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親と教師の往来all right日記

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2025.06.17
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子供たち一人ひとりの
よい経験や辛い経験は
それがたった一言の言葉であっても
大人が思っている以上に 深く心に刻まれているものだ
5月の日曜日
地域の子供たちを引率するボランティアで立ち寄った
サービスエリアのトイレ入口に
ツバメの巣がたくさんあった
子供たちはトイレに行くのも忘れて
夢中でツバメのヒナを見ている
私もすっかりツバメに見入っていたけれど
ツアーバスは15分後に出発と言われたので
何とか子供たちをバスに連れ戻そうとしていたら
よく見ると
ツバメの巣は3箇所あって
近くを親鳥が行き来している

どこの巣から出てきているのか分からない俊敏さで
親鳥は飛び回っている
それぞれの巣にそれぞれの親鳥がいるのかさえ見分けがつかない速さで飛び回っている
子供たちに声をかけたって
トイレにも行かない
バスにも戻らない
しばらく一緒にツバメの巣を見ていた
こんなに大きな口を開けて訴えるヒナを見ていると
ツバメは本能に従って
たくさん食べてやがて親鳥になるのだろうと思った

人間はこうはいかない
みんな同じがよいと思っているとは限らない
育てている親はたくさんの情報の中から
これだ!と思う方法を無意識で選択している
何がどのように影響するのかなんて分からない中で
親が与えている環境に対して
幼い頃は素直に思いのままに訴えることができても
世の中のモラルやマナーやルールに縛られて
困難に出会うことも増えていく

聞いてもらえる環境がなければ
少しずつ思いを心の中に秘めるようになる

困難に立ち向かうエネルギー
困難を乗り越えるエネルギー

こうした
土壇場で発揮できる力は
幼いからから溜め込まれた心の栄養に支えられている

それは
上手くいかないことがあっても
応援してくれる誰かがいるという安心感や
戻ってこれる場所があるという所属感

こうした栄養がなければ
訴えるより諦める方が楽だと思うようになるだろう

つまり
一人でもいいから
聞いてくれたら
誰か分かってくれる人がいたら
救われる子供たちがたくさんいる

そう考えると
たまたま出会えた縁を
私なりに大切にして
そっと寄り添える人でありたいと思う





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最終更新日  2025.06.17 06:40:05
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