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覚醒!頭痛の種は自分の中に・・・

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September 25, 2007
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カテゴリ:カテゴリ未分類

皆様こんばんは。
当HPの防湿マッチ補給係のダックス憤怒デス。

最近停滞気味ですがこれには理由がありまして・・・。
いやね、やっぱ新しい事に挑戦しないとモチベーションがあがらんのですよ。

・・・言い訳にすぎんがなっ!!

という事で最近始めた事を紹介します。
私は・・・、なんて愚かな事をやってしまったんだ。

ダックスノベルズプロジェクト

~手を取り合って~


潮風が気持ちいい。
俺は今日もこの大学へと続く橋を愛車で走っていく。
俺はバイクに乗っている時が一番好きだ。
流れていく風景に強くぶつかって来る風。
何より何処へでも行けそうな気分がたまらない。
俺の相棒はいつも俺に文句も言わず付き合ってくれる。
よし、今度ワックスがけしてやるからな。
何となくエンジン音が高鳴った気がした。
すると後ろから聞きなれたエンジン音が聞こえてくる
エンジン音が近づき俺の横に来る。
「相変わらず飛ばしすぎだよ彰」
クリーム色のバイクに乗った女は俺に話しかける。
「ばってん急がんと遅刻確定だぜ夕紀」
夕紀と呼ばれた女性は呆れたような顔をする。
「あんたがもう少し早く起きれば良いだけじゃない」
そう、実は今遅刻しかけている。
それというのも俺は朝に弱くさらに二度寝は欠かさないという遅刻常習者の才能所持者だ。
だが今日はちょっと事情があるのだ。
「まぁ待て、今日はだな……」
そう言ったところで夕紀が腕時計を見る。
「おっと、急がないとほんとに遅刻だよ」
「え?マジか」
俺もつられて時計を見る。
「そうか?まだ後十分はあるぞ?」
「馬鹿!あんたの時計はずれてんだよ!」
「え?そうなの?」
そう言い残すと夕紀はスロットルを開け俺を抜いていく。
「自分でとばしすぎとか言いながら……」
その前に運転中に話しかけるんじゃない。
非常に危ないんだぞ。
まぁいいや、事故ったら事故ったで何とかなるさ。
何ともならない気がするがそこはスルーの方向で。
「行くぜ相棒」
俺はバイクに話しかけてスロットルを開けアクセル全開で学校へ行く。
スピード違反でつかまらない事を祈りつつ。
そして俺は遅刻ギリギリで授業に間に合うのだった。
午前の授業を見事寝ずに消化する。
はぁ、レポートとか出されてしまったよ。
心の中でそう呟き俺はバッグの中にあるプリントを見る。
はぁ、期限は一ヶ月かぁ。
もう軽く泣きそうである。
そういう訳で学食に向かう。
俺は小さい頃からうどんばっか喰ってたが俺は学食のうどんを認めない。
確かに学食にしては良い方だと思うが……。
まずコシが無い、というかゆるい。
ダシの取り方がなってない、というか水じゃねって位。
そして何より使ってる小麦粉に難がありすぎる。
業務用の小麦粉を使っている為いまいち相性が悪いみたいだ。
やはり小麦粉は石臼で引いたものに限る。
無農薬と言うのが理想だが中々そうはいくまい。
まぁそれ以前に学食にそこまで求めるのも酷な話だ。
何しろパックですし。
んで何で俺がうどんについてここまでうるさいかと言うと実は俺の家はうどん屋だからである。
しかも俺の親父は三代目で俺は四代目という事になる。
だからうどんについての知識は嫌と言うほど詰め込まれている上にうどん作りの英才教育?を受けたほどだ。
最初は実家の家業を継ぐのが嫌だったのだが何分子供は俺一人だからどうしようもない。
特にやりたい事も無く夢も突発的なものだったからどうせなら親孝行をしようと思い実家を継ぐ事にした。
するとどうだろう、親父感涙母号泣という世にも不思議な光景を見てしまった。
そう言い忘れていたが俺の名前は『和田 彰』いたって普通の大学生だ。
さて、そうこうしている内にうどんが出来上がったようだ。
器に盛られたうどんには更にその上に大量の葱が乗せられている。
更に揚げ玉は別にしている。
こうする事によって揚げ玉を別に好きなタイミングで投入できる。
これで揚げ玉が汁を吸いすぎてベチャっとなるのを防ぐのだ。
そして適当な席に座り手を合わせる。
「それではいただ……」
そう言い掛けた所で女性が目の前に座る。
「よっ、彰。何だまたうどんかい?」
そう今目の前にいる女性こそ朝俺をバイクで抜いていった本人である。
「そういうお前こそまたそばかよ?」
俺も言い返す。
「そばは飽きないんだよ」
「うどんもな」
そう言ってお互い笑う。
この目の前にいる女性は俺の幼馴染であり目の前にあるそば屋の娘で『村越 夕紀』という。
男勝りでさっぱりとした性格で男女から、特に女からの人気が高いらしい。
要らない情報だとは思うが耳に入るものは仕方がないというもの。
「まぁとにかくだ」
俺は目の前のうどんに照準を定める。
「「いただきまーす」」
二人の掛け声よろしくうどんとそばは胃の中に放り込まれていく。
うん、間違いなくパックの味。
一緒について来たたくあんが切なそうに自分を主張している。
「なぁ彰…このそばってさ」
箸で麺をつまみあげた夕紀が珍しく弱々しい眼差しで俺を見る。
「やっぱりその…言いにくいんだけどさ……」
夕紀は言いたい事をはっきり言えない子供のようにもじもじと言葉を紡いでいる。
だが決心がついたのかしっかりと俺を見据え口を開く。
「このそばって不味いよね、というより犬も遠慮するんじゃないかなって」
夕紀の言いたい事は良く分かる。
俺も同じような事を思ったばっかりだし、うどん屋の息子に満足するようなうどんを出せという方が酷な話。
仮に満足するような物を出せなんて言った日には次の日から食堂のおば様に傲慢かつ我が侭な若者という非
常に不本意なレッテルを貼られる上に俺だけ不遇な扱いを受けかねない。
それ故に味についてはあえて口にも出さなかったのだが夕紀は違ったようだ。
「やはり……夕紀も俺と同じような事を思っていたのか」
というよりもそれは言いすぎなんじゃ無いだろうか。
いくら俺でも犬も遠慮するなんて暴言は吐かんぞ、お前にとってはこのそばは犬の餌以下だというのか。
……何と言う鬼っ子なんだ、こりゃ将来が楽しみだ。
とまぁ、誉めているのか貶しているのか分からない俺の思考はどうでもいいが昔から夕紀は自分の言いたい
事は後で誰かにこっそり言うところがありしかも稀に恐ろしく酷い事をさらりと言いやがる。
この場合食堂のおば様が聞いたら失神するどころか阿修羅も真っ青の狂気っぷりを発揮して俺らに一生もの
のトラウマを植えつけかねない。
うむ、これは俺の心の中だけに留めておこう、その方が世界平和に繋がるってものだ。



とまぁ、ここまでしか書いてないんですが・・・。
一応私が最も苦手とする恋愛物デス・・・・・・。

こういう事やってるから脳内が混沌としてくるんだな私・・・。

じゃあまたなっ!!






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Last updated  September 26, 2007 04:03:23 AM
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胴長犬@ ふっふ~ん 意外と素直ないい子だぜっ! クラッチの…
_シイカ_@ おおう! じゃじゃ馬娘ktkr ビラーゴは正統派…
胴長犬@ ロングコート等の毛が多いわんこは。 何か心にこうこみ上げてくるものがあるな…
_シイカ_@ お風呂上がりの。 濡れてちっちゃくなったわんちゃんがぶる…
胴長犬@ 訂正。 >足跡機能削除はまぁ、こう粘着質な方が…

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