書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

2019/12/08(日)19:21

【運命は風まかせではない】

芸術(248)

私はいつも、心打たれればそれが最善と、 情熱が動くままに行動してきました。 一目惚れは自分の人生の統計学。 細胞が惹かれるものは、 自分に嘘をつくことなく、 心を開いて素直に、 そばにいたいと思うのです。 神様は一生懸命な人を見放しはしない。 このシェイクスピアの言葉は、 一生懸命、目の前のことに最善を尽くし、 努力し、心を尽くしている人には、 必ず幸せな日々と最高のステージが待っている。 ただ生きていれば、ふさわしい場所にいける、 という風まかせ的な考えではなく、 一生懸命心を尽くしていれば 神様が私にとって一番しっくりくるところへ ご縁と愛をもって運んでくれる。 そう私なりに解釈し、15年前に書いたものです。 今も、もちろん未熟ですが、 15年前の書なんて、恐ろしくて見ていられない。 でも、15年前の私は、 たしかに情熱のままに筆をとって、 その時、真摯に思ったことを 素直に書いた。 素直な筆。 これは 京都の大先生からの教えでもありますが、 どんなテクニックにも キャリアにも適わないもの。 心が従うままに動かす。 それが素直な筆です。 人間の素をさらけ出すこと。 ちょっと怖いけれどでも、 書とはやはりすべてが人柄であり感情なんです。 俺が俺がの我を捨てて おかげおかげの下で生きる。 日々、いろいろなことがあるなかで、 自分の中のエゴもプライドもみんな置いて、 ただ素直に、心を伝える。 15年前のつたない書を 皆さんにお見せするのは勇気が要りましたが、 それでも、 やっぱり素直な心をお見せできたこと、 このシェイクスピアの言葉を 大切に思っていることが 伝えられて、嬉しかったです。 本日は、特別展の最終日でした。 お運びくださった方、 心を寄せてくださった方、 素敵なお花をお贈りくださった方、 お名前レッスンにご参加いただいた皆さま、 ランチ会にご出席くださった皆さま、 そして、会場には行けなかったけど、 書道のはな*みちを いつも応援してくださっている皆さま、 いつも会場を 快く提供してくださるHamaHouseの皆さま、 優社長、智子さん、山頭さん、 中延さん、私の恋女房さん、 愛するお弟子さんたち、 はな*みちスタッフのみんな 本当にありがとうございました。

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