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四季の花めぐり

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2005年05月03日
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カテゴリ:花の撮影日記


ハンカチノキ Davidia involucrata Baill. ミズキ科ハンカチノキ属(またはハンカチノキ科)

洗濯した白いハンカチを木の枝にかけて、干しているのではありません。
ハンカチノキといって、ハンカチのように見えるのは、この木の花なんです。







白い大きなハンカチのような部分は、花びらではなく、苞(ほう)という葉が変化したもの。
実際の花は球状をした部分で、花がたくさん集まった頭状花序をつくっています。
それを二枚の苞が保護する役目をしているんですね。

面白い花ですが日本には自生しておらず、中国の中部から西南部に自生していたものが
19世紀に発見されました。

発見したのは、当時中国に布教活動をしに来ていたダヴィッド神父という人で、
彼は博物学を学んだプラントハンターでもありました。

四川省宝興の山地で、1869年にこのハンカチノキを発見しています。そして、同じ年に
やはり宝興の山地で、あのジャイアントパンダも発見しているんです。

属名のDavidia(ハンカチノキ属)は、発見者のダヴィッドに献呈されたものだそうです。

ダヴィッド神父によって西欧に持ち込まれたハンカチノキは、やがてアメリカを経て、
日本にも持ち込まれました。
その最初のものは、この小石川植物園に植えられました。

今では、多くの植物園や個人の庭木としても見られるそうです。







中国名は、「鳩子樹」といいます。
視点を変えて見ると、鳩が羽ばたいているようにも見えますね。


こうしていろいろ解説できるのも、小石川植物園ではこのハンカチノキについての
パンフレットを販売していたからです。
小冊子で、300円で買うことができます。
花を見て興味を持った方は、一冊買い求めて知識を深めてみてください。

なおハンカチノキが咲いているのは、ゴールデンウィーク中ぐらいではないかと
思います。
この時期の小石川植物園の目玉と言える花ですね。





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最終更新日  2005年05月06日 00時00分01秒
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