より美しい和装姿を目指すには１

着物の初心者の方は、着物がご自分で着られるようになると満足してしまう方が多いのですが、せっかく着られるようになったら、次のステップとして、より美しく着られるように心がけていただいきたいと思います。 美しく着ると言う事は、その方のセンスや心配り、教養など内面も表現します。 装うという事は自身の表現の一部ですので、同席する方や主催者を想う気持ちが表れると共に日頃の言動や思いも表れます。 着物を美しく着る第一歩は、サイズが合っていると言う事です。 和装は洋装に比べて、５－６キロは痩せても太っても着る事が出来ますが、基本的な身丈や裄、前幅や後ろ幅がご自分に合っていないと綺麗に着る事はできません。 昔は合わせて作ったつもりでも、体型が変化したことにより合わない場合や帯の長さが足りなくなる場合もありますので何年も箪笥にしまってある場合は気を付けたいですね。 又、ご自分の物でも作った年代や仕立てにより襦袢、着物、道行コートなどの裄や袖丈が微妙に合わないという事もありますので、事前に着てみるかサイズを測っておくと良いでしょう。 お母様にいただいた着物や帯、中古の物を着る場合も、基本を覚えて初心者から中級者になったら、仕立て直し出来る物は仕立て直してサイズを合わせておく必要があるでしょう。 群馬県高崎市飯塚町１７６６ 花がたみ着付教室 電話027-361-5696 花がたみ着付教室 にほんブログ村