鼻毛係長の言いたい放題

2012/02/25(土)11:27

重松清「サンタ・エクスプレス―季節風 冬 」

読んだ本(144)

重松清の小説「サンタ・エクスプレス―季節風 冬 」を読みました。 短編集です。季節は冬です。 特にいいなと思ったのが、 「あっつあっつの、ほっくほく」 「火の用心」 「じゅんちゃんの北斗七星」ですね。 切ない話ではありますが、ジーンときます。 じゅんちゃんの北斗七星では、”みんな同じではいられない、どうせ大人になったら、同じなんかでいられない・・・・”のような箇所が考えさせられましたね。 結局そうなんですよね。 ”同じ”なんてあり得ないのが、人それぞれであり、人生なんですよね。 だた、「バレンタイン・デビュー」だけは、そんなに共感できなかったんですけど、全否定するわけでもなく、不思議な小説であり、いつかこんな感情もわかるのかな?と思う小説でした。

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