長谷川理恵さんは中世の欧州の騎士だったこともあるそう。よく男っぽいと言われたり、
自分でも男に生まれたかったと思うこともあるようですが、
魂が今生で女性に生まれることを選んだのは、男性として、もう人を殺めたくなかったから。
江「長谷川さんは世間から誤解を受けていると思う。例えば恋愛とかね。けれど違いますね。
長谷川さんはいつも
義のために生きている。誰かを常に助けようとしていて、
それが裏目裏目に出る。自分が少しでも誰かの役に立とう、世の中のためにと、
常に思っているけれど、
土壌と上手く合わないんです。」
長「空回り?」
江「そう、空回り。」
【江原啓之 苦難の乗り越え方】
美「あのね、『
水清ければ、魚棲まず』っていうのは、
水があまり清すぎると魚はすめないのよ。
プランクトンやいろいろなものの、ある程度の汚れがあって、魚がすめるの。
だからそこに、自分は潔癖で、嘘も何も嫌い、義理人情も大事にしないといけない、
人が謝れと言ったらとんでもないと思っているけれど、
世の中というのは
一人で住んでいるわけじゃないんだから。
ある程度の
情状酌量で、情けもかけて。まあそれはそれで、
一生懸命生きてるんじゃないかっていう風な余裕があると、
周りの人も生き易いし、自分も生き易いということを、おっしゃりたいんでしょう?」
江「はい。」
【美輪明宏 人生学校虎の巻】
長谷川さんは使命感がないと恋愛ができない方とも。
江「
俗世の人との関わりにずれがある。
だから、あれ、こんなはずじゃなかったのにということが多いんですよ。
彼のことも、悲しいかもしれないけれど海を守ることの一環と同じように、
人の看取りをしたのだと思えばいい。
尊いことなのだと。あなたは看取れたんです。
果たせなかったとしても、最後に生きることの喜びを感じてから亡くなっているんだから、
幸せなはずなんですよ。人というのは何才になっても、惜しいはず。」
美「長谷川さんは『
この人は私がいなきゃ』っていう人が好きなんですよ、そうでしょう?
だからいままでの男性のことも考えると、いつもそこから、入っていってるでしょう?
どこか頼りなげで、憐れで、純粋で、夢ばかり見て、実力が伴わないで、やんちゃで、
甘ったれで。自分がいないとこの人はとんでもないことになるなと思うと、
すーっと入っていったでしょう?今までは。」
江「ある意味、レスキュー隊ですよ。」
長「レスキューしちゃいましたか?」
長谷川さん、泣き笑いをしながら、だんだんと納得されている様子です。
【美輪明宏 愛の話幸福の話】
中世の騎士の頃からも信仰深かったため、長谷川さんを守護してくださるのは
尼僧の方。
そのご縁で観音さま、マリアさまが彼を導こうをしておられるよう。
魂の経験では、
人の最期を看取る役、別れの悲しさの学びに、
何度も繰り返し取り組んでいるとのこと。
美「『
さよならだけが人生さ』ってね。離別ね。」
江「普通よりは大変な勉強をしようとしていると言えるのかもしれませんけれどね。
それだけの強い人もいらっしゃるわけだから。」
長谷川さんのオーラは
赤々としているとのことで、情熱的で頑固さもあらわす色。
守護してくださる方からは、「
猪突猛進だけはやめなさい」とのメッセージ。
江「程々ということも勉強してゆかないと。」
美「これからの課題よね。」
太一くんの「最後に何か聞きたいことはありますか?」という言葉に、
長谷川さんは彼のために具体的にどうしたらいいかを。
お部屋には、写真館のように彼の写真や思い出の品が飾ってあり、胸に抱いて眠ることも
あるそうですが、これもまた、彼の成仏を妨げることになるようです。
美「
整理しないとね。」
江「整理したら、飾っても何をしてもいいんです。」
【江原啓之 いのちが危ない!】
美「本当に彼のことを愛しているんだったらね、彼が楽な気持ちで、素晴らしいところに
いてくれるのがこちらの望みじゃない?辛いけれども、
自分なんかどうでもよろしい、彼だけは幸せになってくれればいいと思えば、
まず自分の気持ちを整理して、彼を一日も早く虹色の輝くような極楽へ送ってあげて、
楽にしてあげたいっていう思いで、彼に
虹色の気を送ってあげるのよ。
そういう風にあなたが思えば、そういう風になってゆくのよ。」
長谷川さんは彼を思うあまり、車の運転中に突然泣き出すこともあるよう。
彼は傍にいるだけに、どうしてよいかわからず心配しているそうで、
そうした故人の気がかりなことも、全部伝えることが助けになるようです。
【美輪明宏 人生ノート】
美「それとね、死んだと思ってはいけないの。場所が変わっただけなのよ。
単身赴任でどこかへ行っちゃってるのと同じ。
修行に行ったわけ。
より高いグレードの魂になる
修行に。
だから
現世的に逢えなくなったっていうだけの話なのよ。」
長「気持ちでは、じゃあ、そっちはそっちで頑張ってねっていう意味でいいんですか?
こっちも頑張るからあなたも頑張ってねって。」
美「そうなの。気休めで言ってるんじゃなくて、事実、そうなの。」
長「わかりました。」
美「遠距離恋愛じゃないけど、そっちはそっちで頑張ってちょうだいねって。
魂の修行っていうのは大変なんだから、これから彼は魂が幼いから何度も生まれ変わって、
どんどん
修行して、大人にならなきゃいけない。その
修行が待ってるのよ。
あなたもそうなの。どちらが先に駆けつくか、ウサギとカメのかけくらべで競走しようって
言っていればいいわけよ。」
長「はい。」
【スピリチュアルメッセージ】
美「大変ですよ。彼は彼で、これからやらなくちゃいけないノルマが山ほどあるから。
泣いてる暇なんかないのよ、あなたも向こうも。」
お互い、いい出発ができればいいなとおっしゃっていた長谷川さん。
お言葉を反芻して、少しずつ進んでいかれることと思います。
読んでいただいてありがとうございました。
***
オダギリ・ジョーさん、加藤あいさんなど、他のゲストの方の回を読んで下さる方は
「精神美(オーラの泉など)」へ
「細川茂樹さん・仮面の告白」
「中井貴一さん・聖なる怪物」
「中島啓江さん・紫の波動」
「新庄剛志さん・人生のご褒美」
「加藤あいさん・夢のメッセージ」
「上戸彩さん・感謝とイメージトレーニング」
「国分太一くん・強く正しく美しく2」
「オダギリ・ジョーさん・サムライの系譜」
「上原さくらさん・魂の親」
「濱口優さん・恋愛講座1」
「奥田瑛ニさん・魔物の倒し方」
「三谷幸喜さん・ショービジネスの系譜」
「原沙知絵さん・親との関係」
「ヒロシさん・運命と宿命」
「ベッキーさん・感謝と想念の贈り物」
「木村多江さん・振り子の原理」
「広末涼子さん・心の王国」
「長島一茂さん・球界の申し子」
「綾戸智恵さん・真の歌い手」
「須藤元気さん・キレイの目的」
「釈由美子さん・劣等感の種類」
「東野幸治さん・家族の肖像」
「船越英一郎さん・魂の縁」
「フジコ・ヘミングさん・ジャポニズムの系譜」
「的場浩司さん・夫の鑑」
「羽田美智子さん・人生の転機」
「長谷川理恵さん・心の居所」