2006/08/18(金)14:07
まさかの絵本セレクト・・・大切なこと
毎日、はなちゃんのリクエストに答えて好きなだけ絵本を読んでいます。
1日平均、10冊くらいでしょうか。
お気に入りの絵本があるので、だいたい決まったパターンになるんですが、先月くらいから思いがけない絵本をセレクトするようになりました。
それは、「絵で読む広島の原爆」です。
この絵本は、生存者の証言をもとに再現された、広島の町とそこに暮らす人々の様子が描かれています。
また、核兵器の原理、放射線被害、核軍拡、原子力発電など、被爆後50年間の核に関する基本的な知識を織り込んだ、核問題資料として活用できるようになっています。
最初持ってきたときは、正直驚きました。
意味がわかっているかは、わかりません。
おそらくわかってないと思われます。
この絵本に興味を示したはなちゃん、何を感じているんだろう。
私は考えさせられました。
先日の「オーラーの泉」のゲストは戦争で家族6人を一度に亡くした海老名香葉子さんがゲストでした。
海老名さんの、信じられないくらいの戦争体験を聞いて涙がとまりませんでした。
そして、三輪さんは、こう言っていました。
「戦争とは 夫が ボーイフレンドが 我が子が 孫が・・・
愛する人を 理不尽に奪われること
一生会えなくなること」
だから、家族を大切に。
住む家があって、ご飯が食べられて、あたたかい布団で眠ることができるだけでとても幸せだということ。
8月ということもあるんでしょうね。
戦争を題材とした番組が多く、何かと耳にします。
でも、今年は、今までとは違って戦争の悲惨さ、決して繰り返してはいけないということ、心に深く入ってきました。
そして、私自身平和であることのありがたさを、ひしひしと感じました。
心から思っていないことは、伝わらないと思うけど、今なら以前の私より、絵本を通じてだけど、戦争の悲惨さ、平和の大切さを、はなちゃんに伝えられるかなと思います。
もしかすると、そういう機会を設けてくれたのは、はなちゃんだったのかな?
と思ってみたりして・・・
【今日のついてる】
・はなちゃん耳、スッキリ♪