書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

2010/10/22(金)11:27

恋愛と書道の関係

芸術(245)

いい字を書きたかったら、いい恋愛をしなさい。 いきなりドキッとするようなことを・・・すみません(笑)。 でも、だいぶ前になりますが、 実際に、そんなことを師匠から言われたことがあります。 当時は、なぜそんなことを言われたのか、とても不思議でした。 たしかに、いい字を書けるようにはなりたい。 でも、それと恋愛とどんな関係が?? ダメな恋愛をして、 書道どころじゃなくなってしまったら、 大変だから? いい恋をしていると、 自分の精神状態がよくなるから? などと、考えてみたものの、 どうも決定打のような気がしなくて・・・。 私が困った顔をしていると、 師匠がこんな話をしてくれました。 「このあいだ、お稽古で京都に行ったでしょう。 そしたらね、大先生が私の作品を見ながら、こう言われたの。 大先生:Tくん、(師匠の名前、ただし先生は女性です。)     よく書けとる、ええなぁ。     ただ・・・。 師匠:はい。 大先生:ところで、Tくん、好きな人はいるかね? 師匠:はっ? 大先生:誰でもいいんだよ、キムタクでも、ヨン様でも。 師匠:ヨン様は好きです。           キムタクは、あと10センチ背が高かったら好きですが。 大先生:じゃあ、ヨン様でいいから(笑)。          今日から、ヨン様のことを考えなさい。           そう言われてね~。 だから、華子ちゃんも、好きな人がいないとダメなのよ。」 ??? 好きな人がいると、作品がもっと良くなるの??? そのときは、頭が真っ白で、 師匠がおっしゃることも、なんとなくしか分からなかったのですが、 まずはそれを覚えて、しっかり考えてみよう。 その後、そのことをずっと頭に入れて、お稽古に臨んでいると、 は~、なるほど・・・。 そういう意味だったんだ。 師匠と大先生の会話のやりとりは、 書を書くうえで、一番大切なことを教わったような気がしました。 皆さんは、 なんだか分かりますか? ちょっとこの記事は長くなりそうなので、 続きはまた明日書かせていただきますね~。

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