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カテゴリ:子供に関わる仕事の難しさ
![]() 44歳で20歳の娘 64歳で40歳の娘 人生100年時代 子育てが一段落したから 新しい第二の人生を歩み出そうと思える年頃 次の20年は自分の時間を楽しみながら 直接誰かの役に立てる仕事をしたい 嫌なものは嫌だと言える自分を保ち続けたい 厚生労働省の人口動態調査によると 2023年の日本の平均初産年齢は31.0歳 平均的な年齢で出産をしていれば子供は今頃中学生 同じ年齢で括られ続けてきた私が 子供の年齢という基準で括られると 周りと比べて子供が子供を育てているように見えたのだろう 若いという理由だけで町で出会うお節介なおばさまに 馬鹿にされることもあった 当時の私たちは私たちの手で育てたくて 当初から里帰り出産も選択肢にはなかった 自分の親でさえ頼りたくない 自由にできるからこそ夜泣きで大変な時期には明け方神社に散歩へ行ったり日中エネルギーを消費できるように毎日外へ遊びに連れ出したりして毎日試行錯誤が楽しかった 子供を産んでから教師になって 道徳の研修で教えていただくことは 全てが子育てに通じる 子供の心情に寄り添って共に考える姿勢だけでなく よりよく生きる力を育むためには 我慢をしてでも頑張らせる 多少無理してでも経験させてみることが必要 という話があった 我が子の子育てに関して言うと 勉強を頑張らせることはしてこなかった 子供たちはテストの結果を褒められたこともないと言う 100点満点で30点取れれば30点も取れたのね 100点満点で95点取れても95点取れたのね 本人がそれについてどう考えるのかを聞くことはあっても、その点数について親の意思で何かできるわけでもない 点数では評価できないあなたらしさが私たち家族を幸せにしてくれるからテストの点数で自分が評価されているなんて思わなくていいと常々言い続けてきた そして、やりたいことがあるなら全力でやること 全力で応援することも伝え実践してきた 自分がこの程度だと諦めないこと 限界を決めないこと どこまでも伸びしろがあるのが人生だという前提で考えていたから 親としてもっとできることはあるだろうという気持ちと私たちの子供だからきっと大丈夫だという我が子を信じる力は誰よりもあった ご機嫌を伺って 無理をさせない 頑張らせない という対応になってしまうと子供は踏ん張りが効かない 一見、子供のためのようだけれど自力解決をする力を奪っていることなのかもしれない 最近よく出会う悩める子供たちは もっと悩む親がそばにいる 親の苦労を肌で感じているから そばで親を癒してあげなければと必死になっている 学校なんか行っている暇はなく 親の言いなりになって 気づいたら親と同じ 周りとのコミュニケーションがとれなくなっていく そして変化に対応する力もなくなり 踏ん張りも効かなくなっていく 様々な事情でごく普通の生活をするゆとりのない家庭がどれだけあるのか 一部の様々な事情を抱えた家庭に想いを馳せ 公教育の役割について考えさせられる 私は全体を幸せに生きる方向へ率いる力を高めたい そのために私自身が安定的により良く生き続けたいし 楽しいことを考えて自己効力感を高めたい 近しい一人も幸せにできない者が多くの幸せを語れるわけがないと思う 誰かの幸せを叶える心地よさが過去のことだけでなく今その時に感じられるようになったのは歳を重ねてきたからだろう 幸せだなぁ楽しいなぁと感じられる旅に出よう 旅に出るためには健康が重要 楽しいことを考えるためには思考するゆとりが必要 あと55年何をしたいのかそのために今何ができるのか考える 人生100年時代 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.02.09 05:26:16
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