
駅の改札前で電車で運ばれてきた農作物を売る大学の取り組みを何度か見かけたことがある
この日もたまたま仕事帰りに通りかかったら
改札前の野菜に人が集まっていた
野菜を持ち歩くほどの体力は無かったので
用事を済ませて帰宅する時に野菜が残っていたら寄ろうと思っていたら
残りわずかのイチゴの箱と
白菜やブロッコリーが並んでいた
イチゴ一箱2500円
大きいイチゴも小さいイチゴもどれも真っ赤
昔いちご狩りに行って
スーパーマーケットのイチゴは日持ちさせるために
完熟したものではなく収穫してからお店に届くまでに
追熟して赤くなっている
いちご狩りでイチゴを選ぶ時には
根や葉から栄養が行き届いて
先っぽからヘタの根元まで真っ赤になっているものが甘い
と言われたことを思い出した
熟してから採っている朝どれイチゴ
数日前に埼玉県のイチゴが収穫最盛期を迎え
イチゴ祭りをやっていると聞いたばかりだった
イチゴを買うのに2500円
段ボールの箱に凸凹のある形の
大小様々な大きさのイチゴがぎっしり詰め込まれ
買いたいけれど量の多さと値段の高さに悩んだ
そこで家族にすぐ連絡をした
こういう時にどう言えば客観的な意見がもらえるのか悩む
どんなに考えてメッセージを送っても
実物を見てもいないのに判断できないから
好きにしていいよと返事が返ってくる
腐らせてしまったら小言を言われるし
2500円でたくさんのイチゴを買うより
600円で4回に分けてスーパーマーケットで買う方が
何度もイチゴを楽しめるし
どちらがいいのか
結局自分で考えて判断しなければならない
これまで食べたことがあるイチゴの中で一番美味しいと思っていたお気に入りのイチゴは「あきひめ」
今回売られていたのは「あまゆう」
酸味が少なく甘くて柔らかいあのイチゴを超えるか
それを知りたくて
初めて出会ったイチゴを買うことにした
箱を抱えて家に帰り
試しにひとつ食べてみると
甘くて柔らかくて香りがよくて
次から次へと食べてしまう
家族も群がるおいしさだった