2008/10/16(木)21:31
この度はご愁傷様です。
この度はご愁傷様です 宮本福助 著
「遺産分配はダーツで決めろ」父はそう言って逝った。
残された子供たち(中年)のいい迷惑な物語(喜劇)。
人が亡くなってるのに、「喜劇」ってアンタ??
気になりつつ、手にとるのに時間がかかった理由がコレ。
昨今、人の死が身近にたくさんあり、
過敏になっている部分がある。
でも、あまりに表紙の絵が明るいので、
ついうっかり、買ってしまった。
はい、読みふけってしまいました。
破天荒なじいちゃん、彼の遺産、
お金だけじゃない、思い出、愛、宝物。
いがみ合ってた(?)兄弟を和解させ、
近所の老人も巻き込んでのどたばた。
うまい事行きそうで行かない。
でも、ほっとする。
悪くない。
人が亡くなるところから始まるのに、
読んだ後さわやかな気分になれる。
宮本福助氏、気にいった!
仕事でぽかをしてしまったようだ。
どうにも気が重いなぁ。
すみませんでした、なのである。
先週、忙しくてやっつけ仕事をしたのがたたったようである。