カテゴリ:少女マンガ
楽天でお得に購入できたのでついつい一気買いしちゃいました。 1~3巻無料、20%還元、さらにクーポン利用です。 電子書籍ってどこがお得かわかりにくいんですけど、koboは還元率高いかな、と。 さて、みきもと凛さんの作品で、2011年から2014年に『別冊フレンド』で連載されていたものです。 みきもとさんは『近キョリ恋愛』が有名すぎですが、私はこっちが好きかな。 ……とはいえ『近キョリ~』はまだ全部読んでないのですっ(^_^;) 【あらすじ】 これは、人生でもっとも輝く365日の恋の話。 『近キョリ恋愛』みきもと凜が一番描きたかった物語。 ――365日、瞬きするのもおしいくらい、あなたを見つめていくから。 ――肩にインコ(先生)を乗せた変わり者のニノと無意味な毎日を過ごす遊び人のキラ。 家が隣同士なのに話したことすらなかった……。 けれど、ニノがキラの秘密を知ったことから運命は交錯し、 煌めく生の時を刻みはじめる――!! 【感想】★★★★★(星5つ) 少女マンガの王道設定が全盛りくらいなんですが、不思議と「またか」とは思いませんでした。 友達がいなくて人づきあいが苦手な主人公・ニノン。 彼女のお隣に住んでいて、しかも同じクラスのキラ君はクラスの中心人物で遊び人の男の子。 そんな二人があることをきっかけに距離を縮めます。 あることとは……。キラ君の余命があと1年という秘密。 ニノンはキラ君の残された時間を一緒に過ごそうと決意します。 一方、孤独と戦っていたキラ君もニノンの前では素の自分をさらけだし、 号泣したりキザなことを言ってみたりします。 人と関わることを避けてきたニノンは、キラ君の言動によってどんどん変化していきます。 次第にキラ君へ恋心を抱くニノン。 でもキラ君には好きな女がいるようです。 それは養護教諭の先生。 なんだか純粋な恋愛感情ではないようですが、 ニノンは自分の気持ちを隠して応援しようとします。 しかしキラ君が自分の本当の気持ちに気づいてしまいます。 本当に好きなのはニノンであることに。 今までチャラチャラ遊んできたキラ君、ついに告白かと思いきや すぐに本当の気持ちをニノンに伝えられません。 誕生日プレゼントをあげるお金が貯まったら告白しようと決めたものの、 ずっと一緒にいてあげられない人間から告白されるのは迷惑ではないかと悩みます。 ニノンから逃げ出したりしますが、最終的には友人の力もあって付き合うこととなります。 死をテーマにしている作品ながら、キャラ設定がとてもユニークで、 軽い気持ちで読めるのもこの作品の魅力。 第一にニノンと一緒にいるオカメインコの「先生」の存在。 なぜか関西弁で話すことができます。しかもキャラがとてもいい。 そしてニノンのママはコスプレ好きのハーフ。 ニノンのパパは地味なメガネ男かと思いきや、超絶美男子で、 年に1回しかメガネを外さないという設定。←超見たい。 キラ君のパパはハーフバーのママ。 これだけでお腹いっぱい、というこってり具合ですが、 さらりと描かれているので軽いスパイス程度に感じてしまうから不思議。 最初はとっても変な子だったニノンも、キラ君のフィルターを通すことで すっごいかわいい女の子になっていきますし、 イヤな奴だった矢部君やレイも、ニノンたちにとってかけがいのない人たちになっていきます。 人生って素敵だなぁと、素直な気持ちになれる作品ですね。 私はコレ読んでオカメインコを飼いたくなりました(笑) あと久しぶりにアダモちゃんがみたくてyoutubeで検索しましたw ところどころにお笑い要素を散りばめてあるのが面白いですね。 先生がアダモちゃんとか原西のマネするシーンで、ニヤリとしてしまいました。 将来的にこのネタわかってもらえなくなるんだろうけど。。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月27日 09時40分16秒
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