしまったっていう人だから。」と美輪さま。パートナーがいても、何でも一緒にやりたい、というよりは一人でもちっとも困らない、ゆえに、結婚には縁がない方なのだとか。この世に生を受け、自分の片割れを求める方もいれば、一人で生きてゆける人もいる。パートナーを求めるというのも、周囲からの刷り込み、なのかもしれませんね。【森公美子さん】以前違う番組で、自ら命を絶ってしまった親友のお話をされていて、「あっちの世界にいったら、『はい、ご苦労さん』っていわれちゃったって。」と。今回はどういったお話が聴けるか、楽しみにしておりました。目の前に見えるようにお話になったのは、前世での悲恋。深い森、透き通った湖のそば（ドイツでは？と美輪さま）に監禁されていて、（恋人のもとに）逃れようとするシーンを夢で何度もご覧なっていたのだとか。あるとき雑誌の「古城特集」でまったく同じつくりのお城を見て、びっくりされたそう。ご結婚されてからはこの夢を見なくなったというのも興味深く。文化まだ目覚めぬドイツにいて、イタリアに憧れていたというのも、現世の行動に繋がっているのだとか。オペラの留学でイタリアにいらしたとき、初めて訪れたフィレンツェを案内なしに歩けたのは、江原さんによると土地の霊が案内してくれることがあるとのこと。初めていった場所なのに、そんな気持ちがしない、目的地に導かれるようについてしまう。こういったこと、どなたでもあるのでは？細川さんへの美輪さんのアドバイスは、とにかく一流の芸術家とお付き合いなさい、ということ。本田健さんも、何かを学ぶときは一流の方から、どなたかにご紹介いただくときはなるべく近い方から、というアドバイスを、富豪の方々より受けたそうです。森さんへの歌のアドバイスは「想念で歌いなさい。」。こんな風に歌っているのよ、どう？というみてくれの心ではなく、魂から湧き上がるものを歌いなさいということ。どちらも、本物から学び、芸術を表現し、真の人生を生きよ、ということでしょうか。

November 17, 2005

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人間の変わり目・オーラの泉・古手川祐子さん　１

「七五三は子供がよく亡くなっていた医療の発達していない昔に、成長した節目節目で神さまに感謝しましょう、ということから生まれたんですよ☆」ちょうど番組の日が七五三、楽屋で一生懸命練習していたという太一くんの言葉。七五三を迎えられたお子様方、親御さん、おめでとうございます。太一くん、普通に生きていることの尊さをいま伝えてくださって本当にありがとう☆オーラの泉が始まったときから「出演したかった」という古手川祐子さん。時満ちて、ようやくやってこられたようです。【スピリチュアルチェック】☆　自分の性格を一言で→自分自身でよくわからないです。☆　小さい頃なりたかった職業→小学校の頃は婦人警官、中学ではアイドルになりたかったです。☆　人生の転機→この世界に入ったとき。☆　この世で一番大切なもの→家族です。☆　ぜひ聞いてみたいこと→若い頃と今とでは性格が変わってきた理由。一年以上も出演を待っていた古手川さん。古「やっと会える時期なんだなと。呼ばれる時期は一番落ち込んでいるときじゃないんだろうなと、自分に言い聞かせていました。」国「この番組を好きな方って、出たくないという人も多いんですよ、怖いとか、何を聞かれるかわからないとか・・・。」古「いいえ、お二人にすごくお会いしたくて。美輪さんとは夢で。あまりにも会いたい、会いたいと思っていたら、夢の中でやっとお会いできたんですね。」美「どうもわたくし、あちこち出没するらしいのね。東京以外のところへ旅行していたのに、『新宿で、金髪の美輪さんが歩いていらっしゃるのを見た』ピカチュウが歩いているのを見たんじゃないって☆」上空サプライズな方でもあられますので。あ、もしかしたらニワさん？国「どうですか、美輪さんの存在というのは？」古「昨日からどきどきしているんですけど・・・。」美「やはり、こちらの大仏さまのオーラだと思いますよ☆」国「大仏さんとも会うのは初めてですか？☆江原さんをどう見てますか？」古「ずっとＴＶは拝見させていただいて、大ファンで。」国「ファンと言いつつも、お二人は容赦なく来ますから☆お部屋もきれいにしてきましたか？」古手川さんは、何もかも、いつもきちんときれいにされていて、仕事から帰ってきたときも、どんなに疲れていてもお部屋を整えてから眠られるそう。江「そのままにして翌日を迎えるのはいけないと思うから、少し無理をなさっている。」美「睡眠不足になるのね。」江「今日のことを、今日のうちにやらないとお嫌でしょう？」古「嫌です。『今日は今日しかない』っていうタイプなんですね、昔から。『今日愉しまなかったら、明日はないのよ』っていう。飲んだりするときも『今日は今日しかない!』と言って呼び出しをかけたりしていたんですよね。」国「部屋をきれいにするのも・・・。」古「今日しないといけない。」国「・・・そういう性格になりたいですね。部屋の掃除はいつでもできるだろうってなっちゃいますね。」アイドルになりたかったという中学生の頃からは、「スター誕生」など、オーディションのための葉書を毎週書いていたそう。１７歳のときにオーディションで一位となり、三浦友一さんの相手役として映画で共演、女優としてこの世界に入られた。古「オーディションのあとに、『スター誕生』から葉書が来て。『遅いの･･･。』」【谷崎潤一郎原作　細雪】ご自分の性格の多様さに戸惑われることも。古「明るかったり、ドンって暗くなったり。真面目じゃないと思っていたら真面目過ぎていたりとか。過ぎてしまって自分を駄目にしてゆくというか、平常心がなかなかないというか。人に会うと、知らないうちに平常よりも上のパワーでいようとするから疲れてしまったりするんですね。」国「その性格というのは、昔から変わらないんですか？」古「多分・・・。４０歳になってからはマイナスの部分がとても多いんですけど、それまでは活発で元気な・・・。もう少しポジティブに考えようよって自分に言い聞かせているんですけど、もう一人の自分がスコンって落ちたがるんですよね。なにかはわからないんですけど。」国「この番組をさせてもらっていると、自分の性格がよくわからないという方が、意外に多いなと思うんですけども・・・。」美「自己分析ね。世の中の人、みなさんがそうよ。作家というのは、推理小説でも純文学でも、いろんな人物を描写して、深層心理まで全部ばらばらにして組み立てていく作業で、引いては自分自身もそうでなければいけないはずだけれど、有名な現役の方でも、自己分析を全くしていない、自分のことは野放しになって混乱しているの。作家でさえそうですもの、学者さんも、評論家の人も。『ああでもない、こうでもない』って評論するけれど『お前さんはどうなの?』自分のことは何もわかっていないの。古手川さんだけじゃない、『みんなで渡れば怖くない』。だから、ご安心遊ばせ☆」国「先ほどのキーワードから気になったんですが、性格というのは急に変わったりするものなんですか？」美「これはこちらの管轄ね。いろんな方が出入りしたりするじゃないですか。」江「皆さんの感覚では、憑依ってすごく特別なことで大袈裟にとらえられることが多いんですが、誰にでもあるんですよ。ない人はいないくらい。亡くなった方や霊的な世界だと思うと特別視してしまうけれど、例えば自分自身のお友達は、みんな憑依霊ですから。」【スピリチュアル夢百科】古「え？」江「要するに、『類は友を呼ぶ』。だから自分の友達を悪く言う人は自分自身もそういう悪い人間です、と言っているのと同じだということ。憑依霊というのは、特別に恨みつらみの霊ばかりではなくてお友達、波長が合って寄ってきているということ。それから、この番組でオーラのお話をしていますが、単色のオーラというのはないんです。みんな様々な色を持っている。一辺倒の、例えば赤（頑固、情熱、猪突猛進）だけの性格の人なんているわけがないですよね。その人の中で特別目立つ色合い、強く現われる個性を言っているだけで、みんな七色のオーラを持っているわけです。それが全部、美しく輝いていたらいいことで。人間というのはそんな単純なものではなくて、たくさんの魅力やいろんなものを持っているものなんですよ。だから憑依なんて全然恐れる必要はなくて。もし、よほど強い霊に憑依をされてしまったら、自分を戒める方が先なんです。『私は憑依霊にこんなに苦しめられて』という方もいるけれども、わざわざ人を振り回す人や闇の世界にも、自分から飛び込まなかったらそういうお付き合いはないじゃないですか。」性格が変わるというのは、憑依の部分と同時に現実の問題もあるとのこと。美「４０歳前後になると、更年期障害やその前触れがある。女の方だけじゃなくて、男の方にもあるのよ。人間なら誰にでもあるの。男性の更年期障害というのもあるんですよ。さきほどの七五三ではないけれど、４０歳前後は精神的にも肉体的にも人間の変わり目なんですよ。大きな変わり目。」江「美輪さんがおっしゃったとおりで、体から心に影響することもあるんですよ。肉体的な元気さも、心のテンションに影響してくるし、憑依もそこから。連鎖というのかな。あとは前世からの思いぐせ。」美「複合的なものなのね。」☆　思いぐせ・何を恐れているのか・どんなことが苦手なのか・どこに人一倍こだわってしまうのか・どういうことに喜びを感じるのか・どんな願望や理想を持っているのかなど、誰もが持っている思いの仕方考え方の独特な偏りのこと。「スピリチュアル夢百科」より美「憑依ということで江原さんがいいことをおっしゃったのだけれど、『清き川に清き水流れる』、その逆もあって、憑依というのは自分自身が呼び寄せる下地を持っているの。自分自身が清らかで健康的で美しくても、強くなければ、悪いものに体を乗っ取られてしまうのよ。清らかで、なおかつしっかりしていれば、悪いものが来ても入れないのよ。」【強く生きるために】江「憑依だけのせいにする方もいるんですが、自己反省、内観する、自分を見つめる気持ちがなくて憑依のせいにする人は、本当には理解できない。やはりすべて自分なんですね。」明日に続きます。***これまでのオーラの泉を読んで下さる方は「精神美（オーラの泉など）」へ************************************************１１月２１日、午前７時１８分より、新月が始まりますね。メールマガジン第４３号をお届けいたしますので、ご登録いただいている皆さま、よろしくお願いいたします。「『恋でキレイに～源氏物語で恋愛セミナー～』源氏物語を題材にした現代に通じる恋愛セミナーを中心に、ヨガ・心理学・手作り石鹸・自然療法・文化などを交え、楽しくキレイになる方法を。新月と満月の日に、あなたも生まれ変わってみませんか？」毎月、満月と新月の始まる時間に発行予定。ご興味をお持ちいただいた方は、よろしかったらバックナンバーをご覧下さいませ。『恋でキレイに～源氏物語で恋愛セミナー～』

November 17, 2006

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オーラの泉・以心伝心・中村江里子さん１

アナウンサーとして活躍、フランスの実業家と結婚された方がゲスト。【スピリチュアルチェック】☆　小さい頃なりたかった職業→自分の好きな物だけを集めた小さなお店をやりたかったです。☆　毎日欠かさずすること→ゆっくりと丁寧にお茶やカフェを淹れて飲むことです。☆　パリで生活していて一番大変なこと→やはり言葉の問題です。☆　運命を感じたこと→運命…これは…今の主人、今の主人というのは変な言い方ですけれど主人と三回の偶然の出会いがあって今こうして一緒にいるというのはもしかしたら運命だったのかなと思います。☆　不思議な体験→実は以前、江原さんと対談をさせていただきまして、その時に「赤ちゃんが見えます」と言っていただいたんですが…その後、妊娠をしました。国「どうぞお座り下さい…今日はパリからですか？」中「そうです」国「パリから！東京までってどのくらいでしたっけ？時間は…」中「１２時間です、およそ１２時間ですね」国「１２時間ですか…僕は今日、１５分でここへ着きましたけれども☆…またはるばる…一度お会いされてるわけですか？江原さんとは…」江「雑誌の対談でご一緒させていただきました」国「その時に赤ちゃんが見えると…」中「そうなんです…あの、２００６年の多分、春頃だったと思うんですが対談でお会いして、まあ色々なことを言っていただいた中で『赤ちゃんが見えますよ、近いんじゃないですか？』っておっしゃっていただいて…実は本当に二人が凄く望んでいた時だったから、その言葉が物凄く嬉しくてすぐに彼に電話して報告したくらいです」江「あぁそうですか☆」美「いや…大変でいらっしゃると思う…☆ほら、何処の国でも良いところと悪いところがありますけれどね、ご結婚ってうかがった時にね『これは苦労しに行くみたいなものだな』と思って…」中「あ、そうですか…まあ苦労というか、やはりパリとかフランスのイメージって多分日本のメディアのせいと言ってしまってはいけないんですがやはりとても華やかなイメージがあると思うんですね。特に女性は憬れると思うし実際そういう場所だと思うんですよ、美しいし…でも、そこで生活している人たちは質素堅実で、やはり全く…」美「シビアですものね」中「シビアなんですよ。逆に日本って、やっぱり恵まれているので私たちはのほほんと生きていられるけれどもフランスに行ってのほほんと生きていたら生きてゆけないんです。それが行った時というのは無我夢中だから何とかなるんです。でも今、結婚してもう八年目になったんですが、やはりこれぐらいになってくると言葉もわかってきて、色んなことがわかってくると、逆にわかってきたことによって凄くこう…『え？え？』って立ち止まることが多くなってしまったんですね」美「だから見なくてもいいものが見えてきたり、聞こえなくていいことが聞こえてきたり…」中「そうなんです。綺麗なことだけじゃないのは、もちろん生活をするってことでは当たり前なんですが、やっぱり私もまだ友達がいるわけじゃないし、家族もみんな東京で…もちろん彼がいてくれるし、家族はいるけれども、何かやはり急にこう…凄く孤独なんですよ」１９６９年に東京で生まれた中村さんのご実家は、明治７年創業の日本で最初の西洋楽器店「銀座十字屋」。２００５年にお父様が亡くなった後は、お母様が社長となり楽器販売、楽器教室、コンサートなど音楽文化振興に努めておられるそう。国「実家が日本で最初の西洋楽器屋さんだったんですか？」中「そうなんですね。私もあまり自分の実家の歴史というのは詳しくはないんですが明治７年創業ということで…」国「明治７年…今、お母さんが社長と言っていましたけれども…お父さんは…」中「以前は父だったんですが、２００５年の５月に父が亡くなって、突然…まあ母もその当時から銀座で、その十字屋っていうところで仕事をしていたんですが母はどちらかというと…あの、ホールを持っているんですね。で、音楽が好きなのでやはり色んな音楽を発信してゆきたいという願いで仕事をしていたのですが父が亡くなって結果的に自分が社長という形で会社の責任者にならなければならなくなり今に至っているんですけれども…」国「中村さんは日本にいたんですか？お父さんが亡くなる時っていうのは…」中「それが不思議だったのが、２００５年の５月に亡くなったんですが、まあ詳しく話せば病気が発覚したのが３月だったんです。３月の末に病院に呼ばれて…という状況だったんですけれど、その時もパリに住んでいる私たち、私も主人も娘もいたんです、東京に。だから家族みんなで父の病気を知って『どうやっていこうか』っていう家族会議というのも、そこにも参加して…それからその後は、もちろん彼は仕事があるのでパリに行ってたんですが私はほとんど東京にいて…で、変な話、父が亡くなった日というのも、彼も娘もいたんです。みんな病院に、全員、父が亡くなる瞬間に揃ったんです。だから普通、日本にいても、同じ東京にいても、なかなか身内のそういう場に立ち会えないことってあると思うんですが、全員が病院に集まれて…だから本当に感謝をしました…やっぱり父が亡くなるということは、とても…今もこう…なかなかちょっと自分の中できちんと消化できてないことなんですけど『でも、そこにいられたんだ』っていうことは『これはもう神様がそういう風にして下さったんだ』ということで物凄くそれは家族みんな『感謝しなきゃいけないよね』って言ってるんですね」江「まあ、お父様の望みでもあるしね…でいて、あの…『生涯、悔いとして残るっていうことのないように』っていう…でいてそれはお父様の願いでもあるし、だからやはりそこも以心伝心。だから『偶然はない』…呼び寄せた必然なんです」中「あぁそうですか…」江「だから逆に言うと、あたたかく語れるのは、そのおかげですものね。でなかったら、それは悔いが一杯残ってしまって…」中「そうです、もう…凄く辛い、辛い気持ちばっかりになってたと思うんですが『辛いけど、悲しいけど…あ、一緒にいられた』っていうのがもう本当に大きな救いになっていて…」江「しかも大らかな方ですからね、お父さんって」中「あ、本当ですか？何かもっと…あ、そうですか…」江「何故かというと、どうして大らかって私が言っているかというと何でもかんでも結局、最終的にはいつも家族に対して『いいよ、いいよ…』って言い続ける人なの」中「はい、そうですね」江「だから自分の我がままを言っていないんですよ、実は」中「そうなんですよ」江「だから、それだけですよ、我がまま…」中「あ、そうだ…」江「『自分の最期に居合わせて欲しい』ね？だから最期にできたお父様の我がままなの。それを私は大らかって言う…何でも寛大で『いいよ、いいよ。お前がやりたい様にやりなさい』『お母さんのやりたいようにやりなさい』ね？自分の主張をするのは最期のそれだけだったはずなの」中「あ、そう思います…はい…」江「そう…だからいい親孝行ができたんですよね…」国「そういうお父さんでしたか？」中「はい…」美「でも、お幸せな家庭にお生まれになったのね」中「はい、本当にそう思います…」美「本当に…」人気アナウンサーとして活躍していた中村さんは２８歳のときフランス人実業家シャルル・エドワール・バルトさんと出会うも、最初は結婚には乗り気ではなかったそう。画面には２００１年に南仏プロヴァンスでの結婚式の様子が映し出されました。結婚式直後のバルトさんの言葉「あなたと結婚したかった、ずっと前から。でもずーっと前から彼女『いいえ』言いました。今日『はい』言いました。私はすごい嬉しいです」「けんかとかはなさそうですね」という質問に中村さんが「けんかしますか？」と伝えると「はい、いつも毎日。ちょっとヘルシーと思うよ…皆さんに言いたい。彼女、すごく大変！（中村さんに軽く叩かれて）見て見て！」***国「元気なご主人ですね☆」中「明るいですよね、今見ても」国「物凄く日本語も上手くて…」中「今はもっと上手ですね」国「あ、そうですか…最初は断ってたんですか？結婚をするというのは…」中「結婚を断っていたというよりも『別に結婚しなくてもいいんじゃない？』って言ってたのは私だったんですね」国「それは何でですか？」中「別にその…フランス式というわけではないんですが私の中でまだ結婚というのは形になって実感がなかったのと『別に結婚しないでも、このままフランスで二人で暮らしていってまあ時期が来たら…という選択もあるんじゃないかな？』というのが私の考えだったんですが、彼はもう『家庭を作りたい』それから『きちんと国にも認めてもらいたい。教会できちんと式を挙げたい。神様にも認めてもらいたい』という思いが強くて…だから『いいえ』と言っていたわけじゃないんですが、でも初めて、この日初めてまあ教会と役所での式で『はい』って…‘Oui’って言ったので凄く嬉しかったみたいです、本人は」国「そのテンションですか☆さっきのは」中「そのテンションです☆嬉しく…☆」江「でも中村さんは、じゃあ誰とでもそういう感覚で恋愛とかをするかっていうとそうじゃないと思うんですよ。彼だけ特別に何となくね『空気みたい…』自然だったと思うんです、最初から」中「あの…そうですね。格好つけるということは…余裕もなく…そうですね、はい…」江「だから『まあ、ずっとこういられるんじゃないの』っていう自信っていうか変な安心感っていうかね。それには理由があるの☆」中「え？何で、何でですか？」国「何か理由がありますか。これは後ほどにしましょうか」江「ええ」続きます。「オーラの泉の日記」

February 23, 2009

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シンプル生活25「生きることは愉しむこと　」

男性は目標が好き、仕事そのものを生きがいにできる。女性は過程が好き、その場その場を愉しんで生きてゆける。男性と女性の考え方、脳の構造について書かれている興味深い本をここ一年、いくつか読みました。狩猟採集の時代と現代と、人間の脳の構造はそれほどは変わっていないのだとか。狩りを担当する男性の脳は、確実性のない獲物を目的にして、戦略的に物事を捉える構造になっているそうです。狩りのあとは焚火を囲んで男性同士で集い、得た獲物を自慢し、夢を語りあう。これがコミュニケーションを愉しむ場に。仕事を終えたあとの酒席と同じですね。一方、採集を担当する女性は、この季節にここにいけばよいという知識さえあれば、木の実などを確実に摘むことができる。そのため脳の構造は、記憶力に富み、ぱっと見で物事を把握し、現実的に考えるようになっているのだそうです。おしゃべりしながら情報交換し、花を愛で、木の実を味見しながら摘み、愉しみながら身の回りを整える。生活そのものを愉しむスタイルが見えますね。ビジネス本をみても、書いている方が女性か男性かによって、目標と過程という視点の違いを感じます。いろいろな場でお会いする男性とお話させていただいても、目標に向かうことそのものを生きがいにしている方も、いまここで、道に咲く花を愉しみながら進むことを改めて発見される方もいらっしゃいます。「私は女性の味方はしません。だって男性の方が弱すぎるから。倒産した会社の社長さんで死を選ぶ人だって、女性にはほとんどいないのよ。（美輪明宏さんの講演会より。）」社会情勢の変化で、生きがいである仕事を失ったり、仕事そのものを愉しめなくなっている方が増えているようです。日々の愉しみがなくなったら、人はどうなるか。仕事という大義名分を持って、愉しんでいたものがなくなったら。どのような状況にいても愉しむことができること。これが生きてゆくということ。「遊びをせんとや生まれけむ」この世には遊びにきているのです。「女を味方にしてこそ男は大きく伸びる女性に信頼されるコツもてるコツ」【佐藤富雄　著】「話を聞かない男、地図が読めない女　男脳、女脳が「謎」を解く」

January 25, 2005

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