630901 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

hanaの読書日記(主に漫画)

hanaの読書日記(主に漫画)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

ご挨拶

(0)

少女マンガ

(99)

ヤンキー

(1)

情報

(2)

BL

(2)

音楽系

(2)

アウトロー

(1)

大人向け

(12)

少年マンガ

(1)

青年マンガ

(1)
2016年07月05日
XML
カテゴリ:少女マンガ




【あらすじ】
中3の仁菜が好きな人は、マンションの隣に住む1コ年上の京介。
やさしくてカッコいい京ちゃんの彼女を夢みる仁菜は、
ある日彼のキスシーンを目撃してしまい……!?
せつない想いがあふれる青春ラブストーリー。


【感想】★★★★☆(星4つ)
意外な展開に驚いてしまう作品です。
ヒーローが入れ替わるという特異な感じが大好き。

お隣同士で兄妹のように育ってきた仁菜と京介。
仁菜は京介が大好きで、いつか彼女になれると信じていました。
しかし京介が高1、仁菜が中3になってから、ちょっとずつ関係に変化が出てきます。

野球部のマネージャーの麻生と京介がキスしているのを目撃してしまった仁菜。
動揺した仁菜は京介に告白し、京介は無理やり仁菜にキスしようとしますが、
仁菜はそれを受け入れられませんでした。
「お前のことそういうふうに見れない」と仁菜はフラれてしまい、
いつしか麻生と京介は付き合うようになります。
それでも仁菜は京介を諦められず、好きでいさせてと懇願します。

しかし麻生には元カレの影がチラつきます。
それに納得できないこともある仁菜ですが、京介が麻生を好きなら認めるしかないと
切ない片思いを続けることにしたのです。

そんなある日、同じクラスの三宅くんが仁菜を好きだと京介と麻生の前で宣言します。
三宅くんはずーっと仁菜を思っていて、仁菜が京介を好きなことをもちろん知っていました。
それでも仁菜がつらそうにしているのを見ていられず、
自分を京介の代わりだと思ってもいいからと優しく接します。

一度だけデートしようという約束で出かけた仁菜と三宅。
楽しい時間にいつしか仁菜の方が三宅とこれきりにしたくないと感じます。
ちょっとずつ三宅に惹かれていく仁菜。
でもやっぱり京介への気持ちも残っているので、京介のことで傷つくと三宅が優しくしてくれます。
とはいえいつまでも自分だけのものにならないので、三宅も焦ってしまうこともあります。
それでも仁菜が笑ってくれるのが自分の幸せだと、受け入れてくれる三宅、なんていいヤツ……。

しかし一緒に過ごす約束をしていたクリスマスの夜、
京介が熱を出して倒れてしまいました。
うわ言で仁菜の名前を呼ぶ京介に動揺した仁菜は、三宅ではなく京介と過ごすことを選んでしまいます。

そのことに傷ついた三宅は、ついに仁菜に別れを告げます。
そして麻生からの話を聞いてすべてを知った仁菜は、自分の本当の気持ちに気付きます。

ずっと本当に好きだったのは逆だったのです。
京介はずっと本気で仁菜を好きでしたが、仁菜の京介への好きは家族への好きと似た感情。
仁菜は幼くてそれに気づいていないだけだったのです。
そんな仁菜に本気でぶつかれなかった京介。

そして仁菜は本当に三宅のことを好きになっていたということに気付きます。
だけど幼かった自分が三宅にしてきた仕打ちを思うと、なかなか本心が言えませんでした。
このまま卒業か、というときに京介の後押しもあって気持ちを伝えた仁菜。
ついに二人は本当の恋人になったのでした。

番外編の仁菜と三宅がかわいくてキュンときます。
もう京介はすっかり影の人になってしまってましたけど。。


【蛇足】
最初は幼馴染モノだから、何だかんだ京介とくっつくんだろうなぁと思ってたのですが、
なんと当て馬とくっついてしまいました!!!
三宅くんなんて3巻の最後に登場したくらいの子なのに、
京介のヘタレっぷりがあまりにもひどく、途中から三宅推しになったので嬉しかった笑
きっと、こんな読者さんが多かったので、ラストを変えたのかもね!?

あと序盤にさーっと麻生さんが京介を持っていきましたけど、
仁菜が純粋すぎるがゆえに、麻生がひどくてそんな女に振り回される京介もダメすぎて。
麻生の元彼の久米川も軽いんだけど、本意がまったく見えなくて。
仁菜と三宅以外ダメダメじゃん! って憤ってしまいましたけど。

でも、まぁこれがリアルってことなんじゃないかな、と自分の中で落しましたけど。
京介みたいな男、いるよねー。麻生みたいな子も。久米川みたいなやつも。

京介なんて超切ないですよね。
ずっと好きな女の子がいるけど、その子はまだ恋愛がわかってなさそうだし、
なんか見てられない同級生がいるから、そいつの支えになってあげてるうちに、
本命の子が別の男に告られて、なんだか知らないうちに付き合い始めちゃって、
そのことに動揺してるのが彼女にバレて別れたんだけど、
本命の子はどんどん彼氏にのめりこんじゃって、近々やっちゃいそうって思ったら
熱出して寝込んじゃって、それをいいことに彼氏との関係壊れちゃったみたいで、
でも超落ち込んでるみたいだし、やっぱ俺の出番ねぇじゃん。
さらに本命の子の恋愛を取り持ってあげたあげく、
人生の大一番(=甲子園予選の決勝戦の自分の打席)の応援席でキスしやがって、
お前らいい加減にしろよ、みたいなねw

京介って甲子園狙っちゃうくらい野球うまくて、女の子からのモテモテなのに、
ヘタレってところが……。いるよねぇ……って感じで。
きっと仁菜への気持ちを持ちながら、麻生みたいな子と付き合っては別れを繰り返しそう。
いい子なのになぁ。

ちなみに作者の南波さんは野球が好きみたいですね。
ちょっとした描写が野球好きな人にはたまらないですよ。
京介がセンターで強肩で強打者でレーザービームとかね。イチローか。


ヒーローと当て馬が見事に入れ替わる珍しい作品でした。
アオハライドとかに納得できなかった人はぜひ読んでください!




にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年07月07日 10時56分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[少女マンガ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X