子供たちが大きくなるとアルバイトで収入が増える
増えすぎれば扶養から外れる

日本に帰国して新年度が始まるまでの5月〜9月は
自国に帰らない留学生やカナダの現地の学生の多くは
サマーカリキュラムで単位を取ったり
アルバイトで生活費を稼いだりする
娘はこの期間日本に帰国して
会えなかった日本の友達と会う
小中学校の友達や留学仲間と
京都旅行やテーマパークへ行く
そのための交際費はアルバイトで稼ぐ
そうなると
その期間だけアルバイトをするので
日本での収入が一時的に増える
そのため扶養から外れる
ここからの手続きがとても面倒
さらに
国民年金は二十歳になったその月に請求書が届き始める
国民年金は学生納付特例を申請した
これは
大学、短大、専修学校および各種学校、その他の教育施設などの在学期間中に国民年金保険料の支払いが猶予される制度
日本年金機構のホームページには
320ページに渡る学校一覧のPDFデータがある
娘の大学を確認することはできなかったので
学生証のコピー
在学証明書など必要書類を添付して申請した
色々調べて申請したけれど
残念ながら娘が通うカナダの大学は日本の国民年金制度の学生納付特例の対象とはならないことが分かった
日本の大学なら猶予申請が通るらしい
この国民年金の事務局から届いたお知らせ
日本のレールに乗らなかった娘の選択を
国は認めてくれないのだなと思った
娘の留学を支えている親として
日本の義務教育に関わる者として
日本の国が若者に海外での経験をさせることに協力はしてくれないのだと残念に思うことは留学手続きの中でも何度か感じたことがあった
私は義務教育以降は
子供の考えをある程度尊重したいと思う
そして二十歳過ぎたら
日本にこだわることなく
広い視野で世界を見て
どこでどのように生きていくのかを
選択して欲しいと思っている
決めたことは変わっても良いし
誰かに相談して決めても良いと思う
そう思っているので
もし娘が日本に住みたい
と言った時のために
国民年金と国民保険は全額支払っているが
海外で就職して永住する若者も増えていくと思う
制度として破綻しないことを願う
さて
今回の夏の帰国に伴う短期間でのアルバイトの収入増
職場で扶養抹消の手続きをして
役所へ行き国民健康保険の手続きをして
この期間が終われば職場で扶養に入るための手続きをして
役所へ行き扶養に入ったと申請をする
月の収入が一時的に多いけれど
日本にいられる4ヶ月間だけ
この手続きをするために
事務職員の方には何度も事務局へ
手続きに行っていただくことになった
9月から始まる大学の新年度は
学費の納入期限が迫ってくる
高校から5年間毎年の留学費用は
一般的な日本の公立高校へ行く3倍以上はかかる
学費、生活費(家賃、光熱費、食費)、渡航費を毎年まとめて送金する
その他に家賃、食費、交際費
シェアハウスの家賃はみんなで部屋の大きさや応じて割って大家さんに支払っているとのこと
娘の学費を支払えない時には
教育ローンを組んで何とかここまでやりくりできた
この5年間の家計管理は至難の業
一番焦ったのは息子の高校入学時
息子の高校授業料無償化で年度当初にお金をいただけると思っていたけれど
実際は年度末頃に高校の授業料が振り込まれる
つまり
4月末には高校の必要経費を全額振り込まなければならない
毎月の分割払いもあるけれど
9月と1月に大学の学費の支払いが来るので
子供1人の家計へのダメージを把握するため
振込額を事前に準備するようにしてきた
日本の高校は授業料と施設費と教材費と修学旅行積立金…それとは別で教科書と副教材は購入日が決められていてお金を持たせることになる
私立高校なら制服は冬服、夏服、体操着、上履き、体育館履き、ポロシャツ、ワイシャツ複数枚、靴下複数、カバン全て指定になりさらにお金がかかる
義務教育以降は
働いても働いても
子供達にお金がかかる
お金のかかる義務教育以降の出費に悩みながら
職場では義務教育の質の向上に努めている
職場の人に日本の教育を支えている人が
日本の子供たちのことを考えながら義務教育に携わり
家では外国の教育機関に子供を預けているのが面白いですねと言われたことがある
留学する子供も支える親も
決して楽ではないけれど
面白い経験をさせてもらっていると思う
全ては明るい未来に生きる子供たちの
選択肢を広げていくためのものだと考えて
私は今を生きている