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三島由紀夫全集雑記


第一巻 盗賊・仮面の告白・純白の夜


第二巻 愛の渇き・青の時代・夏子の冒険


第三巻 禁色


第四巻 にっぽん製・潮騒・恋の都


第五巻 女神・沈める滝・幸福号出帆


第六巻 金閣寺/永すぎた春/美徳のよろめき


第七巻 鏡子の家


第八巻 宴のあと/お嬢さん/獣の戯れ


第九巻 愛の疾走/午後の曳航/肉体の学校


第十巻 美しい星/絹と明察


第十一巻 音楽/三島由紀夫レター教室/夜会服


第十二巻 複雑な彼/命売ります


第十三巻 春の雪/奔馬


第十四巻 暁の寺/天人五衰


第十五巻 花山院/みのもの月


第十六巻 世々に残さん/菖蒲前


第十七巻 殉教/花山院


第十八巻 日食/死の島


第十九巻 ラディケの死/志賀寺上人の恋


第二十巻 月澹荘奇譚/孔雀


第二一巻卒塔婆小町/只ほど高いものはない


第二二巻 葵上/鹿鳴館


第二三巻 弱法師/黒蜥蜴


第二四巻 サド侯爵夫人/わが友ヒットラー


第二五巻 癩王のテラス/LONG AFTER LOVE


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December 21, 2004
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誠実さは武器に成りうるか。

第五十二帖  <蜻蛉-4 かげろう>  あらすじ

源氏の兄弟で、明石の中宮の伯父に当たる式部卿宮が姫を一人残して亡くなりました。
継母である正妻が、その姫を馬の頭(うまのかみ)である自分の兄に嫁がせようとしたのを、
明石の中宮は気の毒に思い、女一宮に仕えさせます。
宮の君と呼ばれるこの姫は、浮舟の父・八の宮の兄弟にあたる式部卿宮の娘なので、強い関心を寄せる匂宮。
一時は東宮の妃候補に上がっていた宮の君を、薫は零落したものと思いながらも気にかけています。

六条院は夕霧の右大臣のおかげで、源氏が生きていた頃にも増して栄えていました。
明石の中宮が六条院に留まっているので、匂宮も度々訪ねています。
相変わらず浮気沙汰を起こし、宮の君にも言い寄っている様子の匂宮。
管弦の遊びに華やかに興じる匂宮のそばで、薫は落ち着いたたたずまいです。
二人がそれぞれ立派なの眺め、浮舟がいてくれたらと思う侍従。
まだ喪が明けていないので、薫に見つからないようにそっと見つめているのでした。

薫は女房たちが集まっている部屋の戸が開いているので
「どうぞ安心して、真面目な私と慣れ親しんでください。」と呼びかけます。
しばらく女房達と軽口を言い合ってから、一人庭を眺めていると
「ここには誰がいるの。」と今度は匂宮が女房達に問い掛けました。
「女一宮にお仕えする中将の君です。」と中から気軽に返事があるのを聞き、薫は悔しい思いです。
「匂宮の強引さに皆、惹かれてしまう。匂宮の目当ての女房をなびかせて仕返ししてやりたいが、
真面目な私の方を選ぶ女性はなかなか見当たらない。中の姫のように私のことをわかってくれる女性が
女房の中にいてくれるなら、匂宮をならって色恋沙汰に身を投じてみようか。」
薫はこう考えてみるものの、自分には似合わないだろうと思っています。

女一宮の女房達の琴の音が、薫の耳に趣き深く聞こえてきました。
恋に悩むため息が聞こえないよう、女房から差し出された琴をかき鳴らす薫。
女二宮を妻に迎えた自分を誇らしく感じつつ、その姉である女一宮も迎えられたらと欲張った望みをそっと抱きます。

薫は宮の君のいるあたりにも向かい、話し掛けてみました。
「私たちは従兄妹という間柄。どうかご信頼ください。」
「薫の君からそう言っていただるなど、光栄でございます。」
東宮妃候補だった宮の君が、女房の取次ぎもなく直接応えるのを、薫は気の毒に思います。

宮の君の美しさを想像しながら、匂宮もきっと気にかけているだろうと考える薫。
「宮家で大切にされている姫はたくさんいらっしゃるが、宇治で八の宮が慈しんだお二人は
本当に素晴らしかった。あの浮舟でさえ。」
悩み多き恋を思い出す薫の前に、蜻蛉がふわりと飛んでいます。
「見えているのに手には取ることができなくて、また見ると行方も知れないまま消えてしまう蜻蛉。」
薫は一人、物思いにふけるのでした。

恋愛セミナー79

1 薫と宮の君  唐突な関心

女一宮の女房達、女一宮、宮の君と、薫は慣れない恋の戯れを試そうとしています。
真面目な私を、心ある女性なら受け入れてくれてもいいはず、と自分を押し出す薫。
華やかで口まめで、あっさり目当ての女房の居所を聞き出す匂宮。
浮舟を取られた薫は、匂宮に一矢報いたい思いですが、
自ら「こんなことは似合わない」とブレーキをかけています。

宮の君という皇族に繋がる女性。
式部卿宮といえば、東宮に次ぐ有力な皇子です。
その娘だった女性が、嫁ぐよりも宮廷に女房として仕えている。
馬の頭は従五位。これは地方長官と同じくらいの身分です。
浮舟の母が地方長官である常陸の守に嫁いだことで、どれほど引け目を感じたかを考えると、
嫁ぐよりも宮仕えという選択もあり得るのでしょう。

それでも、東宮に嫁ぐ可能性のあった女性が男性に声を直接聞かせるなど、当時の深窓の女性にはふさわしくないこと。
同じく父を亡くした上に、宇治に住んでいた八の宮の姉妹達が、薫や匂宮に大切に思われていることとの大きな違い。
宮の君をはじめ多くの皇族に繋がる女性たちでさえ、親亡き後の境遇は世の無常を感じさせるものだったのでしょう。

恋の哀しみと、人の世の儚さを、飛び交う蜻蛉に託して。





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Last updated  December 23, 2004 08:49:50 PM
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