Beauty Source キレイの魔法

2007/04/26(木)20:53

オーラの泉・女優の形・泉ピン子さん 1.

オーラの泉(582)

目の覚めるような真っ赤な炎を中央に抱いた印象的で素敵なお召し物で登場の 泉ピン子さんが、SP7のお二人目のゲストです。 【スピリチュアルチェック】 ☆ 自分の性格をひと言で→まっすぐ、嘘嫌い、曲がったこと嫌い 陰口言うんならその人の前で言う☆ ☆ 小さい頃なりたかった職業→美容師 ☆ 将来の夢→夢…?…生涯現役 ☆ 人生の転機→ウィークエンダー、それと結婚したことです。 ☆ 座右の銘→「春の来ない冬はない、冬の来ない春はない」  杉村(春子)先生の「女の一生」の中から 「誰が選んでくれたんでもない、自分で選んで歩き出した道ですもの。 間違いと知ったら、自分で間違いでないようにしなくちゃ」 中央の大階段の上に立った泉さんは、その高さに少し戸惑われたよう。 太一くんに手を取られて、はにかみながら降りてこられました。 泉「緊張しますね、観ている方が楽ですね」 美「美しい着物ね。あれ、篝火よ。夜桜に篝火。綺麗じゃない?」 国「今日はオーラの泉ということを意識して、和服で来られたわけですか?」 泉「当たり前じゃないですか、どなたとお会いすると思ってんですか? あなたね、タメ口をよくきいているけれど、誰だと思っているの、ほんとに。 大変な方ですよ。あなた本当に舞台を観て、少し尊敬しなさい。 尊敬していたら、あんな口はきけませんよ」 国「そうですよね。いきなり僕のダメ出しでした☆」 美「まさに女優の形。あの大きなダイヤ☆」 泉「ごめんなさい、ダイヤモンド、やっと買えるようになりました。月賦が終わったんです。 美輪さんは覚えていらっしゃらないかな…、十何年前、私がバッシングされたり いろいろ、毎週毎週、週刊誌に書かれてすごく落ち込んでるときに バラエティでお会いしたんです。隣に座った美輪さんに、この宝石いっぱいの美輪さん☆に 『美輪さん、3キャラットですよ!』って自慢したの。 あとで美輪さんから『ダイヤというのはすごいでしょう? 何億年も生きているのよ。すごいパワーよ』と言われて 『よし、月賦で頑張って買おう』と。こんなに大きいの買っちゃった、ごめんなさい」 国「でも、美輪さんから言われた言葉とパワーを信じて大きくしていったわけですよね」 泉「それと、何億年も前のダイヤって素敵じゃないですか」   美「地球にうずもれていて、息をしていたというのがね」 泉「で、地球にうずもれていたダイヤと、海の中で眠っていた真珠ということで今日は…」 左手にダイヤ、右手に真珠と、どちらもとても大粒の指輪をお見せになりました☆ 国「かなり勝負してきてますね、今日は」 泉「当たり前じゃない、いつも白衣だもの☆宝石なんか付けてラーメン運んでいたら 変な人でしょ☆!あとはバスガイドの格好をして…☆」 美「あの番組、大好きなの☆」 泉「ありがとうございます☆あとはどこで宝石するのよ?これしかないでしょう? 今日の私のいでたち、勝負服よ☆!」 国「勝負服で来てますものねー☆」 泉「もちろんです☆」 番組はよくご覧になっているとのこと。 泉「美輪さんが好きなのよ、番組じゃなくて。美輪さん追っかけなの」 国「そうなんですか。いつくらいから追っかけは?」 泉「昔ね、私がウィークエンダーから女優になって、恋愛をしているときですね。 傷ついたりしているときに、『愛の讃歌(エディット・ピアフ物語 美輪明宏さんの 主演・演出の舞台 1979年初演)』をサンシャインでやっていらしたんですよ。 どうしても『愛の讃歌』ピアフを観たくて行ったときに、ものすごく感動したんです。 何だかその愛がちっぽけに思えて『別にいいや、終わっても』そういうような感じですかね」 国「それで終わっちゃったんですか?」 泉「終わっちゃいました☆」 美「すいません☆」 泉「いえ。『無駄だ、こんな奴に惚れてるの』と思って。そういう影響力は 受けやすいタイプですね。私たちは、人と縁する仕事をしているじゃないですか。 向こうが嫌いなら、こっちも見事に嫌いだということがあるからね。 『陰でゴチャゴチャ言うなら、見事な敵になってみろ』という性格でしたから。 そういうのも、最近変わったの。 『べつにこの人と一緒に死ぬわけじゃないや、一緒に暮らすわけじゃないから いいやもう、通り過ぎるんだから』と思って、平気で共演できたりとかしてますね。 いろんな現場にいったらいろいろあるじゃないですか」 美「いろんな方がいらっしゃいますものね」 国「そういう風に変わっていったというのも、やはり美輪さんとの出会いから…」 美「それだけじゃなくて、やはりピン子さんは貪欲でいらっしゃるから。 昨日より今日、今日より明日という風に、何でも得になることを自分の中に食べよう 食べようとしていらっしゃる。江原さんと違う意味で、食欲旺盛なの☆」 泉「なんだか勿体ない気がするんですよ。本当に可愛がっていただいた杉村春子先生 (1906-1997 日本の演劇界を代表する女優。文学座に1937年の創立から参加)に、 『うるさいわね、あなたは』と言われるくらい、教えていただくのに カセットを休館日なのに持って『セリフのお稽古をお願いします』と言いに行くくらい。 『スポンジみたいだ』ってよく言われましたね。 でも、いま、今日お芝居をやっていられるのは、杉村先生のおかげだと思っています」 美「だけどあの方は、私は仲良しでしたけれども、好き嫌いの激しい方なのよ」 泉「よく私なんかは周りから『八方美人で、ピン子さん、ゴマすって 杉村先生のところに行ってる』と言われたら 『馬鹿言っちゃいけませんよ、私だって好き嫌いあるんです。選ぶ権利ありますよ』と おっしゃってくださった」 美「あの方はね、好きな方には徹底してよくなさいますよ、本当に…」 泉「そうですね。それで、美しいことに関しては、物凄く教えてくださいました。 『あなたと私の似てるところはね、顔がまずいってことなのよ。 だから、どう美しく見せるかを覚えときなさいね』って教えてくださいました」 美「着付けや、なにかもね、全部」 泉「もう、病気になりそうなくらい。音楽の音、音病になりました。リズム、セリフで 『奥さまぁ、テイでございまぁす』と言ったら『きたない』と言われるんです。 いまならできるんです。『奥さま、テイでございます』って言えるんですけれど、当時は 『奥さまぁ、テイでございまぁす』『きたないわね、あなた!きたない!』 もう、その奥さま病になっちゃったの。 普段、普通の人、素人と電話で話しているときも 『いまのあなたの言い方、ちょっと音が違う』 『今のはきたない。「なんとかでぇ」「で」に「ぇ」は入っていないでしょ』 だから『はぁい』と言うと、『「は」と「い」の間に「ぁ」は入りません』とか。 いまお芝居をやって、本当にできるのは先生のおかげですね」 明日につづきます。 「愛の讃歌~エディット・ピアフ物語・観劇記」 *** フリーページにこれまでの「オーラの泉の日記」リンクを作りました。よろしかったらどうぞ。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る