2014/06/25(水)23:49
リベンジ?
子ども習字で、とっても楽しい一幕がありました。
通常、硬筆のお稽古では、
まず子どもたちに好きな字を書いてきてもらます。
(通称 漢字バイキング)
学校では、国語の物語通りに、
漢字の学習が進められますが、
どんどん前に進んでいってしまうので、
なかなか、過去に習った字を振り返ったり、
復習する機会もありません。
逆に、普段よく目にするけれど、
習うのが高学年の漢字などは、
(例えば夢とか授業など)
読めるのが後になってしまったりします。
なので、書道のはな*みち 子ども習字クラスでは、
学年問わず、完全に個人の興味、好みを重視。
小学生用の辞書を渡して、
「漢字バイキングやってきて~。」と声を掛けます。
書き順を唱えて、絵で学ぶ、漢字辞典下村式唱えて覚える漢字の本3年生☆
1年生が、3年生で習う漢字を書いてもOK。
書き順を唱えて、絵で学ぶ漢字辞典下村式唱えて覚える漢字の本1年生☆
5年生が1年生に習った漢字を書いてもOK。
難しいと思っていた漢字が、
書けるようになって、
読めるようになって、
大人の気分!になる1年生や、
あれっ?楽勝でしょう!?って思っていた
2年生の字が書けない5年生がいたりして、
意外な発見の連続なんです、実は(笑)。
さてさて、そんな流れで、
漢字バイキングをしてもらい、
私の席に来て、ノートを添削。
「どうしてこの字を選んだの~?」
「おっ!難しい漢字を選んできたのね。」
なーんて、
いろいろな会話をしながら、お手本を書くのですが、
2年生の女の子の生徒さん……
リベンジって(笑)
とても勉強熱心で、頑張り屋さんで、
いつもいつも、大切に、丁寧に字を書く女の子。
そんな彼女が、
だめ、だめ、
まぁまぁ、とか、
リベンジって、そんな言葉まで!
自分で書いてるところが、とってもかわいらしくて、思わず笑っちゃいました。
こうやって、自分の字を客観視したり、
判断して改善したりできるということは、
上達の秘訣なのですが、
小学生、ましてや2年生でなんて、
なかなかできることではありません。
美意識が高くて素敵な彼女、
将来がますます楽しみです