2012/02/25(土)11:27
重松清「サンタ・エクスプレス―季節風 冬 」
重松清の小説「サンタ・エクスプレス―季節風 冬 」を読みました。
短編集です。季節は冬です。
特にいいなと思ったのが、
「あっつあっつの、ほっくほく」
「火の用心」
「じゅんちゃんの北斗七星」ですね。
切ない話ではありますが、ジーンときます。
じゅんちゃんの北斗七星では、”みんな同じではいられない、どうせ大人になったら、同じなんかでいられない・・・・”のような箇所が考えさせられましたね。
結局そうなんですよね。
”同じ”なんてあり得ないのが、人それぞれであり、人生なんですよね。
だた、「バレンタイン・デビュー」だけは、そんなに共感できなかったんですけど、全否定するわけでもなく、不思議な小説であり、いつかこんな感情もわかるのかな?と思う小説でした。