3947043 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Beauty Source キレイの魔法

Beauty Source キレイの魔法

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

手作り石鹸◎楽工房◎


オーラの泉 日記リンク


ヨーガ療法 教室 子連れOK


源氏物語で恋愛セミナー1【桐壺】


恋愛セミナー2【帚木】


恋愛セミナー3【空蝉】


恋愛セミナー4【夕顔】


恋愛セミナー5【若紫】


恋愛セミナー6【末摘花】


恋愛セミナー7【紅葉賀】


恋愛セミナー8【花宴】


恋愛セミナー9【葵】


恋愛セミナー10【賢木】


恋愛セミナー11【花散里】


恋愛セミナー12【須磨】


恋愛セミナー13【明石】


恋愛セミナー48【雲隠】


恋愛セミナー14【澪標】


恋愛セミナー15【蓬生】


恋愛セミナー16【関屋】


恋愛セミナー17【絵合】


恋愛セミナー18【松風】


恋愛セミナー19【薄雲】


恋愛セミナー20【朝顔】


恋愛セミナー21【乙女】


恋愛セミナー22【玉鬘】


恋愛セミナー23【初音】


恋愛セミナー24【胡蝶】


恋愛セミナー25【蛍】


恋愛セミナー26【常夏】


恋愛セミナー27【篝火】


恋愛セミナー28【野分】


恋愛セミナー29【行幸】


恋愛セミナー30【藤袴】


恋愛セミナー31【真木柱】


恋愛セミナー32【梅枝】


恋愛セミナー33【藤裏葉】


恋愛セミナー34【若菜上】


恋愛セミナー35【若菜上】


恋愛セミナー36【若菜上】


恋愛セミナー37【若菜下】


恋愛セミナー38【若菜下】


恋愛セミナー39【若菜下】


恋愛セミナー40【若菜下】


恋愛セミナー41【柏木】


恋愛セミナー42【横笛】


恋愛セミナー43【鈴虫】


恋愛セミナー44【夕霧】


恋愛セミナー45【夕霧】


恋愛セミナー46【御法】


恋愛セミナー47【幻】


恋愛セミナー49【匂宮】


恋愛セミナー50【紅梅】


恋愛セミナー51【竹河】


恋愛セミナー52【竹河】


恋愛セミナー53【橋姫】


恋愛セミナー54【椎本】


恋愛セミナー55【椎本】


恋愛セミナー56【総角】


恋愛セミナー57【総角】


恋愛セミナー58【総角】


恋愛セミナー59【総角】


恋愛セミナー60【総角】


恋愛セミナー61【早蕨】


恋愛セミナー62【宿木】


恋愛セミナー63【宿木】


恋愛セミナー64【宿木】


恋愛セミナー65【宿木】


恋愛セミナー66【宿木】


恋愛セミナー67【東屋】


恋愛セミナー68【東屋】


恋愛セミナー69【東屋】


恋愛セミナー70【東屋】


恋愛セミナー71【浮舟】


恋愛セミナー72【浮舟】


恋愛セミナー73【浮舟】


恋愛セミナー74【浮舟】


恋愛セミナー75【浮舟】


恋愛セミナー76【蜻蛉】


恋愛セミナー77【蜻蛉】


恋愛セミナー78【蜻蛉】


恋愛セミナー79【蜻蛉】


恋愛セミナー80【手習】


恋愛セミナー81【手習】


恋愛セミナー82【手習】


恋愛セミナー83【手習】


恋愛セミナー84【手習】


恋愛セミナー85【夢浮橋】


恋愛セミナー86【雲隠2】


恋愛セミナー87【雲隠3】


恋愛セミナー88【儚炎】


恋愛セミナー89【花咲園】


恋愛セミナー90【春琴】


恋愛セミナー91【藤壺】


恋愛セミナー92【紅戯】


恋愛セミナー93-100


浜松中納言物語


狭衣物語


Portable Story 100 pieces 1-10


PS 100pieces 11-20


PS 100pieces 21-30


PS 100pieces 31-40


PS 100pieces 41-50


PS 100pieces 51-60


PS 100pieces 61-70


PS 100pieces 71-80


PS 100pieces 81-90


PS 100pieces 91-


PS 100 pieces


PS 100pieces2 


Portable Story 1000 pieces 1-100


PS 1000pieces 101-


PS 1000pieces 201-


PS 1000pieces 301-


PS 1000pieces 401-


PS 1000pieces 501-


PS 1000pieces 601-


PS 1000pieces 701-


PS 1000pieces 801-


PS 1000pieces 901-


PS 1000pieces 1001


PS 1000pieces 1101


PS 1000pieces 1201


PS 1000pieces


PS 1000pieces2


PS 1000pieces3


PS 1000pieces4


PS 1000pieces5


PS 1000pieces6


PS 1000pieces7


PS 1000pieces8


ふたりのマダム・ジリー


クレア1843『オペラの華』


クレア1843『カストラート』


クレア1846『救済』


クレア1846『音楽の天使』


クレア1846『仮面の下』


クレア1846『エトワール』


クレア1846『幻影』


エリザベート1848『ローレライ』


エリザベート1848『祝杯』


エリザベート1848『手紙』


ルイーズ1854『結婚』


クレア1854『花』


ルイーズ1854『レッスン』


ルイーズ1854『宝石』


ルイーズ1854『伝言』


エリック1855『呼び声』


エリック1855『テンペスト』


エリック1855『スピリット』


クレア1856『恋』


ルイーズ1860『誕生』


クレア1860『娘』


ルイーズ1861『再会・改』


クレア1864『降臨』


グスタフ1870『妖精』


ルイーズ1871『神供』


エリック1874『海岸』


エリック1874『約束』


エリック1874『真実』


クレア1875『柿落とし』


クレア1875『秘密』


☆密かにジェリーズバトン☆


ルイーズ1876『変身』


エリック1878『幼子』


エリック1880『デビュー』


クリスティーヌ1880『指輪』


二度目の手紙


オーラの泉・日記リンク


三島由紀夫全集雑記


第一巻 盗賊・仮面の告白・純白の夜


第二巻 愛の渇き・青の時代・夏子の冒険


第三巻 禁色


第四巻 にっぽん製・潮騒・恋の都


第五巻 女神・沈める滝・幸福号出帆


第六巻 金閣寺/永すぎた春/美徳のよろめき


第七巻 鏡子の家


第八巻 宴のあと/お嬢さん/獣の戯れ


第九巻 愛の疾走/午後の曳航/肉体の学校


第十巻 美しい星/絹と明察


第十一巻 音楽/三島由紀夫レター教室/夜会服


第十二巻 複雑な彼/命売ります


第十三巻 春の雪/奔馬


第十四巻 暁の寺/天人五衰


第十五巻 花山院/みのもの月


第十六巻 世々に残さん/菖蒲前


第十七巻 殉教/花山院


第十八巻 日食/死の島


第十九巻 ラディケの死/志賀寺上人の恋


第二十巻 月澹荘奇譚/孔雀


第二一巻卒塔婆小町/只ほど高いものはない


第二二巻 葵上/鹿鳴館


第二三巻 弱法師/黒蜥蜴


第二四巻 サド侯爵夫人/わが友ヒットラー


第二五巻 癩王のテラス/LONG AFTER LOVE


Favorite Blog

源氏物語の紫式部日… New! Photo USMさん

癒しのカフェ New! サボテン_01さん

大河ドラマ『光る君… ☆えみりー☆さん

さくらの中の神戸ハ… 47弦の詩人さん

洋楽を楽しもう♪ サバイバル父さん
ただいまキレイ見習… itoka77さん
伝説のキャプテンが… ツイてるファシリテーターさん
人生を3秒で変える名… コタロウ1614さん
カテゴリなしの方向で ドコルルさん
belly slop tomoko0821さん

Category

カテゴリ未分類

(1)

本当に生きんがために

(466)

美味しい手作り石けん

(35)

重曹で快適ライフ

(15)

キレイのひみつ

(35)

簡単レシピ

(95)

健康美(自然療法など)

(41)

お金と愉しくつき合う方法

(25)

知性美(次へのヒント)

(46)

精神美(あそびの話)

(24)

アート&コミュニティ

(56)

我が家の庭

(58)

欧州鉄道の旅・愛・地球博

(27)

近郊で遊ぶ

(73)

明治村・大正村・薔薇園・ターシャの庭

(202)

花とお城と洋館めぐり

(300)

京都・神戸・大和探訪

(392)

源氏物語ゆかりの地めぐり

(41)

バスツアー

(105)

名城めぐり

(261)

上高地・高山・しらびそ高原

(82)

富嶽めぐり

(49)

北海道時計回りの旅

(88)

新選組ゆかりの地巡り

(30)

山本耕史くんの舞台&映画&ドラマ

(48)

藤原竜也くんの舞台

(12)

堺雅人さんの映画

(10)

生田斗真さんの舞台&映画&ドラマ

(20)

奥田瑛二さんの映画

(4)

美輪明宏さんの舞台&映画

(112)

歌舞伎

(40)

劇団四季

(13)

Mr.Children音楽&ライブ

(4)

フィギュアスケート☆

(35)

映画談義

(98)

TV談義

(88)

演劇談義

(46)

オペラ座の怪人

(117)

ふたりのマダム・ジリー

(31)

二度目の手紙

(9)

今月のギフト

(206)

源氏物語で恋愛セミナー

(129)

オーラの泉

(582)

休日スタイル

(108)

我が家のお買い物

(59)

我が家の釣果

(10)

Originな物語

(109)

オーラソーマボトルを選ぶ

(24)

本&アートのお部屋

(135)

アントワネットの文机

(32)

子どもの絵

(12)

☆楽天バトン☆

(12)

Portable Story 100 pieces

(45)

Portable Story 1000 pieces

(897)

大和しうるわし

(13)

Recent Posts

Rakuten Card

March 6, 2009
XML
広大な池に龍頭鷁首の船を浮かべるといった
目を見張るような壮麗なセットを使って盛大に表現された女楽で
源氏の丹精した琴を披露することができた女三宮。

源氏物語 下の巻(若菜下横笛のあたりまで)

明石の女御、秋好中宮という身分高き顔ぶれに加え
常陸宮の姫である末摘花や明石の女御の後見となった明石の上が
紫の上よりも上座についているといった説明も加えられます。

原作では、末摘花は六条院には迎えられていませんし、
式部卿宮の娘である紫の上が受領階級出身の明石の上よりも
下座になるといったことはあり得ないように思うのですが、
彼女の絶望感を表現するためにドラマティックな表現がなされたのでしょう。

女楽が終わった後、紫の上は吐血し、二条院へ移ります。
狼狽した源氏は、当然ながら六条院にいる女三宮のもとへ通うのは間遠になってしまい、
その間隙を縫って現われるのが、夕霧の幼馴染で従兄にあたる柏木。

彼はもともと、女三宮を正妻として迎えたいと願っていたのですが
朱雀院秘蔵の皇女をいただくには官位が伴っていなかったため叶わず
代わりに女御より一段身分の低い更衣の生んだ女二宮を妻として迎えています。

このあたり、ドラマでは紫式部の解説のみが流れますけれども
源氏その人も、母親が更衣だったために帝に上れなかったという経緯があり
女御と更衣の差は歴然としていた模様。よって女御から生まれた女三宮は
姉の女二宮より重んじられていて、柏木は諦められない要因になっているのでしょう。

源氏物語の恋愛テーマの大きな要素は、この「身代わりの恋」。
個人的には「人形の恋」と呼んでいますけれども、
母恋しの末に愛する藤壺を得られず紫の上をさらい、今また女三宮を迎えた源氏と
意中の女三宮を得られず代わりに姉を迎えても、未練を残す柏木と
もっと先の帖で現われる、宇治の大君、中の君、浮舟の間を漂流するとは
すべて目の前にいる相手を人形のように、意中の恋人に重ねて彷徨い続ける…
そこに物語を貫く悲劇の一端があるように思います。

さて、源氏が通わなくなってしまったのを嘆き、柏木をけしかける形になってしまうのが
女三宮付きのもみじ(東てる美さん)、原作では小侍従にあたる女房。
話をするだけという柏木を、とうとう寝所に入れてしまうのですが、
当然のことながら関係を持ってしまい、女三宮は懐妊、
久しぶりに様子を見にやってきた源氏にも、すぐに事が露見してしまいます。

ここでも場面の入れ替えがあり、ドラマの春の風に巻上げられた御簾の向こう側に
初めて女三宮を見て忘れられなくなるという柏木の語りは、原作では
野分の過ぎた後の風のために、紫の上を夕霧が見てしまうというくだりに。また
柏木の文を女三宮が柱の隙間に差し込み、落ちてしまったのを源氏が発見するというシーンは
原作では有名な真木柱の帖、髭黒の正妻の娘が家を去るときに文を残すという場面。
どちらも捨てがたい、美しいモチーフを盛り込みたかったのでしょう。

柏木の文によって懐妊の理由を知った源氏のありさまから、語らずとも
真相を読み取ってしまう紫の上。彼女は藤壺への源氏の思いも察していて
身代わりとしての自分の立場をさらに危うくした女三宮の悲劇にも
人形同士といったような、同情的になれる境地に達していました。

源氏に文を見られたことで、宮中にも出仕できなくなった柏木は
朱雀院の宴にようやく足を運んだところで、源氏から
「笛の音が乱れていた」というひと言を浴びせられ、そのまま
床について食が細くなり、帰らぬ人に。

「老いると涙が止まらないものでね、柏木が私を見て笑っているけれど、
若さだって一時のもの。老いは誰にでもやってくるのですよ」
こういった言葉によって酔った源氏に絡まれるのが原作のシーン

どう言ったとしても、すでに心弱りしていた柏木にとって
源氏の言動は決定的な打撃になり得るわけですが、
まったく同じことを父・桐壷の帝に対して行っていた源氏が、
出家したいと言いつつ新しい妻を迎え、いまだに生き永らえているところをみると
本当に強かな男と言えるかもしれません。

柏木が笛を吹いていたというくだりは、続く横笛の帖での
女三宮への形見を連想させるものでもあって。

原作では女二宮の母から夕霧に笛が贈られたのを、柏木が夢に現われて嘆き
さらに源氏がその笛を預かって伝えられるべき人に伝えるといった長々としたくだりは
ドラマではシンプルに、柏木が死の床で夕霧に直接、
笛を女三宮に渡すように託していました。

女二宮に関する物語は、源氏の息子の呼び名となった
夕霧という長い帖に描かれているのですけれども、番組内では割愛。

その後、成長した薫の行状が語られる宇治十帖を見る上で、
兄である夕霧と女二宮の恋は比較対象としてとても面白く、
柏木の子供であると目されている薫は、実はやはり
源氏の血を引いているのではないかとも思わせる余幅になっているので
機会があれば、ぜひ原作を参照していただければと思います。

続きます。

***

源氏物語のあらすじをもう少し詳しくお読みになりたい方は、よろしかったら
「源氏物語で恋と人生を学ぶ」(ayakawaの楽天さんのもう一つのブログ)、
下記のリンクから2004年10~12月の日記へ、もしくは
トップページ左側に設置されているフリーページから
「源氏物語で恋愛セミナー」をご覧下さいませ。

「源氏物語で恋愛セミナー 若菜下~の日記」

「源氏物語の日記」






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 6, 2009 03:31:26 PM
[源氏物語で恋愛セミナー] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.