書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

2013/05/17(金)08:28

子どもはきっと親が思っている以上に……

子どもといっしょ(179)

昨日は、アフタースクール寺子屋でのお稽古でした。 楽しい楽しい、学童書道の時間です。 ※5月から寺子屋通信がスタートしてます! お部屋の様子なんかも、、、 http://schoolterakoya.com/news/communication/100/ ぜひご覧くださいね!! さて、ちょっと日にちは、ずれてしまったのですが、 「みんな、母の日にお手紙は書きましたか?」 と聞くと、 「プレゼントはあげたよ!」 「お花を買ったんだ^^」 と、素敵なお返事でしたが、 お手紙を書いている子どもは少なかったので、 改めて、 「母の日のお手紙」 を書くことにしました。 使う筆記用具は、半紙と筆ペン。 子どもでも、コツさえ押さえれば、上手に使えますよ^^ さて、 いざ書き始めると、、、 みんな、すらすらと、筆を動かしています。 一生懸命、お母さんのことを考えながら。 筆が止まる、ということはほとんどなくて、 心の内側から、 お母さんへの愛が、いっぱいあふれてきて、 それを書きとめるのに、手を忙しく動かしている感じでした。 普段の書き取りは、 リズムよく、丁寧に、心をこめて が、信条ですが、 今回は、 溢れてきた思いを留めることなく、 どんどん書いてほしいと思いました。 だって、それは、 その子の真の心の声だから。 そのとき、その瞬間に、溢れ出てきた気持ちは、 心の奥底で大切におもっていることだから。 「お母さんへ いつもおしごとがんばってるね。 いつもおしごとで遅いときは、つかれているね。 つかれていると、朝早く起きるのがつらいと思うから、 そういう時は、起きたくなるときまで、寝ていていいよ。 おしごとで遅く帰ってきて、朝早いおしごとがあるときは、 つかれるよね。 そういう時は、朝早いおしごとを少しにしてって言うといいと思うよ。 お母さんのおしごとに、またつれていってね。 むずかしいときは、いいからね。 お母さんがつかれているときは、むりしなくていいよ。 ぼくがごはんをつくるからね。 でも、ちょっとだけ手伝ってね。 つかれていて、むずかしかったらいいからね。 そういう時は、作りかたを教えてくれるか、 またなになにを切って、とか、紙にかいてね。」 子どもたちが書いている姿を見守りながら、 私はもちろん、 寺子屋のスタッフさんや、施設長さんまで、、、 泣きそうになってしまったのは言うまでもありません。 お母さんも、お父さんも、 仕事をしながら、子どものことを大切に育てようと、 毎日必死に違いありません。 あれもこれもこなそうと、 時間との闘いも計り知れません。 だけど、、、 毎日頑張っているお母さん、お父さんたちを見ているからこそ、 子どもはきっと親が思っている以上に…… 親のことを助けようと、力になろうと思ってくれているのかもしれませんね。

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