Beauty Source キレイの魔法

2008/03/27(木)22:20

親子の受験記5・子どもの絵

子どもの絵(12)

合格発表までの一週間 当日の出来がどんなに良かったとしても、 試験の結果を待っている間は、不安にかられるもの。 初めての受験を終えた子供の一週間も、やはり不安と平常心との間をいったりきたり。 落ち込んでいるときは、ちょうどドラマで観ていた 「ネガティブ善男」と闘っているような感じでした☆ 「もし駄目だったら、この1年、全部無駄ってことになる…」 「どうして?頑張った経験は、絶対に消えないよ。 『努力したけれども、残念でした』というのと 『努力しなかったから、駄目でした』とでは、まったく違うでしょう?」 「どうせ大学には行かないつもりだから、勉強しなくてもよかったのに…」 「あのね、どの学校に入れていただくとしても、勉強は一生続くのよ。 ここまで一生懸命やってきたのだから、やっていないあなたとは、 入学してからのスタートラインがまったく違ってくるの。 この先どの道を選ぶとしても、勉強をやっていた方が選択肢が広がるのは確かだし この学校を目指さなかったら、きっと勉強をする習慣も一生つかなかったと思うわよ」 子供が投げるネガティブボールを、ポジティブな色にして投げ返す作業が延々と続きます。 私も、高校受験の合格発表前の一週間、不安におそわれて 母と話していた記憶があるので、きっと子供もそうだろうと予測はしていました。 「どこに入っても、何とかなるわよ。」という母の言葉が大きな救いとなり 発表の当日を迎えたのを、今度は親の立場で、受験というものを経験したのです。 合格発表当日 発表の三日ほど前、かなり勘のよい夫が 「多分、合格してるような気がする」と言ってくれたので、とても喜んでいた子供。 前日には、初めて自分の携帯電話を手にして、友人とのやり取りで気も紛れていたので 「合格発表の受験番号表を写メールしてね」と言うと 「公衆電話で合格報告するのが夢だったから」とのこと。 当日は、朝10時からの発表に間に合うように、駅まで送ります。 ちょうどその日は、自宅で11時からヨガ教室があるので、発表をみたら、 すぐに連絡をするようにと伝えて、電話の前で待ちました。 発表から20分後、ようやく写メールが届き、子供の受験番号を確認。 夫に電話して、お互いをねぎらいます。 しみじみするのもつかの間、すぐに生徒さんがいらしたのでレッスンを開始、 終わってから駅に子供を迎えに行きました。 「遅くなってごめんね。合格おめでとう」 「やったね☆」 「ところで、公衆電話はどうしたの?」 「…受かって写メールしたら、面倒になって…やったね☆」 にこにこです。 帰ってからも、すぐに中学校に合格証をいただきに行かねばなりません。 お世話になった美術の先生に、お礼のイラストを差し上げようと 準備して行ったのですが、その日は校舎に入れないので お会いできずに戻ってきました。 発表の翌日 この日は画塾へお礼に。 今年はやはり後期の試験が難しかったそうで、子供が何とか得点できたのを 「冴えていたんだね~」とのお言葉を。 「この学校は、入学してからが大変です。課題もたくさんあるので、頑張って下さいね」 「大好きな絵に関する勉強だから、望むところです☆」という顔で聞いていた子供。 ハードな日々が待っているのは確かなので、その思いをキープして 卒業まで漕ぎ付けられることを願います。 受験前日にお願いにあがった近隣の神社へもお礼に参ります。 帰宅してから、お彼岸には墓参できなかった子供は、改めて仏壇の前で合格報告をして お礼参りが一通りすみました。 多くの方々の支えがあってこそ、手にできた果実を、大切に 味わい続けてゆけることを願っています。 お世話になった方々、お読みくださった皆さま、ありがとうございました。 「子供の絵の日記」

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