Harmony

2006/04/30(日)20:29

天拝山と武蔵寺(てんぱいさん と ぶぞうじ)

やることいろいろ。面倒くさ~い。 あー口癖になりそう。いけないわ。 やることやって、昼から出かけた。 植物園に行こうと思ったら、駐車場の前に車の列。 さすが行楽日和。 「天拝山に行くのはどう?」 ということで、行き先変更&決定。 場所は筑紫野市。 菅原道真公が、左遷されたおり、この山から天に向って 無実が認められるよう拝んだという。 やはり道路は車多くて、いつもより時間がかかったなぁ。 どうやら天拝山は一年ぶり。 行きながら思いだした。 麓のお寺は、藤の花がきれいなはず!? 着いたら駐車場こちらもいっぱい。くるっとまわって、 ちょっと待って、入れた。 麓のお寺の名前は、武蔵寺。 天台宗。 入り口で、まずは地蔵菩薩さまがお出迎え。 奥に進むと、右手に藤だな。 まだ先のほうまで咲ききってなかったが 甘い香りが風に乗ってやってくる。 藤供養なる壇があり、その真上には 鉄柱の中に鳥が巣をつくっていた。 時々ひなの足がはみ出る。 親鳥が、えさをもってきてはやっている。 こんな小さい穴によくまぁ! そして、ご本尊はなんと、薬師如来さま。 お参りして、横の文言をみると、 護摩供養云々と書いてあった。 そして、またいくつかのお地蔵さま。 観音菩薩さま。 そのまま、天拝山の方へいくと、 またまたお地蔵さま。 そして、阿弥陀如来さま。 阿弥陀如来さまは、河川工事のときに出てきたのだって。 まぁ~。 そして、天拝山。 麓に天満宮があり、山頂には天拝神社がある。 片道30分ほど。 手頃な高さの山で、頂上からは太宰府方面が開けて 見渡せる。 歓迎かな? 今日は朝から風が強かったけど、 山頂でもさらに強く風が吹いた。 降りてくるときに、しゃくなげ谷。 ここのしゃくなげは、咲くのが早かったみたい。 帰ってきて、実家に電話。 昨日は祖母の三回忌法要で、父が参加し、 その足で、叔父と叔母が、母に会いに来てくれるという 話しだったので。 どんなようすだったかなぁ。 父が電話に出た。 とてもよい一日だったと。 母は、秋に小さな脳出血を起こしていて 今在宅リハビリ中。 でも、麻痺は残っていない。 失語、失行も、かなり改善していると 理学療法士さんは言っているそうで。 糖尿病もあって、食事は妹が相変わらず用意し、 身の回りの最低限必要なことはほとんど サポートしている。 家事は、まだできるような状態ではない。 食べて寝て、体力つけて、寝て、の日々。 歩くことがおぼつかない。 歩行器を使ってリハビリ中。 筋力が落ちていることから来る恐怖感あり。 ずーっと経緯を妹から聞いていると、 母は何事もやる気が出ない、らしかった。 うつっぽいところが、昨年のうちにあったのかもね、と も思う。 そんななんで、 叔父叔母が来て、どんな反応だったかが気になって。 なんと、叔父叔母のパワーはすごかったよう。 車で来ていたこともあって、 とにかく母を外へ連れ出す作戦。 二駅向うの、川越の喜多院に行こう!という話し。 喜多院は、徳川家ゆかりのお寺。昨夜、叔父叔母が出かけようという話しをしていたらしいが、 返事が母からなかったので、ムリかなと思ってたそう。 ところが、朝起きると、母は俄然行く気満々。 こんなこと、はじめて。 自分で着替えをして、靴を履いて、 叔父叔母の到着を玄関で待つほどの気合ぶり。 父も妹もびっくり。 叔母の提案で、車椅子をケアホームで借りて、 出発。 無事に出かけ、喜多院に行き、 食事もみんなでして(バイキングで量の調節ができた) ひとことも愚痴らず、一日を楽しく過ごせたそうな。 不思議だー。 喜多院も天台宗だ。 護摩炊きが出きる場所。 うーん。 私は福岡の武蔵寺。 あちらは、埼玉の喜多院。 どちらも天台宗。 何かつながった、かもしれん。

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