虹が空に向かって大きな柱のように見えた
これまでの歓送迎会で一番高い場所にあるレストラン
レストランへ向かうためのエレベーターには同乗者がいなくてひとりぼっちだった
閉鎖的な空間に数秒間
エレベーターの演出で動き出したら真っ暗になり
星がキラキラ輝き始めたが怖くて動悸が止まらない
途中でアニメのキャラクター声でアナウンスが流れたが
何も頭の中に入ってこなかった
レストランの部屋から見える景色に
思わず声が出た
人間が作った街が凄すぎて
精巧に作られた模型の街のように
車も電車も米粒より小さく見えた
窓の隅っこから外を見たら虹が見えるよ!と教えてもらい
見えた虹のあまりの濃さと太さと長さに驚いた
エレベーターの怖さと引き換えに
美味しい食事と素敵な光のプレゼントをいただいた

毎年この時期に行われる歓送迎会は
4月に出会った仲間と
今、どれだけ力を合わせて仕事ができているのか
をふりかえる会だと感じている
今年も楽しい歓送迎会だったのは
素敵なチームで働けている証拠
毎日仕事に行きたいと思えるのは
自分の力じゃないなぁと改めて感じた
美味しい食事が終わる頃思い出した
怖いエレベーターに乗らないと帰れない
暗くて速すぎるエレベーターが苦手な人には
毎日通うのが難しい職場だなぁと思いながら
料理を美味しくいただいた