最初のアクセルが決まったときから涙が溢れて止まりませんでした。
日本選手の演技だけは見届けようと時間に合わせてスイッチをいれたのですが
浅田選手のあまりの素晴らしさに眠ることができなくなり、最後までライブで
観戦することになりました。
最終滑走の選手の方々は、どれもポイントの取れる構成を成功させていましたけれど
涙するほどの演技をみせてくれたのは、やはり浅田選手のみ。
フィギュアスケートの演技で泣けるのだなあと初めて思えた、カルガリー五輪の
伊藤みどりさんの姿も、彷彿としました。
偉大な記録の証しとなるものさえ突き崩して、地を這うような努力を重ね、
ベビーステップからやりなおす勇姿を臆することなく見せ続けてくれた四年間が
結実した演技は、これから長く、多くの方々の心で輝き続けることでしょう。
鈴木選手、素敵なクリスティーヌでした。往年の高橋選手の名演技と対になる佳き作品でした。
村上選手、大らかで美しく、こころ安らぐスケーティングでした。
皆さまの演技を、今後も観続けてゆきたいです。
夢の時間をありがとうございました。
「フィギュアスケートの日記」