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喝男くんが喝っ!

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hanakatsuo55

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2018.12.11
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カテゴリ:2018 秋
いつの間にか12月、冬の季節となりもう今年の締めくくりをしなければならない時期となってしまった。
甲子園大会における今年、春は東邦が初戦敗退、夏は愛工大名電が2回戦敗退という成績に終わり、ともに上位進出を期待していた自身にとってはいささか残念な結果となってしまった2018年。

しかし、新チームとなった秋に、東邦が強さをみせつけて東海大会で優勝。
明治神宮大会まで進出し、来る来春のセンバツ大会(まだ決定はされてないが)へ向けて大いに弾みとなったであろう、と思う。
楽しみにその時を待ちたい。


 前置きは長くなったが今年の総括。

やはり以前と比べて観戦試合数が激減し、仕方のない事なのだがこの現状に不満を抱きながら過ごしたシーズンだった。
しかし、その数少ないなかでも幾らかの好試合が観戦できたのはとても幸運に思える。

まず一番に思い出すのは、甲子園出場に大手を賭けた東海大会準決勝、東邦-中京学院大中京戦のでの最終回。
5点差を追いついた怒涛の攻撃には身震いがした程にドラマティックな時間だった・・・。




が、試合展開全般において最も息詰まった熱戦だった試合がひとつ。





 秋季東海大会2回戦
 菰野 - 中京大中京


決してハイレベルの戦いだった、とはいかなかったが見所満載だった一戦として自身の脳裏に深く刻み込まれたものであり、この一戦を今シーズンのベストゲームとして挙げたいと思う。

観戦記を残すことなく日々が過ぎていってしまった為、再度この機に書き残しておきたい。




 10月21日、快晴のなか三重、津球場にて行われた2回戦。

主戦岡林君を中心として三重大会を勝ちあがり、1位校として今大会に挑む菰野も対し、前日の対静岡戦で快心のコールド勝ちで駒を進めた中京。
好試合必至となるこの一戦を朝から楽しみに待っていた。

今大会初戦となる菰野は満を持してエース岡林君がブルペンで投げ込み。
中京も前日に続き板倉君が先発のマウンドに立つ。

初回、菰野は先頭打者をDBで出すも無得点。
その裏、中京は本格派右腕岡林君の立ち上がりを攻め、ふたつの四球、WPなどで2、3塁と攻めるも無得点。
自らのミスなどで招いたピンチに3番今泉君の際に146キロを計時したり、5番印出君をSOに取るなど力の片鱗をみせた岡林君の初回だった。

2回にも149キロを出し、全開のピッチングの岡林君。
この回もノーヒットで満塁とするも140キロ後半の直球でふたつのSOをとるなどして抑える。

対する菰野も3回にノーヒットで満塁もここは板倉君が踏ん張る。

均衡が破れたのは4回。

4回裏 中京
先頭7番板倉君が右中間H、続く8番関岡君もHで繋ぎ1,2塁。
9番川合君の際、けん制が送球Eとなり1点を先制。
なおも無死3塁から川合君がすかさずTHで2点目。
その後2死1,2塁から4番尾崎君が前日に続きいい仕事。
右翼フェンス直T2BHで1点を追加。
計3点を奪って試合を動かす。
・岡林君、飛ばしすぎがこの回に影響か。直球が走らず130キロ台となったところを痛打される。

3点を追う菰野。
5回表 菰野
先頭1番山本君がE出塁。1死後に3番川上泰君がHで1,2塁。
2死後5番大石君がこれも右翼フェンス直のT3BHで2点を挙げ反撃ムードを高める。

6回表 菰野
先頭7番喜多君がH、1死から9番安藤君、1番山本君の連打で満塁。
ここで2番河端君が高々と右犠飛で3-3の同点に追いつく。
中京ベンチはここでリリーフ高橋君を送り、ムード高まる菰野に対しいきなりSOを取りその流れを鎮める。

・変則左腕板倉君に対し、二巡目からタイミングが合ってきた感ある菰野打線。
それに対し、前日は後半あたまから登板させた高橋君を同点となってからの起用。
若干交代機が遅れたのでは、と思わせた・・・。

試合が振り出しに戻ってから岡林君も落ち着いたピッチングで中京打線を零封。
7回は先頭中山君がH出塁するも二盗失敗、その後8番関岡君のHなどで1,2塁としチャンスを作り直すも9番川合君が6-4-3のゲッツー。
中京のちぐはぐな攻撃にも助けられ、試合の流れは菰野にあるという雰囲気が漂う。

8回には2死2塁から4番尾崎君の打球は高々と投本塁間に上がり、折からの強風により捕球できず。
しかし、ランナー、打者ともに走っていない、というボーンヘッド。
記録投ゴロで無得点に終わる。
・三塁側スタンドからはため息が混じったような声、一塁側では勝ったような騒ぎ。

リリーフ登板の高橋君は菰野打線を寄せ付けないピッチングが続く。
9回も先頭2番河端君に2BHを打たれ1死3塁とするも、4番岡林君を投ゴロ、5番大石君をSOにとる、という圧巻さ。
最後は140キロ後半を連発し、SOにとったアウトローは素晴らしかった!
・菰野ペースになりかけたような終盤にこの1年生右腕高橋君がひとりで流れを止める活躍ぶり。
本当に楽しみな投手が現れた。

そして9回裏 中京
簡単に2死となるが、7番板倉君が諦めずに左中間2BH。
中京ベンチは勝負、PRに白井君を起用。
そして2死2塁から8番関岡君が、この日自身4本目となるHが左前。
俊足白井君が本塁セーフとなり、中京土壇場でサヨナラ勝ち!
・打線のなかで一番岡林君に合っていた関岡君。3球目、岡林君の投じた渾身の143キロをファールでカットした直後の一打。
コンパクトに振っていた彼のバットの勝利だった。

そして忘れてはならないベンチワークのファインプレー。
白井君の起用があったからこその劇的幕切れであった、と思う。
まだ選手起用や作戦面で様々なところで物議を醸しているみたいだが、個人的には高橋監督を”買っている”。
数年後、名将となった監督の姿を早く目の当たりにしたい。



 菰野 000 021 000  3
 中京 000 300 001X 4

強風吹き荒れる球場中でコンディションは決して良くなく、ともにEが目立ってしまったが、大量失点に繋がらずに要所は締まっていた内容。
そこはともに県を代表とする両校たる所以。
この風の如く、試合の主導権はどちらにも渡らずと混沌としていたような感じであり、むしろそれが観戦している側にとってはとても緊張感が高まり一投一打に集中できるような展開となっており、やや言い方に語弊があるかもしれないが、最後の最後まで手の汗握る程十に分に「楽しませてくれた」一戦となった感。

戦前には前日猛打で快勝した中京打線が好投手相手に接戦が予想され、こうした展開のなかで本来のチーム力としての真価が問われた形となったが、結果振りまけずに11本のHを放って勝ちきった。
作戦面ではちぐはぐさを露呈するなどまだ出来上がったチームではない、という印象付けだったが、こうした接戦をものにする事はやはり底力ある証拠なのだ、と信じたい。
3人の1年生をレギュラーに添え、リリーバーとしても1年生投手を起用。
そのパワーの傍らで今泉、関岡君という試合経験豊富な2年生が屋台骨として支える形となるとこのチームの土台がみえるように思える。
まだまだこれからのチームであるし、今後の伸びしろにもとても興味が注がれる。
センバツへの道は準決勝で潰えたが、来る2019年以降のこのチームの”変貌ぶり”を見てみたい。



敗れはしたが、前半だけで106球を投じ、9回170球を投げきった菰野岡林投手には拍手。
これだけ投げて9回の140キロ越えの直球には練習量の豊富さが覗える。
実に頼もしいエースであると思えた。


この試合の後半戦。
岡林、高橋君という全国レベルの本格派投手同士の投げ合いに見応えがある時間を過ごさせてもらった。
彼らふたり以外にも津田学園前君、東邦石川君という常時140キロを越えるストレートを投げ込む投手がいて、今年の東海大会は”豊作”。
過去、こんなにも好投手が揃った大会はあったであろうか?と思わせる位の大会の充実度であった。

大阪桐蔭の根尾君をはじめ、東海地区の有力選手が他府県のチームに流出している傾向であり、近年はやや投手力において他地区よりもやや落ちていたように思われたのだが。

今後もこの東海地区の球場で幾多の素晴らしい投手を観ていきたい、と心から願うばかりである。

















Last updated  2018.12.14 10:21:35
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