天草四郎に似ている守護してくださる方は、山伏で、山岳信仰をされていた方。
髪が長く、赤いご法衣をまとっている。若い姿なのは、高級霊だから。
美「
役行者(えんのぎょうじゃ)の系統なのね、吉野の。」
☆役行者・・・奈良時代の伝説的な山岳修行者。修験道の開祖。
(美輪さんもご自宅のお庭で役行者さまにお会いになったと、以前番組でおっしゃっていました。
一般的に老人の姿で描かれることの多い方だそうですが、ご覧になったのは非常に若く、
美しい男性だったそうです。去年のNHK大河ドラマ「義経」で美輪さんが演じられた鬼一法眼が
まさに修験道の方ですね。)
「役行者が鎧兜を着けた美少年の姿で現れた」
【美輪明宏&瀬戸内寂聴 ぴんぽんぱんふたり話】
江「山に登りたくなるでしょう、滝を見たくなるでしょうといったのはそれでなんです。
引き寄せられるんですよ。誰も見ていないと、駆けてみたり、
ちょっと奇異な行動を取るでしょう?」
佐「つい三日前、思い立って
鹿児島にいったんですよ。また一人で山を登って。
30分以上、上までかかると聞いて、短縮しようと走って行ったんですけど、
それはあまり意味はないですかね?」
江「あります、あります。」
佐「上まで登って、滝見のところで滝を見てきました。」
美「
山伏の修行って、そうなのよ。ものすごい勢いで走るのよ。」
佐「ものすごいで勢いで走って、滝を見てきました。」
江「湧き水があると飲みたくなるし・・・。」
☆ 修験道・・・役行者を開祖とする山岳信仰。行者は山伏とも呼ばれ、
滝にうたれるイメージが強いが、念仏を唱えて山中を歩くことそのものが修行で、
呪術など、超自然的能力を習得するとされた。
もうひとりの守護をしてくださる方は、
お公家さん。
演劇の好きな方で、美的なこと、お花見など
季節の行事、遊びが大好きで、
芸術的なことに造詣が深いのはこの方の影響。
佐「それにかこつけて、お酒を飲む。」
江「そういうことですね。」
山伏の方は、前世でもあると。
佐々木さんは京都の
洛南高校のご出身で、夏は
高野山の合宿に行かれていたとのこと。
佐「山に登ると気持ちがいいですよね。」
☆ 洛南高校・・・五重塔のある東寺のそばにあり、元は弘法大師・空海が
1200年前に創立した日本初の私立学校・「綜藝種智院」。
☆ 高野山・・・和歌山県にある真言宗の霊山。空海が金剛峯寺を創建。
仏さまが見えているのは、仏さまの存在と、お父さまの存在に気がついて欲しいということ。
このあたりから、美輪さんは胸のあたりを痛そうに押さえられ始めました。
お父さんは健康への不安があり、それが心臓だということ。
ケアしてあげること、父親はいつまでも元気ではないということを教えてくださっている。
【人はなぜ生まれいかに生きるのか】
お父さまと衝突したこともあったようですが、最終的には「
親が決めることではないから、
やりたいことをしっかりとやれ。」という言葉を佐々木さんは受けたそうです。
佐々木さんのオーラの色は、お不動様のような
赤で、頑固で情熱的。
黄色もあり、朗らかさ、ひょうきんさも表している一方、決断力がないという面も。
友人に引き立てられつつ、振り回されないように、取捨選択をしっかりするとよいと。
美「
茫漠とした人は面白いわね、男の方で。きちんとしようと何かこう、
こんなんじゃだめだからまとめようとかするんだけど、ついいつの間にか茫漠として、
まあいいか、まだ違うものがあるに違いないと思ったりとかね。」
佐「そのとおりだと思いますね。ちゃんとしなくちゃいけないと思うのに、
途中で、
まあいいか。」
美「・・・になっちゃうんでしょ。そしてそっちの方が愉しくなっちゃってね。
だから
役者さんには向いていらっしゃるんじゃないですか?」
佐「僕、自分を見つめるのは、どうしようもないと思ってるからなかなかできなくて、
それなら
役に乗っかって、この役を一生懸命やっている方が。
いっぱい役をやっている方が、自分としては居心地がいい。」
美「だから同じ波長の人は芸術家に多いんだけど、女の方が恋人になったら愉しいでしょうね。
一緒に愉しめるもの、それを。」
佐々木さんは最近、車を買われたそうで、江原さんは「何故買っちゃったんですか?」と。
佐「仕事でロケに行ったときに、自分の空間が欲しくて。」
美「ロケ先は困るのよね、いる場所がないんですものね。」
車は運転ではなく、部屋として欲しいとのこと。
佐々木さんは実務的なこともきちんとこなされていても、だんだんと面倒になる方。
車を持つことでいろいろと実務が増えるだけでなく、どうやら人に勧められて購入されたよう。
「
言うなりに物質的なものを揃えてゆく必要はない、身軽になりなさい。」とのメッセージ。
お部屋はいまでも十二分に身軽で、江原さんが家宅侵入で見ようとしても何もないほど
シンプルのようです。
滝がお好きなのは、佐々木さんの支配霊が
竜神霊系だから。
山伏をはじめ、たくさんの霊的なもの、信仰篤きものにご縁がありながら、
佐々木さん本人が意外に不信心なのが興味深いと江原さん。
☆ 竜神霊系・・・気が強く、勝気、ときに大雑把になる人格。
美「普通だったら、それだけたくさんお化けをご覧になってうなされているなら、
信仰に興味を持ったり深まってゆくものなのに、それは別なのね。」
佐「別ですね。」
江「守護霊さんが演出を加えて眼前にまで現れているのに、笑ってのけちゃうんですからね、
ぬかに釘ですよね。」
国「出損ですよ、守護霊さんは。」
美「上手い言い方ね。」
ご自分を見つめるいい機会を与えていただき、感謝していると佐々木さん。
国「スピリチュアルチェックのときは、霊感はなんとなくとおっしゃっていましたけど、
どっぷりじゃないですか。それからそれからっていっぱい出てきたじゃないですか。」
佐「最近、見ていないんですよ。」
国「じゃあ、また北枕で☆」
深刻なお話も多い中、最後まで愉しく笑いが絶えることがなかった佐々木んさんの回。
映画・「間宮兄弟」も公開中。
さわやかな作品をご覧になって欲しいとのことです。
読んでいただいてありがとうございました。
酒造メーカー勤務の兄役とのこと
【間宮兄弟】
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