番組の進行を務めてきた太一くんも、またひとつ大きな転機があるようです。
国「…ちょっとまた僕、不思議な夢を見たんですけど、
まあこれは思い癖なのかなあと思うんですけど…
今ちょっとスポーツのお仕事をすることが多くて…
実際にプロ野球の取材に行っている夢を見るんですけれども、夢を見ている最中に、
あるチームの監督がタイムかけて…1アウト1・2塁だったんですけれども…
『タイム!代打、国分!』って言うんです。
『僕は取材しに行ってるんで、絶対無理だ。プロの打席に立つことなんて、
ファンも怒るし、絶対出来ないですよ』って監督に言ったんですけど
『いや、大丈夫だ。バッターボックスに立て』…立ったんですよ。
ドキドキしながらバットを構えて振ったら、3ランホームラン打ったんですよ」
内「うわあ、凄い!」
国「で、監督に『ほら、言ったじゃん!』って言われたんですよ。これはどんな夢ですか?」
江「人生の大ホームランを打つというメッセージじゃないですか?」
国「おお!☆」
は「え?ということは、あれ?ラブラブ?」
東「全然、ラブじゃないと思いますよ」
美「いや、だって考えてご覧なさい。それはそっくり、この番組が始まる時のあなたでしょう?」
国「……ちょっともう1回、ゆっくりお願いします…☆」
美「それは、自分が回せるか自信がないし、自分は一番駄目な人間で、こうで、ああで…ってね、
そう言ってたじゃない」
国「はい、言いました」
美「ね?それで今、あなたは皆さんを抜いて、各局全部制覇して、
レギュラーを持つような司会者になったじゃない」
国「…はぁ…」
美「それですよ」
国「……ちょっと僕も、後半頑張るんで、誰か喋ってください…☆
1回、落ち着かないと駄目ですよ、これ…」
東「いま頑張りなさいよ☆」
江「まあ最終回ですからね、私も言い逃げで逃げられるんで…ラブもあると思いますよ☆」
国「ラブも?!」
江「もちろん色んな意味で、これから…」
は「えー?私も聞きたーい!あの…昨日、大っきな蛇に、
半分飲み込まれてゆく夢を見たんです☆」
東「もう死ぬんですよ☆」
は「やだ!凄く大っきな蛇に、ギュッギュッって…多分(体の)この半分?
…ハーフ☆持ってゆかれたんですけど☆」
東「どういう意味があるか…」
は「はい。それで今日、このお仕事で、お会い出来たので…何かあるのかな?と
思っちゃった…」
江「あのね、持ち逃げとか、そういうのに注意ですよ。泥棒入るとか…」
は「ええ!!?」
江「そういったこと、注意」
は「本当ですか…」
東「お店もやってるでしょ、何軒も」
国「ちょっといい話、出て来ると思ったんでしょ、蛇が出たから☆」
は「いやもう、その流れだから、いい話だと思って…ええ?」
美「はるなちゃんのあれはね…男の夢じゃないのよ、それはね。
だから江原さんがおっしゃったようにね…」
は「女の子の夢?☆」
美「いやいや…その、飲み込まれるようにしてるじゃない?だからあなたは、
お商売が飲み屋さんとか、お酒の方や何かやってるから、売り上げを上げなきゃいけないから…
お相手もしなきゃいけない、乾杯で飲まないとお付き合いも悪いから、
なかなか断りにくいんだけれども…『飲まれないようにしなさい』ってこと」
東「用心してください」
は「はい…もうつい最近、いっぱい…飲んじゃいました…」
美「それがね、お商売も大事、大事だけれど、そこのところね、
『体を張ってやるのは、ほどほどになさい』ってことなのよ」
は「はい…」
江「ゲストに来られたとき、あれだけ言われたじゃないですか、メッセージで…」
は「はい、すみません…☆」
***
半年前、はるなさんが出演されたときの様子
江「で、小ちゃい時から、あなたが女の子だったというのは、
お祖母ちゃんは分かっているんだから」
は「ええー!」
江「分かっている、分かっていますよ。そんな当たり前のことなの。
『この子は女の子なんだな』っていう風に思っているの。そういうあなたが
『何があっても、この夢の世界で生きてゆきたい。これをやれたら死んでもいい』って
いつもあなたはお祈りしてるの。そうでしょ?それでいて
『自分は芸能世界の中で本当に夢を皆さんに分けて、自分も夢を表現して
それさえ出来れば本望で死んでもいい』って、そこまで言うからお祖母ちゃんは
『じゃあ、もうちょっと辛抱なさい』って。
『もうちょっと大丈夫?我慢できる?本当にこの試練を乗り越えられる?』
とことん貧乏までやって、でも何とか自分で食べる道を…そう、芸能だけじゃない、
自分自身で地道に食べてゆけるようにお店も考え…ね?
『じゃあいざ、これで準備できたな、もうこの子の精神力は大丈夫だな』要するに
『芸能の中に入っても自分自身を見失ったり、傲慢な気持ちになったりしないで済むな』って
いうところに来て、パッと道を変えてくれたはずなの、大どんでん返しがあったはずなの」
は「はい…」
江「でしょ?で、それからあなたはパーッと光が当たって今があるはずなんですよ」
は「すごい…」
江「お祖母ちゃんはね『ここまで来てあなたは、ここから先、全く見えなくなっちゃってる』
でね、守りに入っちゃってね『あの時のひたむきな気持ちから
何となく計算、計画で…店じまいまで考え始めてる』」
は「私がですか?」
江「うん。色々な…『どういう風に終わってゆくか』そういうことまでね」
は「え?店じまいって自分の?」
江「要するに、自分の人生の店じまいね
は「…はい…」
江「あなたの中で今、お金の計算とか、そういったことが凄くあって
だから守りに入ってるってこと。あのね、同じことをしていてもね
お金を考えて仕事をするのと、いい仕事をしてお金が付いてくるのは違うでしょう?」
美「(拍手されて)」
は「はい…はー…」
江「で、あなたはここしばらくはね、ずっといい仕事をしたかったはずなの」
は「はい」
江「表現したかった。それがね、幸せになっちゃたら…」
は「分かりました、言わないでー!もう言わないで下さい☆」
「はるな愛さん・いじめの心理」
***
国「収録はいつでしたっけ、これ…」
は「私もう…さっき言われたこと…全くそうですね、また忘れてましたね…」
東「ソロバン勘定ばっかりしてるの?」
は「…してます!☆」
続きます。
「
オーラの泉の日記」
「美輪明宏さんの舞台の日記」