Beauty Source キレイの魔法

2006/02/06(月)08:08

AED・「愛する人を救うために」普通救命講習

アート&コミュニティ(56)

ヨガ教室のお仲間と、3時間半に渡って人工呼吸・心臓マッサージ・ AED(自動体外式除細動器)の使い方を学ぶ機会を持ちました。 とても役にたつ体験でしたので、よろしかったらお読みくださいね。 まずはビデオを観てから、実習に入ります。 倒れている人を見たら 1 大きな声で呼びかけて意識があるかを確かめる。 2 意識がなかったら、そばにいる人を指さして「119番通報」 「AEDがあれば持ってくること」「医師がいれば連れてくること」を指示。 3 傷病者の額とあごを押さえて気道を確保。 4 呼吸をしているか調べる。(見て、聞いて、感じて10秒以内。) 5 呼吸がないなら、気道を確保したまま傷病者の鼻を閉じて、人工呼吸2回。 6 呼吸、咳、体の動きを調べる(10秒以内)。 7 呼吸、咳、体の動きがないなら、心臓マッサージ15回。 8 人工呼吸2回、心臓マッサージ15回を繰り返す。 人工呼吸と心臓マッサージは、空気の入る人物模型を使って。 四年前に地域の役員をしていたときに講習を受けたのですが、 今回、はじめは少しも息が入りませんでした。 きちんと気道を確保できるようになると、胸がふくらみ、空気が入っているのがわかるように。 (2ー3年に1度くらいで、再度講習を受けると良いようです。) AEDは、最近になって救急隊員さんをはじめ、一般の方でも使えるようになった 心臓に電気ショックを与える機械。 ゆえに、前回の講習ではまだカリキュラムに入っていませんでした。 アメリカなど、広大な土地で救助隊の到着が遅いところでは、この機械がとても 普及していて、小学生でも使って救命した例があるとか。 空港などでは、歩いて一分以内にこの機械が設置されているところも。 心臓の動きが弱まると、救助が一分遅れるごとに生存率が20%下がるそう。 AEDが一般で使えるようになったいま、さきの万博でも命が助かった方がいらしたり、 今年に入って、心臓発作を起こされた市長さんが回復したりと、大いに役立っている様子。 AEDの使い方 1 電源を入れる。 2 衣服、体の水気、金属を取って、電極パットを胸に貼り付けたあとに、 ケーブルを本体に差し込む。 3 「傷病者から離れるように。」の音声メッセージが機械から流れて 心電図解析が始まるので、周りの人が全員離れるように指示する。 4 「電気ショックが必要です。」の音声メッセージが流れると、充電が自動で開始。 「除細動ボタンを押してください。」の音声メッセージが出たら、 再び、周りの人が全員離れるように指示して、ボタンを押す。 AEDを使ったことがまったくない方でも、音声に従がって操作し、 救命できた例がいくつもあるとか。 (アニメ映画の名探偵コナンで救助のシーンを観た小学生が、 見よう見まねで人工呼吸をして救命した例もあるそうです。) 楽天さんでも扱われていて、徐々に一般のご家庭にも普及しているAED。 消化器も、手軽にホームセンターなどで手に入るようになったので こちらも安価になって、各家庭に備えられると安心ですね。 【AED自動体外式除細動器 ハートスタートFR2】 「普通救命講習終了証」と、「人工呼吸用のマウスパッド」をいただいて帰宅。 前回の講習時のパッドもバッグに入れていて、幸いまだ使ったことはないのですけれど、 今回、復習と新たな経験ができて、とても貴重な時間でした。 (マウスパッドがないときは、ハンカチやタオルで代用可です。) 15名ほど集まれば、消防署に講習会を申し込めるそうですので 皆さまも機会があれば、ご参加になってみてくださいね。

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