🇨🇦留学生が多い大学で経済学を学んでいるので、🇯🇵自国の年代別の経済状況についてさまざまな課題が出される
中間試験、期末試験前の課題が終わっていない切羽詰まった時に限って、ビデオ通話で料理配信をしてくれる

生地をこねたり野菜を刻んだりしていると心が落ち着くらしい
料理をしながら日本の経済の話になり
給料が上がってないのに物の値段だけ上がるから経済がおかしくなっていく
このまま日本のアンバランスな状況が続くと搾取され衰退していくのだろう
そんな話を聞きながら
私は今与えられた場所でしっかり働いて今まで以上に世の中の情勢を学んでいこうと思うのだ
娘が日本に帰って来ると
クッキー、トルティーヤ、フォカッチャ
生地から作って焼きたてを食べられる
どれも美味しい
この時期の年度初めの親の忙しさを理解してくれていてので、短期のアルバイトが決まるまで本当によく料理をする
そして弟が役に立つらしい
年々息子への指示が上手くなり二人とも楽しそうだ
娘がいるとリビングに家族4人が集まる時間が増える
🇨🇦カナダは物価が高いだけでなく、売られている惣菜も種類が少なく口に合わないらしい
5年間、3食自炊をしている娘には惣菜を買うことへの抵抗感があるらしい
自炊は共働きの我が家にはとても負担感がある
・材料の買い出し
・下ごしらえ
・調理
・盛り付け
・片付け
これを3食作り続けるのは大変な労力だ
そこで、我が家は食べたいものがある人が作りたいものを作れば良いことにしている
材料は言われれば何でも用意する
そうなると、息子は文句を言わない
娘ははっきり言うのでよく料理をする

味の想像がつかない何かわからないピンク色の食べ物
🇨🇦カナダでは学生向けのフードバンクに食材が届くらしく、そこに置かれたビーツで作ったサラダやスープとのこと
我が家ではまだピンク色の食事は出てきていない
フードバンクは学生の支えになっている
惣菜や菓子パン、弁当等の開けて食べるだけの物をもらうより、素材(野菜や卵、小麦粉)をもらえるから、調理できるようになる
自炊する力も環境によって高まっていくのだろう
娘に言わせると、カナダの人も留学生も日本ほど調理の仕方を知らない人が多いとのこと
家庭科の授業で学んだ煮干しから味噌汁作ることや
ゆで野菜の調理実習がすごく役に立っていて意味があったそうだ
焼く、煮る、揚げる、蒸す、干す、漬ける、炊く
一つの食材をさまざまな形に変えて美味しくできる技が「美味しい」と感じる種類を増やしているのだろう