北京おりんぴっく３。

なんだかんだと言いながら、 結局、毎日見てしまっている。 恐ろしいことである。 テレビ漬けの毎日。あろうことか、夜中まで視聴がおよぶ。 睡眠不足になってしまって、 危険なのである。特に、スポーツが好きなわけでもなく、 観戦してもルールもわからないし。 なのに、見てしまうのは「熱い人」好きの体質のせいだろうか。昨日も野球を見ていたのだが、 藤川が見る見る間に汗を流し、 びしびしと打ち取ったかと思うと、 いきなりコントロールを乱したり、 はらはらドキドキなのである。 しかし、決して勝負を捨てるのではない。 つらい境遇になっても、自分を取り戻そうと動く。 すごいなぁ・・・。 若いのに、えらいなぁ。勝負師ってのは、すごいなぁ。そうかと思うと、柔道で負けた兄ちゃん。 潔いくらいの情けなさ。 そりゃつらいだろうよ。 だけど、負けは負け、 次の勝負に挑む気力がないならないでかまわない。 しかし、勝負が終わってすぐ、情けない声を出すのはどうかと思うぞ。 キミもええ歳したオトナやろ？ 世間のキミと同い歳の人、つらい思いしてる人、なんぼでも居るで？ 妻や子がいて、仕事してて、理不尽な目にもあったりなんて人、 ざらにいると思うぞ。なんて、思う反面、そりゃつらかろうとも思う。 4年間、血反吐吐くようなつらい目に遭いつつ、 闘ってきただろう。 そして、そんな思いをしている選手がたくさんいる中を、 勝ち上がってきたのだから、 その人たちの分も悔しい・・・なんて思ったかどうだか知らないけど。 やっぱり、どうにも、同情は出来ないな。危険なりよ、オリンピック。 熱い人がテレビでうごめいている。 危険危険。 今日こそ、風呂入って寝る。