~花巻温泉~碑めぐりコース【5】
花巻温泉には多くの文化人が訪れ、素晴らしい景観を讃えて詠んだ句や歌を沢山残しています。花巻温泉内には数十ヶ所の碑があります。名句や名歌を尋ねながらの散策は、旅情をいっそう深めます。今日はその中の1つをご紹介! 山あまた まろき緑を重ねたる なかに音しぬ 台川の水 深山なる かじかに通う 声もして 岩にひろがる 釜ふちの滝 【与謝野寛(鉄幹)よさのひろし】(詩人・歌人)1873(明治6)~1935(昭和10)京都生まれ。晶子の夫。夫妻は昭和6年6月7日松雲閣に宿泊。温泉の山あり渓ありの風景美を激賞。詩歌集「東西南北」・「天地玄黄」など。【与謝野晶子(よさのあきこ)】(歌人)1878(明治11)~1942(昭和17)堺市生まれ。寛の妻。雑誌「明星」で活躍。歌集「みだれ髪」・「春泥集」・「新訳源氏物語」など。◆この碑は佳松園に向かう遊歩道の入り口にあります。>>碑めぐりMAPはコチラ