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書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

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2015年03月10日
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カテゴリ:起業ストーリー2
「先生、あと何日で生まれますか?」

初めての子どもの出産予定日をあと7日に控え、
担当編集のYさんが、心配そうに聞いてきた。

私だって、いつだか分からない。
ただ、なるべく予定日通りに、無事に生まれてくること。
それを願うのみ。

「予定日通りに頑張ります!としか、言えないですけど、、、。
ギリギリまでやりますので。」

「本当にすみません。また明後日来ますので、原稿お願いします!」

Yさんは、当時、独身の男性編集者だった。
そんな彼に詳しい事情を伝えるのも憚られて仕方がない。
とにかく目の前の仕事を精一杯、やるのみ。

書.jpg

===


書道はマイナーだから。


そんな心無い一言を、カルチャースクールの校長から勝手に引き受けた私は、
27歳の秋、たった4名の生徒さんで書道教室をスタートした。


マイナーと言われた書道をメジャーにするべく、
いや、そんなことを言われなくても、書道は文化だ。
そして、一番日常に即している文化だ。

マイナーなはずは、ない。

ただマイナーと言われてしまうには、理由があるはず。
それを覆すしかない。

今では一般的になったセミナースタイルを、
おそらくかなり初期の段階で書道教室に取り入れ、
たった2時間でも字が上達するようにプログラムを作った。

字が上手になること、それは様々な豊かさを享受する。
その場所が、書道のはな*みちであるように、願い続けた。

===

不動産会社勤務と、実家の印刷会社の役員を兼務しながら、
書道のはな*みちを続け、1年半くらい経った頃。

3社から同時にオファーを受け、
その中で一番私の伝えたいことを実現してくれる出版社の方と、
今までにないペン字の本を出すことで合意した。

企画から、目次案、手本の選別とやることは次から次へと舞い降りたが、
不思議と大変さはなかった。

それより、1人でも多くの手書きに悩む人の力になりたかった。

一つずつ形にし、
編集者のYさんも書道のはな*みちに通い、
生徒さん目線で一緒に作り上げてくれた。

少しずつ増えた生徒さんたちも、共に考え、
みんなで一丸となって一冊の本を作る楽しさがここにあった。

課長決裁、社長決裁、最終的なゴーサインが出るまで
1年近くかかったものの、これでいよいよ前に進める。

そう思ったころ、息子の命が私に宿っていると分かった。

正直、プライベートではいろいろあり、
仕事もまだ兼務していたので、
子どものことはずっと考えていなかった。

このタイミングで、私は母親になれるのだろうか。
不安と迷いはあった。
でも、答えは一つしか選べない。

ならば。

ここから、私の母親起業家としての道のりが始まった。


===

※生徒さんからリクエストがあったので、不定期連載します^^








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最終更新日  2015年03月12日 08時16分25秒
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