将来に繋げるための合理的配慮
文部科学省「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると、小・中学校における不登校児童生徒数は346,482人(前年度299,048人)で、前年度から47,434人(15.9%)増加11年連続増加し、過去最多となったと報告不登校の理由は複雑で友人関係や授業が分からないなど複数の理由が重なることも多い義務教育9年間はいつか終わるのでその後どうしたいのか自分の力でできることは何か自分で考える習慣が身についていると岐路に立たされ時に前向きな行動ができる「勉強」が好きではない息子には小学校高学年くらいから進路の話になると中学校までは義務だから卒業するように伝え(何もしなくても中学校までは卒業できる)高校進学は無理をしなくてもよい身の丈に合った将来につながる進路選択をするようと伝えていた15歳から寿司職人になるために就職することもできる大工や宮大工になるために丁稚奉公もできる漁師になることもできる「高校生からはできることは急に増えるよ」と伝えていたそう話しているといつも息子の返事は「高校には行く」「友達と遊ぶ」だったそれを聞いて私は「勉強はやりたいと思った時にすればよい」「人生長いから、やりたくないことを無理やりやらされる高校生活を送るくらいなら行かない方がいい」「勉強しないと単位を落として進級できないのが高校だよ」と伝えていた教育に携わるものがこんなことを言うものだから夫には怪訝な顔で嗜められた高校へ入学してから当初の宣言通りよく遊んでいて友達と山を登ったり海へ行ったり花火大会へ行ったりスーパー銭湯へ行ったりカラオケ筋トレ(ジム)都会の高校生はそんなことも友達とできるのかと感心するほど色々な経験を積んでいるもちろん遊ぶためのお金は自分で稼いだアルバイトのお金なのでアルバイト先で出会う大学生やマネージャーからも学ぶことは多く進路選択に影響している危険なところへ近づかない危機意識バイトの時間と遊ぶ時間の管理や調整も誰も助けてくれないお金の管理も銀行口座の残高を見てバイト代が入っているとそこから毎月貯金もしていた高校の先の進路を考えるようになってくるとボランティアをやろうかなと言い始めた自分にできることは何かを考え行動する習慣は幼い頃から苦手なことや嫌なことに突き当たった時にどのように解決することができるか「解決方法の引き出し」をたくさん持っているとよいそのためには苦手だと思うことは何か嫌だなと思う原因は何かそれが障害に起因するのであれば【合理的配慮】をしてもらえるように近くの支えてくれる友達や大人に相談したり配慮の方法を提案したりする力も意識させ周りの人とうまく関わって楽しく生き抜くことができるようになるとよいと願ったそもそも嫌われるような人間性だと何もできないので息子には「誰にでも優しく接することがあなたのよいところだ」と伝え続けていた息子は時間の管理と書くことが苦手なので明日の予定や課題はLINEで友達に教えてもらい部活や遊びに行く集合時間も直前まで友達と連絡を取り合っていたそういう支えを迷惑だと思う友達もきっといるだろうから支えてくれる仲間を大切にするよう伝えたそんな息子も書かなければならないことばかりの小学校入学後から中学校卒業までの書く宿題は本当に苦労した左利きの息子は幼い頃から字形を整えて書くために日記を書く宿題はなぞり書きにしてみたり書写は1行ずつジャバラ折にした手本を右側において(左に置いたら自分の手で見えないので)工夫して書くようにしていたできないからやらないやらないから分からないとならないように家でもできる工夫は試した自分が苦手だと意識してしまうと意欲が下がりやらなくなるアルバイト当初はメモを取ることができるとよいのだろうけれど苦手な息子は感覚で仕事を覚えていくそこに辿り着くまで苦労は絶えなかっただろうし迷惑もかけていると自覚しているようで自己肯定感が下がる経験ばかりだったことと思うそれでも長く続けられるのは周りの支えのおかげだと感謝をすることとお金をもらっているのだから割り切ること配慮と支援だけではどうにもならないこともあると諦めることも時には必要になるどんなことにも前向きに取り組める支援や配慮は多くの子供達に必要でいつ、どのような支援や配慮ができるのかはその置かれた環境や出会う人によって大きく変わる幼い頃からご機嫌になんでもやりこなして気付いたら一人前の社会人になっていた人は少ないだろう見えにくければメガネをかける背が低くて高い棚の荷物が取れなければ踏み台を使う書くことができなければパソコン入力をして話すことが苦手なら筆談も音声アプリも使えるそうした合理的配慮や支援はいつまでできるのか社会の中で職種によってはできないことや制限もあるが義務教育では本人の必要感があれば保護者の努力次第で支援機関医療機関や相談機関と継続的に連携して過ごしやすくなる可能性は高まる息子の場合小中学校では本人の自覚と周りの理解も少なくキレたりトラブルになることもあったけれど少しずつ本人も周りもどんな人なのか分かり合ってくると誰かが気付いて何気なく声をかけてくれたり本人なりの努力でできるようになってきたこともある誰かがやってくれる配慮は進学して新しい人間関係の中では築きにくいだからこそ一度繋がった支援の記録を参考に高校でも大学でもできることは増えてきているグレーゾーンと言われる領域にも入らない何となく苦手なことがある子供たちにも心地よく楽しく生きていく方法はある偏差値で