あの第33回を観たあと、しばらく思考停止になり、いつの間にか眠ってしまいました。
あの日の日記は、予告で「地獄へは・・・」の台詞を聞き、あさイチを観てから、
あえてストーリーを教えて下さるサイトを読んで、
やはり史実の通りの退場を見送ることになるのだろうと、心の準備をするために
予め書いて、放送後の時間にアップできるようセットしておいたのでした。
衝撃が強すぎました。心の準備が、まったく足りませんでした。
日記も、書き直す気力のないまま眠ってしまい、そのままに。翌日から服喪して
水曜日と日曜日の千載和歌集の日記の続きを書く前に、すでに予約リストに
入れていた和歌を見直してみると、一カ月以上前に選んでいたにも関わらず、
心情をあらわしているような気がして。
死という言葉の入った和歌なので、ひと月前は選ぶのにやや逡巡していたのですけれど、
言葉がまとまらないタイミングで、この和歌を載せる機会が巡ってきたこと、
不思議にも、こころすこし安らぐものにも思えました。
次の日曜日の和歌も、ひと月前に選んでいたものですけれども、こちらもまた。
水曜日の「君に残して」と、贈答歌のようになっているように感じられて、
次回の直虎の苦しみを観る勇気が、少し湧いてきたのでした。
「TV談義の日記」