るーぷる仙台は市内を周回するレトロバス。
車内も木製の部分が多く、天井付近に視線を当てたままでいると
本当に開化時代にいるよう。
午後四時出発の最終バスに、時間ギリギリで飛び込んだため、
画像をおさめることができず、外観をご紹介できないのがまことに残念☆
明治村あたりでしか乗れないような、雰囲気のある車輛でした。
運転されるのは女性。
広い青葉通りから、晩翠通に入り、政宗公の霊廟のある瑞鳳殿に至る頃には
道幅が非常に狭くなっている上、観光ガイドも兼ねながらのお仕事に脱帽します。
町を歩いていて、またバスに乗っていて気づいたのが、
建物が道路よりも、やや高めの場所に造られていること。
コンビニも何段かのステップがあったり、店舗前駐車場がスロープになっているのは
冬場の除雪のためでしょうか。
さて、歌で耳馴染んだ広瀬川上を通り、「仙台城跡」停留所へ到着。
陽射しが傾き、はや秋空のようですね。
市内を一望できる青葉山。
北に進路をとった土方さんも、ここから城下をご覧になったかもしれません。
柵の外では、夏草が揺れていました。
実はここに来るのは、二度目。はるか学生時代、青春18きっぷで
「日本列島をどのくらい進めるか」という計画をたて、
時刻表上では青森あたりまで行けるつもりが、一番列車を逃して
なんとか仙台までたどり着いたのです。
仙台駅前にドーン!と展開する歩道橋に圧倒されたのが、その時の第一印象。
空中回廊と呼びたい広場のような空間は、街なかの野外劇場のようで、
甲子園常連の強豪・仙台育英高校が準優勝したときに
選手の方々がズラリと並び、祝賀を受けておられたことも。
もちろん、大河ドラマで親しんだ独眼竜の御姿を探しに、青葉山へも。
ですので仙台駅前に広がる回廊も、ここ仙台城址の政宗公の姿も、
ひときわ懐かしく見たのでした。
政宗公といえば、宿にいるときにつけたNHK仙台の番組名は「てれまさむね」。
本当に親しまれ、誇りをもって崇められている存在なのでしょうね。
よーく目をこらしてご覧になるとわかるのは、高山でも出くわしたTV取材の方たち。
おみかけしたことのあるタレントさんたちが
♪広瀬川~♪と歌っておられました☆
続きます。
「新選組ゆかりの地巡りの日記」
「オーラソーマの日記」
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「幕末新選組慕情」さま