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カテゴリ:オーラの泉
体の60%を占める水と、人との関係は深いんでしょうか?という太一くんの質問に
「水はやはり浄化、神秘的なものなんです。 水行、滝行、聖水と、水は清めること、宗旨は違ってもそうでしょう?」と江原さん。 美「江原さんは、水を減らした分が、本当の実態なの☆」 江「そうなると、実は細くなっちゃうんです☆」 国「なるほど。普通の人間は60%が水ですけれど、江原さんの場合は89%くらいが…」 江「そういうことになります☆いつも清められているんですね☆」 「水の妖精のような方」と太一くんが形容するソウル五輪の銅メダリスト、 小谷実可子さんが今回のゲストです。 【スピリチュアルチェック】 ☆ 小さい頃なりたかった職業→歌手 ☆ 苦手なもの→高いところ。あとは人がひとりぼっちでぽつんと居るのを見ると 私が泣きたくなってしまうくらい辛い。この間もコンビニの前で ひとりでおにぎりを食べているおじさんを見て、涙がこみ上げてきて…。 (「これわかるな…」と太一くん) ☆ あなたにとって家庭とは→自分の還る場所、一番自分自身に戻れる場所…と 思っていたんですけれども、言葉でいわれるとそうじゃないような疑問が湧いてきました。 ☆ 人生の転機→オリンピックのあとに野生のイルカと出遭ったこと。 ☆ 不思議な体験→シンクロの選手のときに、息も苦しくなくて体が溶けて 水と一体化になるような気がしたときが二回ほどありました。 小「少し前まで心身共に滅入っていて『助けて欲しい』という感じだったんですけれども 今日は太陽の光を浴びて、皆様にお会いできて、すでに…」 国「お話をする前からちょっと元気になった気がすると…」 小「おかげさまで☆」 小谷さんのお母さまは、美輪さんに似ていらっしゃるのだそう。 小「よく友人にも言われますし、今日お目にかかってもやはり。 私の母ではあるんですけれども、ふわっとした感じが凄く似ているような気がして…」 美「似てらっしゃるの、わたくしに?まあ、お気の毒にね☆ この人も、ふわぁ、ふわぁ、ふわぁぁ、でしょう?☆」 小「江原さんの方が、お母さんのような、あったかーい、頼りたーい…、というような。 美輪さんの方は、目の前に立つと『背筋を伸ばさなきゃ』という感じが。 江原さんの方には寄りかかりたいような温かみを」 スピリチュアルな世界には抵抗がないとのこと。 小「スピリチュアルという言葉は、あまり、昔から言われていなかったですけれども 特別な力みたいなものを持っている人が身の回りにたくさんいたりということもありますし。 シンクロでアメリカに留学していたんですけれども、普通にそのときトレーニングの一貫で 『オーラトレーニング』というのをやっていて。 シンクロは八人で泳ぐんですけれども、みんなで手を繋いで、『ンー』とハミングをして、 『何百人分のオーラのかたまりを作れ!』と言われて練習したりとか…。 一人一人の指をこすり合わせて、手から気を出して、氣(き)のボールを作って、 それをだんだん大きくしていって、それを一つにしていって、 存在感を出そうというようなことなんですけれども」 美「イメージトレーニングの進化、発達したものですね」 小「練習しているときに先生の顔を見ていたら、向こうもジーっと見ていて、 『君、君。個人セッションしない?』と言われて、部屋に寝かされて。 目をつぶっているので何をしているかわからないんですけれども、 手を動かしているような気配を感じて。 目をつぶっているのに、光の色が変わってゆくんです。 『この光はどう?』と聞くので『ちょっと眩しい感じがする』と言うと、 先生がパチンと指を鳴らして、すっと光の色が穏やかになって。 だんだん気持ちよくなってきて『今、何が見える?』と訊かれたときに、 自分の中では心地いい光の中にいるだけだったのに、この口からは何故か 『エンジェルを見てる』と答えてたんですね。 別にぴよぴよ飛ぶエンジェルが見えていたわけではなく、ただ 『光が気持ちいいなあ』と思っていただけなのに、私の口は 『いまエンジェルが見えてる』って。 それでパッと目を開けたら『君、今のが君のエンジェルだよ』と先生がニコッと笑って」 江「そういう世界は物質界じゃないから、姿があるわけではないんですね。 そういうエネルギーを可視化しているわけなんです」 野生のイルカとの出逢いは、ソウル五輪の後の不思議なご縁から。 見知らぬアメリカの男性から「君のオリンピックの演技、素晴らしかったよ、 君は水の中でとっても美しかった。でもね、水の中にはもっと美しく泳ぐものたち (バハマのイルカ)がいるから、会いに行こう」という電話が、毎年、かかってくるように。 小「選手として現役で忙しかったですし、サメが怖かったので海は避けていたんですね。 『バハマまでイルカと会いに行っている余裕は、今、自分はないから』と 断っていたんですけれども、毎年毎年シーズンが終わる度に 『まだシンクロをやってるの?イルカはいつまであそこにいるかな? シンクロだけが全てじゃないよ』 そのときは疎ましくて『大きなお世話でしょ!』という感じだったんですけれども。 それが四年後のバルセロナオリンピック(1992年)で補欠になってしまって、 結局、決勝の舞台に立てなくて。それまでずっとシンクロだけの人生、 オリンピックだけを目標に生きてきましたから、日本の代表になれなかったという時点で 『自分はこれから何のために生きていったらいいんだろう?』というくらい 落ち込んだときに、最初に思い出したのが、そのおじさんの 『シンクロだけが全てじゃないよ、オリンピックだけが地球の全てじゃないよ』という言葉」 美「いい言葉ね」 小「今考えると、そうだと思うんですけれども。それでバルセロナオリンピックの翌年、 93年にバハマに」 そのおじさんとは、バハマに行く前にはロスのホテルでたった30分会っただけ。 往復7、8時間かけてテキサスあたりから小谷さんに会いに来たおじさんは、 イルカの映像を見せると、それだけですぐに去っていったそう。 美「面白い方ね☆」 小「向こうからしてみれば赤の他人の私のために、これだけエネルギーと時間を かけてくれるんだから、なにかあるのかもしれない。マッド・ビオンディ選手(1965~ アメリカの競泳選手 ソウル五輪で7つのメダルを獲得)もその人に同じように誘われて イルカのところに行くようになっていたらしくて。そのおじさんの情熱と、どちらかというと マット・ビオンディがエスコートしてくれるという人参がぶら下がっていたので☆ あまりイルカに興味を持たないままに、晴れてバハマに行ってみました。 イルカに会った瞬間に、体の中がザーッと電流が走るような。 船の上から、360度、どちらを見渡しても水平線という中に、 三角の黒い背びれがピョンと見えただけで。夢中でフィンをはいて飛び込んだら、 ピュっとイルカが私の横にきて、目と目で見ながら泳いでいったら、もう。 あれよあれよという間に、自分の着込んでいたものをどんどん剥がされてゆくような…。 いま振り返ると、オリンピックのメダリストだとか、 日本に生まれた小谷実可子という女性ということとか、 人間であるということとかを全部忘れて、とにかく一つの生命体みたいな感じで、 イルカと同等に時間を過ごしているような感覚になって。 それまで、一応オリンピックにも行って、メダルも獲って。 日本で歩いていると『おめでとう』『小谷さん』と言われる自分になっていて、 ちょっと特別のような気がしていましたが、 こういう大自然の中に、ポンと入ってみてイルカの前に来てみると 『自分って何てちっぽけで、無意味なんだ』ということを、 体から思わされるような気がして。 イルカと会った旅から戻ってからは、常に自分の頭の上にイルカの存在があって、 体の中も心の中も全部見透かされているような感じがしていたので、 次にイルカに会ったときに、プィっとイルカが逃げていかないような、 いつも心の中を綺麗に保てる人間でいなくちゃいけないな、と思う人生が そこからスタートした…」 国「心を綺麗にしないと、イルカは寄ってこないという考えになったということですよね?」 小「海の中でイルカと一対一でいると、『人間の代表として、いま私、イルカと会ってる』 という感覚になるので、いつ行ったときでも心をピュアにしておかないとイルカが 『わ、人間てきたないんだ』と思って遊びに来てくれなくなっちゃうんじゃないかなという 思いがすごくありました」 小谷さんの出遭ったことは、すべて意味のあることのようです。 江「それは途中、過程なんですよ。イルカと出遭ったことも」 美「プロセスなの」 江「オーラの泉というのは、やはりそのときに必要なメッセージを受けにいらっしゃる方が ほとんどなんですよね」 明日に続きます。 *** フリーページにこれまでの「オーラの泉の日記」リンクを作りました。よろしかったらどうぞ。 ************************************************ 3月19日、午前11時43分より新月が始まりますね。 メールマガジン第50号をお届けいたしますので、ご登録いただいている皆さま、 よろしくお願いいたします。 ご興味をお持ちいただいた方は、よろしかったらバックナンバーをご覧下さいませ。 『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 16, 2007 07:33:27 PM
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