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2005/01/18(火)08:40

シンプル生活8「本当の地震対策B~コミュニティを調べる」

アート&コミュニティ(56)

消防署員の方から、毎年地域で行なっている防災訓練でお聞きしたお話を お伝えいたします。 「大災害があったときは、全ての地域に我々が到達できない可能性が大いにあります。 ですから、基本的に自分の地域は自分で守る、という気持ちで取組んでください。」 たしかに震災のときは道路も遮断されていたり、目の前を消防車が通っても、 別の災害発生地へ行く途中で来てもらえなかったり、という状況が 頻発していたように思います。 家の中で地震が起った、外へ無事逃げることができた。 さて、次にあなたはご自分が何処に行くように指定されているか 把握していらっしゃいますか? もしご存知でないときは、役所などでお尋ねになってみてください。 わが地域は、まず公園、そして揺れがおさまり、自治体が安全であると認定した時点で 小学校に移動する、ということになっています。 おそらくどの地域も似たようなものでしょう。 近くに公園も小学校もないわ、と思う前に、ぜひお問い合わせになってみてください。 きっと親切に教えてもらえるはずです。 案外近くに公園や学校があることもわかると思います。 また、ご近所やご自宅が火事になってしまったり、知り合いの方が建物にから出られなった上、 消防車の助けが見込めない場合にどうするか。 私の住む市では、ほとんど全ての公園に「防災倉庫」が設置されています。 毎年の防災訓練では、倉庫内の備品を使った訓練も行なわれます。 倉庫の中には、可搬式動力ポンプ・ホース・担架・防火服・ヘルメット・ ハンドマイク・強力ライト・バール・ロープ・スコップ・ノコギリ一式が入っていて、 万が一に対応することができるようになっています。 これも自治体によって違うかもしれませんが、どうぞお確かめになってみてください。 何らかの対策はしているはずです。 また、防災倉庫には鍵がかかっていますので、その鍵の所在場所や どういう場合に使う規定になっているかは住んでいる場所の役員さんなどに お尋ねになるといいと思います。 そして、ぜひ一度、地域全体で使ってみることをおすすめいたします。 ちなみに公園には防火用水があり、可搬式ポンプを使えば かなり威力のある消火活動ができます。 消防署に頼めば扱い方を教えに来てくれますし、女性でも簡単に扱えるポンプですから、 (だんな様がいないときに地震が起ることだって大いにあるんですものね。 ちなみに私も使えますよ☆) これを機会に地域で防災訓練などしてみてはいかがでしょう。 いま、地震が頻発して関心が高まっていますから、呼びかければ 集まる方は多いと思いますし、住民同士の顔を繋ぐよいきっかけになります。 消防署に頼むと、「地震体験車」や「火災体験ドーム」や防災グッズ一式などを 持って来てくれ、冒頭であったような署員さんのお話も聴けますから、 住民は足を運べばよいのです。 (もちろん真剣に、明日ポンプを使うかもしれないという気持ちで臨んでくださいね。) 開催場所は公園など。それこそご自分が避難する公園がベストですね。 「地震体験車」が来ると子どもが喜びますし、地域で備蓄してある食糧があったら 試食してみるのもおすすめ。 ちょっとしたイベントにもなりますね。 楽しく、ホントのサバイバルを学びませんか?

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