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2016年12月06日
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カテゴリ:着物ミニ知識
「お嫁入りの際に色無地などの着物と一緒に喪服も作ったほうが良いでしょうか」と言うご質問をいただくことが多いです。



地域の習慣などにより、多少違いがございますが、20代、30代で嫁ぎ、自分のご両親もお相手のご両親も皆さんがお元気な場合は、急いで喪服を作る必要は無いと思います。
結婚のご挨拶周りや御礼などをお届けする際にお召しになる訪問着や色無地を揃えたほうが、現実的です。
しかしながら、どなたか本当に具合が悪くなってからでは「喪服を作りに行く」とは言いにくいですし、縁起が悪いような気が致しますので、ご結婚生活をされながら少しずつ揃えていくのが良いと思います。

昔は、喪服を用意するのは不吉だなどと言われた事もございましたが、いざという時に無いと言うわけにも参りませんし、最近の若い方はお祖母様やお母様と体格も違いますから、どなたかの喪服を譲り受けて着ると言うのも難しいものです。
ご心配な方は着物だけ結婚の際にお作りになって、帯や草履などの小物はいつでも購入できますから、小物は後で必要に応じてと言う形でも良いと思います。
全部一度に揃えると、ご不幸を待っているようで縁起が悪いと言われることがございます。
反物で購入しておいて、他の着物を仕立てる機会が有った際に一緒に仕立ててもらうのも良いと思います。
ご実家が近い場合は、喪服を揃えてもお嫁入り道具の中に入れずに、ご実家に保管していただくのも一つの方法です。

お嫁さんやお孫さん、娘さんに自分の喪服をとお考えの方は、お天気が良い日に箪笥から出して寸法を確認したり、丸洗いに出したりして、いただいた方が不自由なく綺麗に着られるようにご準備なさって差し上げて下さい。
古い着物を箪笥の臭いの付いたまま、サイズもわからずに差し上げても今の方はご自分で和裁も出来ませんし、染み抜きや手入れを何処で頼むのか?予算がどのくらいか?など、戸惑うばかりです。
これは、喪服に限らず呉服全般に同じ事が申せます。
宝石なども修理に出したり、サイズを直して差し上げると心がこもって通じ合います。
「相手の立場を考えて」「相手の役に立つように」と言う心が和の心、日本伝統文化の真髄です。

以前は、お仲人さんを立てて結婚の前に指輪はどうする、住む家はどうする、子供が出来た場合は育児を手伝ってもらえるか、喪服も含めて結婚に必要な物はどうするか、万が一、死別や離別した場合は財産や高価な物はどうするなど、ご両家同士が直接聞きにくい事はお仲人さんが打ち合わせて下さいましたが、最近はお仲人さんを立てない場合も多く、場当たり的に何でも直前になってから、ご当人一人が悩んだり、様々な問題もあるようです。
合理的で良いと言う考えも有りますが、問題が有った場合は専門の弁護士に相談するようになったりして費用も莫大になり、内輪の者同士で解決できそうな事も弁護士を通したお陰でギクシャクしてしまったと言うお話もございます。
お仲人さんがいない場合でも、お母様同士や共通の信頼できる方を交えて、聞きにくい事もきちんと聞いて、お互いの事情を理解した上で歩み寄っていく体制が必要ですね。
時代や生活習慣が変わっても、人対人の真心を本音で通わせる事には変わりが無いのだと思います。

花がたみ着付教室では、着物に関連して様々なご質問が出る事がございます。
せっかく着物が着られるようになったら、和装にふさわしい礼儀や思いやりの心を大切にして欲しいと願っております。

群馬県高崎市飯塚町1766
花がたみ着付教室
℡027-361-5696





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最終更新日  2016年12月06日 14時43分39秒
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